フレブルオーナーの絆が深い、その理由
犬の種類は多々あれど、フレンチブルドッグのオーナー同士ってなんだか妙に絆が深いように感じたことはありませんか?例えば散歩中の道端でよそのブヒを見つけるとどちらともなく声を掛け合いその場で情報交換をしたり、初対面にもかかわらずブヒトークで盛り上がるなんてこともしばしば。もちろん同犬種同士の繋がりはブヒに限らずあるけれど、フレブルオーナー達の絆はとびきり強いように感じます。強固な絆を築くブヒオーナー達、果たしてその理由とは?
手のかかるコ達だからこそ情報が命
ペチャッと潰れたお顔が愛くるしいフレブル達は、短頭種ゆえのお悩みが多い犬種。そのため暑さ対策や麻酔技術に定評のある動物病院の情報など、同じ犬種だからこそ共感し共有できる有益な情報をひとつでも多く知っておきたいもの。
他犬種なら「そこまで気温に神経質にならなくてもいいのでは?」と驚かれるような場合でも、フレブルオーナー同士なら「そうよね〜」と瞬時に分かり合えます。
実際に夏場のフレンチブルドッグは首に保冷剤を仕込んだスヌード、お散歩バッグには予備の保冷剤やたっぷりのお水など、暑さに強いワンコのオーナーさんからすれば過保護にさえ映る重装備。
それも全ては愛ブヒを思ってのことだけど、フレブルの特性を知らない人から見るとやりすぎと思われてしまうこともありますよね。だけどブヒオーナー同士なら、同じ目線でワンコに対する悩みを相談でき、自分が持つ情報をそのまま役立ててもらうことが可能です。
例えばこの夏、東京でご家族の留守中に動物病院に預けられていたフレンチブルドッグが迷子になる事案がありました。その時にはその情報が瞬く間にSNSで全国に拡散され、近隣のオーナー同士が協力してスピーディーに動いた結果、迷子のフレブルが無事保護されたというニュースを耳にしたフレブルオーナーさんも多かったのではないでしょうか。
このニュースに関しても、やはり真夏の高気温に弱いブヒだからこそ一刻も早く保護する!というオーナー同士の共有意識があったように思います。同じ種類だから何が命取りとなるのかを直感的に理解し共有しあえる。これは同様の心配を持つオーナー同士だからこそ生み出せた絆なのかもしれません。
マニア好きするその姿が仲間を呼ぶ!?
いわゆる「ハナペチャ」とくくられる犬種には、フレンチブルドッグやイングリッシュブルドッグ、ボストンテリアにパグなどが代表的。
彼らはいずれも古くから愛されてきた犬種でどの時代にも「愛好家」と呼ばれるマニアおり、今でこそブームとなっているフレンチブルドッグも実は古くから根強いファンがいる犬種。そのためフレブルオーナーの中には今まで何頭ものフレブルと暮らし、彼らの特徴や性質を熟知した先輩オーナーがいるのです。
なぜそこまでハナペチャが愛されるのか。それは言わずもがな、その独特のルックスや愛すべきイビキ、そして「手がかかるから」というのも大きな理由でしょう。「手がかかる」と言葉にすればマイナスなイメージを与えるものの、実際は手がかかるほどに互いの距離は縮まり、手をかけるほどにその存在は愛しいものとなるのではないでしょうか。
彼らは決して玄関先で快適に過ごせるわけではない犬種だけに、彼らとより心地よく暮らすにはオーナー側に配慮と工夫が必要。だからこそそのための情報を共有したい。もっと快適で幸せに暮らせるブヒが増えて欲しい。そんなシンプルな願いこそが、オーナー同士の間に仲間意識を持たせる理由と言えるでしょう。
フレブルが集まるイベントへ行ってみよう
近所に他のフレブルオーナーがいない、どうやって他のオーナーさんを見つけるのかわからない、という人にオススメなのが、フレブルオーナー同士の社交の場となるイベントに参加すること。
代表的なイベントには2017年10月におこなわれた「フガサミット」や「FBI(フレンチブルドッグ愛)」などがあり、これら大型イベントの場合だと遠方から愛ブヒと一緒に遠征するオーナーさんも多く、グッズを販売するショップも多数出店して賑わいます。
ただ、場所によっては遠すぎて参加できない人もいるため、手っ取り早く他のフレブルオーナーと繋がりたいのなら地元のドッグランなどで開催されているオフ会をこまめにチェックするのが得策。
フレブルオーナーさんにはブヒ同様にフレンドリーな人が多いので、ブヒの集まりがないかを聞いてみるのもオススメです。ちなみに、ブヒ関連のイベントやオフ会はブヒ達が快適に過ごせる秋から冬の間に開催されることが大半なので、ちょうどこれからがハイシーズン!イベントでは普段はSNSでしか繋がっていないブヒに実際に会えることも多いため、憧れのブヒに会えちゃう可能性だってありますよ。
おわりに…
同じ悩みや心配事を共有できるのは同犬種のオーナーならでは。数ある犬の種類の中でも個性的なブヒを相棒に選んでいるということは同じセンス(?)を持つ者同士でもあるため、もしかすると飼い主さん同士にもどこか似たところがあるのかも。
もし身近にフレブルの集まりがない場合、SNSを使って自分がオフ会を主催できるのも今の時代の良さですよね。積極的にブヒの輪が広がってブヒに関する情報が共有できるようになれば、しつけや心配事で悩むオーナーさんが少なくなるかもしれませんね。
おすすめ記事
-
【取材】ロッチ中岡〜そのフレブル愛、ガチ中のガチ。隠れブヒラバーが語る、細かすぎる魅力とは〜【前編】
みなさんが愛犬家ならぬ“愛ブヒ家”として思い浮かぶ芸能人といえば、草彅剛さん、レディー・ガガさんなど、フレブルを飼っている方が多いと思います。が、ロッチ中岡さんも、じつは大のフレブルラバーだというのをご存知ですか? フレブルを飼っていないのにもかかわらず、中岡さんのインスタグラムを覗くと、たくさんのフレブルアカウントがフォローされていて、わが『FRENCH BULLDOG LIFE』モデルのnicoやトーラスも、その中の一頭。
そんな中岡さんに、フレブルの魅力を語っていただきました。そのブヒ愛っぷりは、思ってた以上! ガチ中のガチでした!?
取材 -
【取材】9歳で脳腫瘍を発症し「4年7ヶ月間」生存。フレンチブルドッグ・桃太郎の奇跡と軌跡
愛犬が「脳腫瘍」と診断されたとき、言葉にできない絶望感を味わうことと思います。筆者も脳腫瘍で愛犬が旅立ったひとり。だからこそ、どれほど厄介で困難な病気かを理解をしているつもりです。「発症から1年生存すれば素晴らしい」とされるこの病気。
ところが、フレンチブルドッグの桃太郎は9歳で脳腫瘍を発症し、なんと4年7ヶ月間も生き抜いたのです。旅立ったときの年齢は13歳と11ヶ月、レジェンド級のレジェンドでした。さらには、治療後3年間は一度も発作が起きなかったといいます。
この事実はフレンチブルドッグだけでなく、脳腫瘍と闘う多くの犬たちに勇気と希望を与えるに違いありません。桃太郎のオーナーである佐藤さんご夫婦に、治療の選択やケアについて詳しくお話しをうかがいました。
取材 -
【取材】上沼恵美子さん「もう一回だけ抱きしめたい」愛犬ベベとの12年間
運命の子はぼくらのもとにやってきて、流れ星のように去ってしまった。
その悲しみを語ることはなかなかむずかしい。
けれども、ぼくらはそのことについて考えたいし、泣き出しそうな飼い主さんを目の前にして、ほんのすこしでも寄り添いたいと思う。
その悲しみをいますぐ解消することはできないが、話をきいて、泣いたり笑ったりするのもいいだろう。
こんな子だった、こんなにいい子だった、ほんとうに愛していたと。
ぼくらは上沼恵美子さんのご自宅へ伺って、お話をきこうと思った。
取材 -
【販売開始!】フレブルオーバーオール「UNIVERSAL OVERALL × W-OKI KENTA × フレブルライフ」
アパレルブランド「UNIVERSAL OVERALL(ユニバーサルオーバーオール)」と、沖縄在住のフレブルオーナーで人気タトゥーアーティスト「W-OKI TATTOOのKENTA」。そしてフレブルライフのトリプルコラボで完成した、フレブルオーバーオール。
ストア情報
フロントプリント、バックプリントの2展開で、それぞれフレンチブルドッグのイラストも違います!
イベント「フレブルLIVE」で先行販売しましたが、ついにフレブルライフストアで販売スタートです! -
【中川大志インタビュー】エマは犬ではなく、大切な娘です。国宝級イケメンが愛犬のフレンチブルドッグと一緒に登場
『FRENCH BULLDOG LIFE』に国宝級イケメン登場! 俳優の中川大志さんが、愛犬であるフレンチブルドッグのエマちゃん(2歳の女の子)にメロメロとの情報を聞きつけ、中川さんを直撃。そのフレブル愛をたっぷり語っていただきました。他のフレブルオーナーさん同様、濃すぎる親バカエピソードが次から次へと飛び出しました。
取材 -
【取材】脳腫瘍治療のスペシャリスト・長谷川大輔教授が進める脳腫瘍の最新治療とは
フレンチブルドッグは脳腫瘍になりやすい犬種だといわれています。事実として、てんかん発作の症状が出てMRI検査を受けたフレンチブルドッグのうち、「約70%が脳腫瘍」と診断されたというデータも。犬の脳腫瘍は残念ながらあまり良い予後は期待できず、根本的治療も身体に負担がかかることから、私たちオーナーは希望を失いがちになります。
そんな脳腫瘍治療に、新たな風が吹こうとしているのです! このプロジェクトの先陣を切る、日本獣医生命科学大学・長谷川大輔教授にお話しをうかがいました。
取材 -
【取材】川口春奈とアムのやさしい世界。ー大人気女優は生粋のフレブルラバー
いまをときめく人気女優が、フレンチブルドッグラバーであるという事実。
そうです、その人は川口春奈さん。
アムちゃんというパイドの女の子と暮らしています。
話を聞けば聞くほど、そして春奈さんとアムちゃんのやりとりを目の当たりにするほどに、そのフレンチブルドッグ愛がわたしたちのそれとまったく同じであることに、なんだかうれしくなってしまったのでした。
春奈さんとアムちゃんのすてきな暮らしを、BUHI編集長の小西がいつくしみながら、切り取らせていただきます。
-
【イベントレポ】のべ6,500人・4,500頭のフレンチブルドッグが集結!「フレブルLIVE2023」の全貌大公開!
第二回『French Bulldog LIVE 2023(フレブルLIVE)』が、無事閉幕しました!
今年は思い切っての2daysチャレンジ。当日までどうなるかドキドキでしたが…なんと、のべ「6,500人・4,500頭のフレンチブルドッグ」が集結。
開催地の山中湖はもちろんのこと、道中のサービスエリアもフレブルだらけで、他犬種のオーナーさんは「何があるんですか!?」と驚いていたとか(そりゃそうだ笑)。
さぁみなさん、いよいよ「フレブルLIVE 2023」のレポートをお届けです!
今年参加してくださった方も、来年こそと意気込んでくださっている方も、臨場感たっぷりのレポートをお楽しみください!
フレブルLIVE -
【愛ブヒのお肌に悩む方へ】THE fu-do(ザ・フード)を食べて「納得のいくお肌」になるまでの、3ステップとは!?
販売からわずか半年で20万食を突破し、満足度95%を超える「THE fu-do(ザ・フード)」。
フレンチブルドッグの中でも特にお肌に悩む子には、積極的にお召し上がりいただきたい!
そして、どうか焦らないでください。フレンチブルドッグの体質を踏まえると、納得のいくお肌になるためには、最低でも3ヶ月はかかります。
でも大丈夫。今回は、すこやかなお肌を目指すための「3ステップ」をお伝えします! 毎日のボディチェックが、ますます楽しくなりますよ。
ザ・フード -
【PUFFY出演決定!】フレブルLIVE 出演アーティスト発表【第一弾!】
今年の『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』は、11/9(土)-10(日)の2days!
「フレブルLIVE」の特徴は、二日間でコンテンツが異なること。
一日目は愛ブヒとオーナーさんが主役の参加型コンテンツ。そして二日目は、アーティストによる音楽フェスが中心です!
今回は、音楽フェス(二日目)の出演アーティスト発表第一弾!
なんと、オーナーにも「世代」が多いPUFFYの出演が決定しました!
フレブルLIVE -
【ロッチ出演決定!】フレブルLIVE「11/9(土)」の司会はフレブルラバーのロッチ!
『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』は、11/9(土)-10(日)の2days!
一日目は愛ブヒとファミリーが主役になる、参加型コンテンツ。
二日目はアーティストを呼んで、史上初の愛ブヒと楽しめる音楽フェスを開催。
2daysで大きく内容が異なるのも「フレブルLIVE」の魅力です。
そして…今年の司会は、待望の「ロッチ」が登場!
みなさん! ついにロッチのお二人が「フレブルLIVE」にやってきます!
フレブルLIVE -
【肉球の香りがするビール、誕生】イラストは千原ジュニアさん【フレブルLIVEで先行販売!】
『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』は、11/9(土)-10(日)の2days!
今年は例年以上に反響があり、二日間ともに駐車場付きチケットがSold outとなりました!
年々パワーアップしている「フレブルLIVE」ですが、今年はオリジナルのクラフトビールを制作。
世界初・肉球の香りがするビールで、その名も「Paw Pad Ale」。
パッケージのイラストは、なんと千原ジュニアさんが手がけてくださいました。
フレブルLIVEにて、先行販売いたします!
フレブルLIVE
特集
-
フレンチブルドッグの性格/基本情報
からだの特徴や性格、歴史など基本的なフレブル情報をご紹介!
-
子犬/はじめてのフレンチブルドッグ
フレブルビギナーの不安を解消!迎える前の心得、揃えておきたいアイテム、自宅環境、接し方などをご紹介
-
フレブル病気辞典
獣医師監修のFrenchBulldogLifeオリジナル病気辞典。愛ブヒを守るための情報満載
-
フレブルライフ ストア
本当にいいものだけを、厳選紹介。FBLの公式オンラインストアです
-
French Bulldog LIVE⚡️2024 (フレブルLIVE)
-
7周年特別企画「プロジェクト7」
-
【特集】レジェンドブヒの肖像ー10歳を超えて
10歳オーバーの元気なブヒを取材し、長寿の秘訣を探る。
-
【特集】5歳からのミドルシニアLIFE
ご長寿ブヒをめざすヒントがここに!
-
【特集】FBL編集部の「アバウトな幸福論」
-
【特集】編集部厳選!本当に使えるドッグギア
フレブルと暮らす編集部が、自信をもって紹介したいアイテムとは!?
-
【特集】もしものときの名医名鑑
ヘルニアやガンなど、その道の名医たちを独占取材!
-
【特集】わたしは、愛ブヒのリーダーになるのダ。
プロドッグトレーナーが、リーダーになるための秘訣を解説!
-
【特集】短命拒否権ーフレンチブルドッグは、もっと生きる
この特集は、『短命』のレッテルを返上するための、有益なフレブル生活記録簿です。
-
虹の橋
愛ブヒが虹の橋へ向かう準備をするための場所
-
フレブル里親/保護犬情報
French Bulldog Lifeでは、保護犬を一頭でも多く救うための活動支援をしています。