いきなりの冬到来!温活でフレブルの元気を底上げしよう。
年々春や秋といった合間の期間が短くなっている気がしますが、今年は本当に1日で季節が大きく前に進んだ感がありますね。昨日までクールネックを巻いていたのに今日は毛布に潜り込む愛ブヒを見ると、いよいよ冬が間近だと感じます。しかし通常は徐々に気温が下がる過ごしやすい秋を経て体が寒さに慣れていくものの、こうも突然に冬が来ると体がついていきません。急激な気温の変化はフレブルの体にとっても負担なので、この時期は愛ブヒにも温活を取り入れて様々な不調を寄せつけない工夫をしませんか?
関節が弱いフレブルにとって冷えは大敵。

TA-Y/shutterstock
実は犬は人間よりも関節が弱く、ことフレンチブルドッグは関節トラブルが多めの犬種です。
それはシニア世代になると尚更で、冷えが原因で関節炎になるケースも珍しくありません。
椎間板ヘルニアを患うブヒも少なくなく、関節や足腰の健康というのは彼らの健康寿命を延ばすうえでとても大切。
だからこそ木枯らしが吹く季節は温活が大切なのですが、具体的に犬の温活ってどうすればよいのでしょう。
まず手っ取り早いのはお洋服。フレブルといえばどんな洋服も着こなす最強のファッショナブル犬ですが、犬の服の多くはトップスが中心。

WilleeCole Photography/shutterstock
だから冷えがちな腰回りや足はほぼカバーされていないのが実情です。
モコモコのアウターを羽織っていても下半身は丸出しという姿、人間だと即逮捕案件ですがブヒだと普通ですよね。
けれど温活の場合、より冷えがちな腰や足元を温めるのがポイントなのです。
例えば腹巻きをしたり犬用レッグウォーマーをして足の関節を温める、寒い日のお散歩は下半身もカバーできるロンパースを着せるのもおすすめ。
また、散歩後は足や腰をマッサージして筋肉をほぐし、血行を促すのも温活のひとつです。
マッサージと聞くと難しく感じるかも知れませんが、足の付け根や腰を掌で温めるように優しくさするだけでも大丈夫。
強く揉んだりせず手の温度でじんわり温めるイメージでほぐしましょう。
なおブラッシングも血行促進に効果的なので、日頃のケアをかねてぜひブラッシングを毎日の習慣にしてくださいね。
今日からできる温活アイデア。

Firn/shutterstock
寒い日に暖かな飲み物を飲むと体の内側からあったまるけれど、これはフレブルも同じ。
体を中から温めるには口に入れるものも大事なのです。
フレブルオーナーさんには相棒に手作り食を与えている人が多いけれど、寒い時期はレンジでおよそ40度、イメージとしては人肌くらいに温めるのがおすすめです。
温めることで香りが引き立つので食欲をそそるだけでなく、消化もしやすくなるというメリットも。
これは手作り色だけでなく市販のペットフードも一緒で、少しふやかして温めてからあげると食いつきも消化も良くなりますよ。
ただし注意すべきなのが、市販のドッグフードの場合60度以上に加熱すると栄養素や酵素が破壊される可能性があるということ。
せっかくの栄養素を壊してはドッグフードの意味がなくなるので、温める温度には温度に気をつけて。
また、飲み水を白湯にするのも手軽にできる温活アイデア。

Stanislav71/shutterstock
やかんなどで沸かした水を飲める温度にまで冷ますだけと簡単で、通常の水より口当たりが柔らかになるので飲みやすくなります。
それに加えて冷えの改善や老廃物の排出効果もあり、続けることで免疫力もアップ。
白湯はフレブルにはもちろんオーナーさんにも効果的なので、愛ブヒと一緒に温活するのも良いのではないでしょうか。
特にパピーとシニアは温活が大事。

Natalie Shuttleworth/shutterstock
暑さや寒さといった気温に特に影響を受けるのは、パピーやシニア犬、そして持病のあるブヒ。
冷えの影響を受けやすい彼らにとって、温活は毎日の健康を下支えするための必須活動とも言えます。
特にパピーやシニアブヒは胃腸が弱いことが多いのでお腹を冷やさないこと。
同様に背中には腎臓や泌尿器の神経が集中しているので背中もしっかりと温めてあげることが大切なのです。
なお、体を温める食材は肉や魚といったタンパク質が代表的ですが、ブヒの好物であるサツマイモや栗、カボチャも温活に欠かせない食材。
冬場のおやつにホクホクの焼き芋なんて温活視点で見ても最高ですね。
ところで女性の中には足先がやたらと冷えるという末端冷え症で悩む人がかなりいますが、犬も足先が冷えがち。
足先を手で軽く握ってみて肉球が冷たくなっていたら体が冷えているサインなので、散歩後に足を洗う際などはしっかりドライヤーで乾かすと同時に温めてあげましょう。

Vera Petrunina/shutterstock
また、愛ブヒを留守番させる際に暖房をつけっぱなしにするのは火災などの面を考えると心配ですよね。
そんな場合は電気を使わず犬の体温で暖かくなるペット用のホットマットや湯たんぽ、カイロなどを活用するのが安心です。
湯たんぽやカイロなどは直接肌に触れないよう、寝床のブランケットの下などに入れて低音やけどしない程度に覆ってあげましょう。
おわりに

Balkonsky/shutterstock
夏の暑さに比べれば寒い冬の方が断然好きだというフレブルオーナーさんは多いですが、寒さによる冷えもブヒの体に負担をかけます。
とりわけ今年のように急激に気温が下がる時は体調を崩すフレブルが増えるため、毎日できる温活で寒い季節の健康ケアをしてあげてはいかがでしょう。
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