フレンチブルドッグを迎える準備が整い、ついに子犬がやってきた! 事前準備もシミュレーションもバッチリだけど、いざ目の前にするとどのように接すればいいかわからない方も多いはず。触ってはいけない場所は?ごはんはどうやってあげるの?などなど、接し方についてご紹介しましょう。
睡眠編〜子犬は寝るのが仕事〜
フレンチブルドッグに限らず、子犬はたっぷり寝ることが重要。心も体もとにかくデリケートな時期なので、ストレスを軽減したり、健康を維持するためにもたっぷり眠らせてあげましょう。
1日の大半はサークル・ケージでそっとしておこう
待望のフレンチブルドッグがやってきて、たくさん触りたい、遊びたいという気持ちはイタイほどわかります!ですが、迎えてから1週間はケージやサークルでそっとしておいてあげましょう。環境が変わったばかりで、子犬自身も落ち着かない毎日を過ごしています。また、眠ることが何より重要なので、1日の7〜8割はケージ・サークルの中でゆっくり過ごさせてあげてください。
遊びの時間は15分が目安
寝るのが重要といっても、飼い主や自宅の環境に慣れることも大切。また、フレンチブルドッグは遊ぶことが大好き!タイミングを見て、ケージやサークルから出し、一緒に遊んであげましょう。ただし、子犬のころは骨格が未発達なので、滑りやすいフローリングの上はNG。かならずカーペットの上で遊ぶようにしましょう。また、子犬のころは体力もないので15分ほど遊んだらケージに戻してゆっくり休ませてあげてください。
ケージの中にベッドを用意しておこう
フレンチブルドッグはふわっとした場所が大好き。ケージの中にはトイレシートだけでなく、ベッドを置いてあげるようにしましょう。子犬のころは、排泄場所もわかっていないので、ベッドがないとトイレシートの上で寝てしまうことも。子犬のころはオシッコなどで汚れやすいので、洗濯ができる犬用ベッドやブランケットなどがオススメです。
ごはん編〜子犬のお腹はとってもデリケート〜
食べることが大好きなフレンチブルドッグ。でも子犬のころはお腹がとってもデリケートです。ごはんのあげ方にも注意しましょう。
ごはんはブリーダーさんと相談して選ぼう
急にごはんを変えると、お腹を壊してしまうことも。初めのうちは、ブリーダーさんがあげていたごはんと同じものをあげると安心です。迎える前に、どんなごはんをあげていたか、食いつきはどうだったか、たくさん相談するようにしましょう。ごはんを変えるときは、少しずつ混ぜながら時間をかけて変えるようにすると安心です。
お湯でふやかしてからあげるようにしよう
子犬はアゴも未発達なので、ドライフードも噛む力がなくそのまま飲みこんでしまいます。これはノドにつまらせたり、消化不良の原因にも。ドライフードの場合は、お湯でふやかして充分に冷ましてからあげるようにしましょう。
一日3回にわけてあげよう
生後半年くらいまでは、消化や吸収をよくするために、一日3回にわけてあげるようにしましょう。半年が過ぎたら朝と夜、一日2回にわけてあげるようにします。
ごはんはサークル・ケージの中であげよう
ごはんはサークル・ケージの中であげるようにしましょう。子犬の頃は一日の大半をケージの中で過ごします。ごはんの時に外へ出してしまうと、ケージをキライになってしまうことがあります。「ここにいるといいことがある!」と思ってもらえるためにも、ごはんはケージの中であげると良いでしょう。
しつけ編〜子犬はゴールデンエイジ〜
未熟な子犬は吸収力もバツグン!いわゆるゴールデンエイジとなりますので、トイレトレーニングなどの必須事項は、しっかりマスターさせましょう。
フレンチブルドッグて、とっても賢いんですよ。より豊かな生活をおくり、絆を深めるためにもしっかりトレーニングをしましょうね。
シートの上で排泄したら、高い声で褒める
トイレシートの上で排泄をしたら、しっかり褒めてあげましょう。高めの大きな声で褒めてあげると効果的だといわれています。
オシッコを外しても、怒らないで
初めのうちは、オシッコを外してしまうことも。ここで怒ってしまうと「オシッコしちゃいけないんだ…」と勘違いをして、排泄を我慢してしまう可能性があります。間違えたら何もいわず、そっと拭いて処理をするだけでOKです。
吠えても無視!を徹底しよう
ケージやサークルが気に入らなかったり、遊びたいときなど、吠えて要求することがあります。これで優しくしてしまうと「吠えれば言うことを聞いてもらえる」と勘違いをして、吠えグセがついてしまいます。どんなに吠えても放っておくことが肝心です。飼い主にとって大変辛いことかもしれませんが、より豊かなフレブルライフを送るためには重要なことです。個体差はありますが、1週間程度で吠えなくなるといわれています。とにかく、我慢、我慢です!
触り方編〜フレンチブルドッグは触れるのが大好き〜
フレンチブルドッグは人に触られるのが大好き!子犬のうちにたくさん触れておくと、人を好きな子に成長してくれる可能性が高まります。
なでるときは、アゴや胸のあたりから
フレンチブルドッグはどこを触れてもほとんどイヤがりませんが、頭をなでると恐怖心を抱く子もいるようです。初めのうちは、下からなでるようにしましょう。アゴや胸を触ると気持ちよさそ〜な顔をします。「この人はいい人だ」ということが伝わったら、お腹やお尻、頭など全身をなでるようにしましょう。
成犬になると動物病院やトリミングへ行く機会も増えますので、どこをさわられてもイヤがらない性格にすることが理想です。