【ドッグフードの闇を暴く】フレンチブルドッグに本当におすすめの食事とは?
私たちが「フレブルライフ」をスタートして8年。雑誌「BUHI」も含めると、約20年フレンチブルドッグに関する情報だけをお届けしてきました。
そしてフレンチブルドッグを知れば知るほど、犬種によってかかりやすい病気や性格、運動量が異なることを痛感しています。
犬によってカラダもライフスタイルも大きく違う! なのに…日本のドッグフードは「全犬種同じ」ものが売られているのです。
しかも日本はペット「後進国」。フードにおいては、闇深い点がたくさんあります。
今回はフレブルライフ読者の皆さまだけに、ドッグフードの闇や矛盾を伝えさせてください。
もちろん最後には解決策もお伝えしていますので、どうかご安心を!
目次
日本のドッグフードは「雑貨」と同じ扱い。
いきなり悲しいお知らせになりますが、日本においてドッグフードは「雑貨」と同じ扱いだと知っていたでしょうか…。
そのせいで、動物だって食べないほうがいい悪質なお肉・食材が使われているケースが後を断ちません。
これを食べ続けたらどうなってしまうのか…想像しただけでゾッとしてしまいます。
まずは、できれば愛ブヒにあげてほしくないドッグフードの見分け方をご紹介。
原材料にコレが書かれていたら要注意!
動物でも食べない方がいい粗悪なお肉は、ドッグフードの原材料に以下のように表記されています。
・ミートミール
原料の肉の質が不明確で、安価な副産物や廃棄される部分(内臓、骨、皮など)が含まれる場合が多い。
・肉副産物
鳥のクチバシ、蹄、羽、内臓などの食用とされない部分が含まれる可能性がある。
・「肉類」「動物性タンパク質」など不明瞭な表記
肉の出所や種類が明示されておらず、不適切な品質の原料が混ぜられる可能性が高い。
安心できるフードは、お肉の部位まで書かれている!

安心できるドッグフードの原材料(こちらはザ・フード)
一方安心できるフードは、原材料に「鶏肉」「豚肉」「牛肉」など、お肉の種類が明記されています。
内臓が含まれる場合は「レバー」「ハツ」など部位まで書かれていると信頼度アップ!
ちなみにドッグフードの原材料は「多く含まれる順」に書かれているので、一番に肉や魚(いわゆるタンパク質)が明記されているとグッド。
真っ先に炭水化物類(米、小麦、とうもろこし等)が書かれているドッグフードは、リーズナブルにするために「かさまし」されているので要注意です。
安心できるフードならどれを選んでも良い?答えは「微妙…」
ではフレンチブルドッグにおいて、原材料が安心できるフードならどれを選んでも良いのでしょうか。
答えは「微妙…」です。
なぜなら犬種によって消化吸収機能や、本来もっている体内の力が異なるから。
わかりやすい例でいうと、フレンチブルドッグは体内でビタミンCを生成しにくい体質であるのに対し、イングリッシュブルドッグはそれが可能。
こんなに近しい犬種でも、これだけ違うのです。
見た目がよく似たパグやボストンテリアも、全くと言っていいほどカラダの特徴が異なります。

こんなに似ているけど、体内の作りは全然違う!
つまりフレンチブルドッグの身体的特徴を理解し、それを満たすドッグフードを選ばなければ、どんなに高価なフードでも栄養が行き届かない可能性があります。
特にフレンチブルドッグはデリケートな犬種ですから、食事の影響を受けやすい。
少しでも間違うと、すぐ全身に現れてしまいます。
それくらいフレンチブルドッグのフード選びって、繊細で難しいのです。
【フード選びの落とし穴】日本のドッグフードは小型犬向けが多い
もうひとつ、日本においてフレンチブルドッグに合ったフードを見つけにくい理由をお伝えしましょう。
じつは犬と暮らす日本人の約75%が、小型犬オーナー。
つまりドッグフードの多くが、小型犬をターゲットにしたものになっています。
体重が5kg未満で可愛らしい小型犬と、10kg前後でパワフルなフレンチブルドッグ。
カロリーやたんぱく質量が同じで良いのでしょうか…。
人間でいうと、1歳の幼い子と10歳の小学生に同じ食事を与えているのに近しいと思うのです。
そんな食事を続けていると思うと、ゾゾっとしますよね…。
悲しい極めつけ。日本のドッグフードは「アメリカ」が基準になっている
さらに追い討ちをかけるようですみません。
日本のドッグフードって、言いたいことが山ほどありまして…。
よくドッグフードのパッケージや公式サイトに「○○の基準を満たしています」という表記を見かけますよね。
この基準て、アメリカが制定した「AAFCO」がベースになっている場合が多いのです。
たしかにアメリカはペット先進国ですから、その基準が悪いというわけではありません。
でも、アメリカの犬と日本の犬も、これまた大きく異なる特徴を持っています。
日本は小型犬が多く、アメリカは中型犬以上が多いという矛盾
先ほど、日本では約75%が小型犬オーナーというお話しをしました。
その理由は、土地が狭くマンションで暮らすご家庭が多いから。
一方庭付きで広い一軒家が多いアメリカは、中型犬や大型犬と暮らすご家庭が大半を占めます。
つまりアメリカが定めたドッグフードの基準は、中型犬や大型犬がベースになっている可能性が高いのです。
それが、小型犬が多い日本の基準にもなっているということは…
「いったい日本のドッグフードは、誰向けなの?」
「小型犬向けに見せかけて、裏の基準は中型犬や大型犬?」
もう頭が大混乱。
このように、日本ではフレンチブルドッグに限らず、各犬種に合ったドッグフードを選ぶのが本当に難しいのです。
20年フレブルと向き合った編集部でさえ、フード迷子に。
日本のドッグフード事情を知るほど「悲しい現実」ばかりにたどり着いてしまう現代。
長年フレンチブルドッグと向き合ってきた我々編集部でさえ、愛ブヒのフード選びには苦労してきました。
編集メンバーの中には、愛ブヒに合ったフードを探すために30回以上フードチェンジを繰り返した人もいます。
それでも心から納得いくものに出会うことはありませんでした。
でも、日本におけるドッグフードの扱いを理解すると、出会えないのも納得がいきます。
ではいったいこの日本で、愛ブヒにどんなフードを食べてもらえばいいのでしょうか。
答えはひとつ。「フレンチブルドッグに合ったフード」があります。
無いなら作ってしまえばいい、そこで誕生したのが、フレンチブルドッグ専用フード「THE fu-do(ザ・フード)」です。
そう、フレンチブルドッグを愛する私たちが、彼らのことだけを考えたドッグフードを作りました。
何年もかけてフレンチブルドッグの栄養学を徹底的にリサーチし、科学的にカバー。
それに加え、日本におけるドッグフードの納得できない部分を可能な限り潰し、わたしたちの意地とプライドをすべて詰め込んでいます。
なぜフレンチブルドッグに良いのか。
どうフレンチブルドッグに良いのか。
どれだけ安心できるのか。
伝えたいことは山ほどあって、すべて論理的に説明できますが、長くなるので今日は割愛(笑)。
詳しくはホームページやパンフレットに記載していますので、ぜひご覧になってみてください!
いかにフレンチブルドッグのことを考えて作ったかは、それを召し上がった愛ブヒが、全身で答えてくれます。
フレンチブルドッグと暮らす、すべてのみなさんへ。
ようやくフード迷子から脱却し「永遠の正解」を手にいれる食事が、ここにあります。
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