【取材】フレブルのための一軒家〜おとうふハウスに行ってきました〜
みなさんはInstagramで大人気のフレンチブルドッグ「とうふ」をご存知ですか?
とうふのオーナー落合正行さんは、一級建築士の資格をもっているそうで、2016年にとうふのことを考えて一軒家を建築(通称:おとうふハウス)。現在、奥さんととうふの3人で暮らしています。
狭小住宅の弱点をアイデアで乗りきると同時に、フレンチブルドッグのことを考えぬいて建てられた、おとうふハウス。French Bulldog Lifeが独占取材をしてきました!
目次
- 黒を基調にしたクラシックな外観
- さっそく自宅の中へ
- 階段は、とうふが昇れないように工夫
- ひとつめの階段をのぼってリビング&キッチンへ
- ソファは高さのないもの、フローリングは滑らない床材を使用
- ケージやトイレシートもデザイン性が高い!
- リビングに「小さな庭」がある!?
- 3階は、落ち着いた雰囲気のベッドルームとお風呂場
- 洗面所と寝室をつなぐ小さな窓が、化粧台代わり
- お風呂場には洗濯物を干すスペースも
- 狭小住宅の弱点をアイデアでカバー
- とうふに会えるチャンス!?週末は、1階でコーヒーショップを
目次
黒を基調にしたクラシックな外観
おとうふハウスは、黒を基調にしたクラシックな外観。
3階建てで、ガラス張りの1階は、ご主人の建築設計事務所になっています。
さっそく自宅の中へ
玄関をあけると、8畳ほどの空間的なスペースが。(しれっと、とうふの登場です!)
ここはゲストルーム。お互いご両親が遠方に住んでいるという落合さん夫婦。両親が遊びに来たときに泊まれるように用意したそう。
おやおや、ゲストルームの外に小さなシャワーが。
じつはこれ、木の板を外すことができるんです。
お散歩後に足を洗ったり、夏場は水浴びをしたり。まさに、とうふのためのスペース。
階段は、とうふが昇れないように工夫
空間的なこちらの階段。(上から見た様子)
もちろん、とうふの使用は禁止。抱っこで上り下りします。
ここで驚きなのは、とうふが勝手に上り下りしないよう工夫されているところ。
ご夫婦が階段を使うときは、この木の台を設置。
台を隠せば、とうふは上ることができなくなります。
ひとつめの階段をのぼってリビング&キッチンへ
こちらが、生活の基盤となるリビング&キッチン。
キッチン側。
小さな窓をたくさん作ることで、たっぷり日差しが入るように工夫されています。
とうふのお気に入りは、ちょうど陽があたる場所に置かれた大きなベッド。パパとママの顔だって見えます!
気持ちよさそう!
ソファは高さのないもの、フローリングは滑らない床材を使用
リビングにも、とうふへの思いがたっぷり詰まっています。たとえば、ソファは飛び降り防止のために、高さのないものをチョイス。
フローリングは、体にやさしい青森産の無垢材を使用しています。部屋のデザイン性を高めるために木と石、2種類使うという工夫も。
石材も、とうふの足にやさしいものを選んでいるそうです。
ケージやトイレシートもデザイン性が高い!
ケージやトイレシートも、インテリアを邪魔しないクラシックなデザイン。
トイレットペーパーや消臭剤もオシャレに見えてきます。
ケージの横には、とうふ専用の小窓が。
お水がいっそうおいしくなるね。
リビングに「小さな庭」がある!?
狭小住宅は、土地がせまく、庭をつくるのが難しいというご主人。ならば部屋の中に作ってしまおう!ということで、リビングに庭を作ったそう。
大きなもみじの奥に見える外の様子。じつはこれ、窓がないんです!
雨がふったら、厚いガラスの扉(写真右)をピッチリ閉めれば問題なし!
ガラスの扉を閉めれば、ここでBBQだってできちゃいます。最高ですね!
3階は、落ち着いた雰囲気のベッドルームとお風呂場
さて、3階へ行ってみましょう。
階段をのぼってすぐ左手にあるのが、寝室。
リビングとは違った配色で、壁は落ち着きのあるダークブラウン。夜は、ご夫婦ととうふ3人で眠るそうです。
風が気持ちいいね。
洗面所と寝室をつなぐ小さな窓が、化粧台代わり
洗面所と寝室をつなぐ壁を小さくくり抜くことで、化粧台代わりに。
余計なものを置く必要がないので、一層部屋が広く感じます。洗面所にいるご主人と会話もできちゃうんですよ。
お風呂場には洗濯物を干すスペースも
こちらはお風呂場。ここでも、足元にやさしい木材を使用。
お風呂場からは洗面所が見えます。いつでもどこでも家族の顔が見られるのは、嬉しいですね。
お風呂場の奥には、洗濯物を干すスペースも。
ちなみに、さらに上には収納スペースまであるんですよ。物があふれない工夫も、空間的なインテリアをつくりあげるポイントですね。
狭小住宅の弱点をアイデアでカバー
じつはおとうふハウス、およそ10坪なのだそう。
土地が足りないからと諦めてしまいそうな足洗い場や、庭をアイデアでカバーし、同時に、化粧台やクローゼットなど、余計なものを置かなくて済むように設計することで、空間を確保。
そして、随所にあらわている、とうふへの愛。
愛ブヒと暮らす家を作りたいと考えている方は、フレブルオーナーでもある落合正行さんに相談してみてはいかがでしょうか。もちろん、マンションのリフォームなども受け付けているそうです。
とうふに会えるチャンス!?週末は、1階でコーヒーショップを
落合さんご夫婦は、大のコーヒー好き。週末は、1階の事務所を使って、コーヒーショップ「いけのうえスタンド」を開くそうです。
もちろん、とうふもいますよ。
おいしいコーヒーを飲みながら、ご夫婦といっしょにフレブルトークに花を咲かせてみてはいかがでしょうか。
新築、リフォームのご相談はこちらへ。
PEA.../落合建築設計事務所
TEL:03-3772-0560
《いけのうえスタンド》週末限定コーヒーショップ
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