2021年4月8日70,167 View

【中川大志インタビュー】エマは犬ではなく、大切な娘です。国宝級イケメンが愛犬のフレンチブルドッグと一緒に登場

『FRENCH BULLDOG LIFE』に国宝級イケメン登場! 俳優の中川大志さんが、愛犬であるフレンチブルドッグのエマちゃん(2歳の女の子)にメロメロとの情報を聞きつけ、中川さんを直撃。そのフレブル愛をたっぷり語っていただきました。他のフレブルオーナーさん同様、濃すぎる親バカエピソードが次から次へと飛び出しました。

共演がキッカケで、フレブル愛に歯止めがきかなくなった!?

中川大志と愛犬のフレンチブルドッグ

エマちゃんを愛用バギーに入れて取材場所にやってきた中川大志さん。

 

今回はエマちゃんとの代官山お散歩風景を撮影しました。

 

途中、立ち寄った公園では、“お手”や“お座り”の指示を出すも、いつもと違う環境にとまどったのか!? エマちゃんはすまし顔で完全スルー。

 

「いつもはちゃんとできるんですよ」と、必死にフォローする大志パパのその姿に、一瞬で溺愛っぷりが判明しちゃいました。

――そんな愛犬・エマちゃんとの出会いから教えて!

中川大志と愛犬のフレンチブルドッグ

 

中川さん(以下、敬称略):昔、家でシーズー犬を飼っていたんですが、フレンチブルドッグもずっと気になっていて。

 

1頭目の子が死んでしまい、それから3年後ぐらいに、ある雑誌でフレブルと共演する機会があったんです。

 

そのときに、「やっぱりフレブルかわいいなー」と思って。

 

共演したフレブルのオーナーさんは、都内で犬の洋服屋さんをされていて、その子も看板犬としてお店にいると聞いたので、取材後お店まで会いに行ったんです。

中川大志と愛犬エマ

——ハートをガッチリ掴まれちゃったんですね。

中川:そうなんです(笑)。そこでオーナーさんに僕もフレブルを飼いたいと思っていることを話したら、その子を譲ってもらったブリーダーさんに、その場で連絡をしてくれて。

 

「ブリンドルを探している」と伝えると、「いまちょうど、生後2カ月ぐらいのブリンドルの女の子が1頭だけいる」ということで、その日にすぐ会いに行っちゃいました(笑)。

——すさまじい行動力!(笑)

中川:はい。で、見てしまったらもうダメで。

 

「この子だ!」と一目ぼれ。その場で飼うことを決めちゃいました。

 

それから飼う準備をして、家に来たのは1カ月半後ぐらい。2018年12月から飼い始めました。

 

ちょっとアホなところもオッサンみたいなところも、癒やしでしかない!

中川大志と愛犬のフレンチブルドッグ

——エマという名前もかわいいですが、名前の由来は?

中川:以前飼っていたシーズー犬の名前がロビンで。

 

これは『THE YELLOW MONKEY』のボーカル吉井和哉さんのバンドネーム“ロビン”から取ったもので、イエモンファンの父がつけたんです。

 

2頭目も、イエモンのギターの菊地英昭さんのバンドネーム“エマ”からいただきました。

中川大志と愛犬のフレンチブルドッグ

——中川さんが思うフレブルの魅力とは?

中川:一言でいえばアホっぽい感じ(笑)。

中川大志と愛犬のフレンチブルドッグ

 

マイペースでブヒブヒ言っていて、あまり賢そうには見えないじゃないですか。それがかわいくてかわいくて。

 

寝るときの体勢なんてオッサンみたいで、いびきもすごいし。

 

僕がソファに座ってテレビを見ている横でエマが爆睡してると、エマのいびきでテレビに集中できない(笑)。

 

マイペースで自由気ままで、その姿を見ていると癒されますね。

中川大志の愛犬,フレンチブルドッグ

今日のエマちゃんの洋服は中川さんが自らリメイクした1点ものだそう!

——愛嬌のかたまりって感じですね。

中川:(中川さんの横にやってきたエマに目をやり)この座り方、見てください。オネエ座りみたいでしょ(笑)。

 

足を突き出して、テディベアのように座っていることもあるし。

 

人間のオッサンみたいな動きをしたり、見ていてホント飽きないんです。

 

親バカでもあり、ブヒバカでもある! フレブルはどの子もかわいい

中川大志と愛犬のフレンチブルドッグ

——かわいくてたまらんって感じですね。実際、エマちゃんはフレブルの中でもかなり美人さんかと! 

中川:僕は親なんで、そう思いますけど…(と照れ笑い)。

 

親バカなので、うちの子を「美人さん」と言われるのは嬉しいです。

 

フレブルはホントに1頭ずつ顔が違うんですよ。でも、よその家のフレブルもそれぞれみんなかわいいと思います。

中川大志と愛犬のフレンチブルドッグ

——フレブルオーナーさんは一様に“フレブル愛”が強いですよね。

中川:そうなんですよ。僕も道でばったりフレブルに出会うと嬉しくて、つい寄っていってしまう。

 

仕事現場で共演者やスタッフさんからフレブルを飼っているという話を聞くと、「うちもフレブルです!」と、前のめりになっちゃいますから。

 

他の犬種だとそこまで盛り上がらないと思うんですけど。フレブルオーナー同士は、一瞬で結束が強まりますよね。

 

それは不思議だなと思います。

中川大志と愛犬のフレンチブルドッグ

<衣装協力>シャツ¥64,000、Tシャツ¥17,000、パンツ¥70,000、シューズ¥30,000/すべて メゾン ミハラヤスヒロ

——中川さんが愛犬以外に「かわいい」と思うフレブルはいますか?

中川:いますよ。インスタでよそのフレブルを、めっちゃ見てますから。

——チェックされているんですね。推しのフレブルはいますか?

中川:うちと同じブリンドルの“apollo(インスタグラム @_apollo.m_)”ちゃん。エマに顔が似てる気がするんです。

中川大志と愛犬のフレンチブルドッグ

——もちろん、エマちゃんの写真も撮りまくっている?

中川:撮りまくってます。携帯のカメラロールはほとんどエマの写真です(笑)。

 

ご多分に漏れず、エマちゃん中心の生活です!

中川大志と愛犬のフレンチブルドッグ

——今はエマちゃん優先の生活ですね。

中川:そうですね。家にはお留守番カメラをつけていて、撮影の合間やメイク中にチェックしたり。

 

見ると、ほぼ寝ていますが。

 

家にいるときも、僕がソファに座ろうとするとエマが独占していて座れなかったりする。

 

そういうときは寝かしておきます。

——夜、エマちゃんが寝ているのは犬用のベッド?

中川:実はベッドは何個か破壊されていて…。

 

今は落ち着いてきましたが、小さい頃はなんでも噛んでしまい、ベッドを買い与えても、家に帰ると綿だらけ状態(笑)。

 

結局、人間用のソファで寝ています。

中川大志と愛犬のフレンチブルドッグ

——中川さんのベッドで一緒に寝ることはない?

中川:基本、ベッドにはあげないようにしているので。

 

僕のベッドは高さがあるので、飛び降りられず、トイレに行きたいときにも行けないですし。

 

エマのケガ予防や足腰のためにも、あげていないんです。

 

だから最近は、僕がリビングに布団と枕を持っていって、ソファでくっついて寝ています(笑)。

——今、日本中の女子がエマちゃんになりたいと思いましたよ!

中川:アハハ! エマに自分から寄っていっちゃってますね(笑)。それが幸せな時間なんです。

 

エマは犬ではなく、大切な娘。早く家に帰りたくてしかたない。

中川大志と愛犬のフレンチブルドッグ

スタッフの持ってきた鹿肉トリーツを前にしたら、一発でお手成功!

——エマちゃんを飼っていることで、仕事でプラスになっていると感じることは?

中川:やっぱり日々の癒しですね。

 

普段、たくさんの人の前に出たり、見られたりする仕事ですが、家に帰ったら、エマと二人っきりでソファでダラダラしています(笑)。

 

エマがいる時間が癒しだし、早く家に帰りたくて仕方がない(笑)。

 

なるべく家で過ごしたいので、友達とも外で遊ぶのではなく、家に来てもらうことが増えました。

中川大志と愛犬エマ

——“二人”っきりというワードに愛を感じます!

中川:僕にとっては、人間と一緒なので、“二人”ですね。本当に子供みたいな存在。

 

昔、シーズーを飼っていたときは自分も子供だったので、一緒に育ってきた兄弟といった感じでした。

 

だけど今は、自分が世話をしているので、エマは娘。親みたいな感覚ですね。

 

かなりの“愛ブヒ家”であることが判明した中川さんの主演映画『砕け散るところを見せてあげる』が近日公開。

 

映画の撮影を行っていたのはエマちゃんが中川さんの家にやってくる直前、2018年秋のこと。

 

「撮ったのはだいぶ前なのですでに懐かしい」と話す映画の撮影エピソードや見どころを伺いました。

 

劇中に登場する変身ポーズのヒミツも!

 

ただのラブストーリーにあらず。常識を覆す、衝撃の愛の物語に号泣必至!

砕け散るところを見せてあげる

【Story】《常識を覆す、衝撃の愛の物語》

平凡な日々を送る濱田清澄はある日、学年一の嫌われ者と呼ばれる孤独な少女・蔵本玻璃に出会う。

 

玻璃は救いの手を差し伸べてくれる清澄に徐々に心を開くようになるが、彼女には誰にも言えない秘密があった...。

 

その秘密に気づき始めた清澄に<恐るべき危険>が迫り、友人の田丸や尾崎姉妹も心配する

中、物語は予測できない衝撃の展開を見せていく。

 

この物語は、ラブストーリーなのか、サスペンスなのか...。ラストは世代を超えた壮大な愛に包まれる。

——本作は大切な人を守るためにヒーローになろうとした少年の物語ですが、演じた濱田清澄をどう捉え、どんな部分を意識して演じられましたか?

中川:大事にしたのは「清澄をやりすぎない」ということ。

 

清澄はカッコつけたり、無理に背伸びしているわけでもなく、気取りのないナチュラルな高校生なので、“自然体”を意識して演じました。

 

清澄のセンスあるツッコミや言葉のチョイスも好きで、そういうナチュラルな感性を出したいと思って。

 

そのためには僕自身もピュアな気持ちで自然体でやらないと、清澄があざとく見えてしまうので、あざとくならないように気を付けました。

——あまり考えすぎず、その場で感じたことを大事に演じられた?

中川:そうですね。「ああしよう、こうしよう」と作り込まず、本番で起きたことに対応する感じで、1回1回集中してやりました。

 

例えば、トイレに閉じ込められた玻璃を助けるシーンや、お汁粉を食べるシーンなどは1シーンで(台本)10ページ以上あったりするんですよ。

 

それを1カット長回しで撮ったりするので、10分ぐらいカメラが回りっぱなしのこともあり…。

 

とにかく清澄として、流れに身を任せて演じていました。

 

あとは、玻璃という女の子あっての清澄なので、玻璃がどんな顔をしているのか、どんなことを思っているのか、そこを意識して演じました。

中川大志

——清澄と玻璃が心を通わせていくシーンや友達とのやりとりはかなり笑えて、心がほっこりしました。

中川:特に松井愛莉さんと清原果耶さんが演じる尾崎姉妹とのやりとりは面白いですよね。

 

尾崎姉妹に対して清澄は基本ツッコんでるんですけど、そのツッコミ方もセンスあるし。

——観ると温かい気持ちになり、人を好きになることの尊さに気付かせてくれる作品ですよね。

中川:そうですね。本作は長い愛のお話。

 

愛といっても男女のLOVEだけではなく、家族愛だったり、大きな愛が続いていくというか…。

 

そこは最後まで見ていただければわかると思います。

——ヒーローになろうと立ち上がる清澄の変身ポーズもコミカルで印象的でした。

中川:アクション部さんが作ってくれたポーズに、僕がちょっとアレンジを加えています。

 

変身ポーズの最後は右手にお箸、左手にお汁粉のお椀を持っている格好なのですが、そのお箸を最後に開くという演出は僕が提案しました。

 

ネタバレになってしまうのであまり言えませんが、ヒーローになろうと思い続けた男の物語なので、変身ポーズはかなりキーポイント。

 

ぜひ劇場でチェックしてください。

PROFILE

中川大志

中川大志(なかがわ・たいし)

1998年6月14日生まれ、東京都出身。

2009年、芸能界デビュー。以降、数多くの映画やドラマに出演。主な出演作は映画『坂道のアポロン』、『虹色デイズ』、連続テレビ小説『なつぞら』、ドラマ『花のち晴れ~花男Next Season~』、『G線上のあなたと私』など。近日公開予定の映画『ソニック・ザ・ムービー』では主人公・ソニックの声を担当。

 

撮影/立松尚積 スタイリスト/徳永貴士 ヘアメイク/堤紗也香 取材・文/関川直子

 

衣装協力/メゾン ミハラヤスヒロ(東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズB1F TEL:03-5770-3291) 

 

撮影協力/サタデーズニューヨークシティ東京店 

サタデーズニューヨークシティ東京店 ,中川大志

【SHOP DATA】

ペットと一緒に入れるドッグフレンドリーなニューヨーク発のセレクトショップ。こだわりのエスプレッソが飲めるカフェも併設。

住所:〒153-0042 東京都目黒区青葉台1丁目5-2 代官山Ⅳビル1F

TEL:03-5459-5033

 

 

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