2017年11月21日6,328 View

アメリカにおけるフレンチブルドッグの寿命

フレンチブルドッグならずとも、犬たちは私たちより先に旅立ってしまう存在。 だからこそ儚くてかわいく、愛おしいのです。愛ブヒとの別れについては考えたくないけれど、より豊かなフレブルライフをおくるためには必要なこと。

今回は、アメリカにおけるフレンチブルドッグの寿命について、Webサイトを元にまとめてみました。

(参考サイト:FRENCH BULLDOG by AKCHow Long Do French Bulldogs Live?

フレンチブルドッグの命の時間を考える

フレンチブルドッグ平均寿命

Kellymmiller73/shutterstock

日本では、フレンチブルドッグの寿命は一般に10年前後と言われています。皮膚や内臓が弱いこともフレンチブルドッグと暮らす方には知られた事実で、フードに気をつけたりお風呂に頻繁に入れてあげたりと、気を使わなければならないことが多いですよね。

 

アメリカでも、“フレンチブルドッグはたくさん動物病院に通う犬”として知られており、実際にフレンチブルドッグの飼い主たちはペット保険に入っていることが多いようです。

 

アメリカにおけるフレブルの寿命は10-12年

フレンチブルドッグ平均寿命

Job Narinnate/shutterstock

アメリカケネルクラブによると、フレンチブルドッグの寿命は10年から12年。やはり、短頭種の犬たちを診た経験の多い獣医師を探しておくように、とアドバイスをしています。

 

ところが、アメリカのフレンチブルドッグ専門ウェブサイト「all about frenchies」のジョーダン・ジョンソンさんによれば、「これは他の小さな犬種に比べて短いわけではなく、むしろ長い方」とのこと。

 

アメリカではフレンチブルドッグは小型犬として扱われることが多いので、たとえばチワワのような“超小型犬”に比べると、ということなのかもしれませんが、フレンチブルドッグと暮らすわたしたちからすると長い間生きてくれるというのは嬉しいことですよね。

 

悪質ブリーダーの場合は寿命がちぢまるケースも

フレンチブルドッグ平均寿命

Runa Kazakova/shutterstock

また、ジョンソンさんは、もしそのフレンチブルドッグが“came from a suspicious breeder or a puppy mill”、つまり“怪しいブリーダーかパピーミルから来た場合”、寿命が短くなる可能性が大いにあると書いています。

 

小さい頃は何の問題もなくても、老犬になってから病気にかかる可能性があるからだそうです。日本でも主流になりつつありますが、アメリカではフレンチブルドッグに限らず、犬を家族に迎える際、まず先に信頼できるブリーダーを探します。日本でいうところのペットショップはほぼありません。

 

それは、パピー期の健康問題はもちろんのこと、後々の病気を考えてのこと。だからと言って、摘発された劣悪なパピーミルから引き取られた虐待された犬たちを家族に迎えるな、ということではないのを付け加えなければなりません。

 

不衛生な環境で育った犬たちは、確かに寿命は短いかもしれませんが、そのもっとずっと前に、人間の手によって命の時間を止められてしまうかもしれないからです。

 

おわりに

フレンチブルドッグ平均寿命

GoDog Photo/shutterstock

ここ数年で、日本におけるフレンチブルドッグの寿命は確実にのびています。 それは、オーナー自身がフレンチブルドッグの知識を身につけ、愛ブヒと真剣に向き合っているからです。

 

フレブル特有の病気を覚えておく、愛ブヒが過ごしやすい環境を心がけるなど、あたりまえのコトが自然と愛ブヒの寿命を伸ばすことにつながるのではないでしょうか。

 

また、こうして海外のフレブル事情を知ることで、悪徳ブリーダーやペットショップに気をつけることを学び、ペット保険の加入を考えるようになります。

 

まずは、フレンチブルドッグに関するさまざまな情報をインプットし、そこから愛ブヒにあったものを取捨選択するようにしましょう。 それが、一日も長く愛ブヒと過ごせることにつながるのかもしれません。

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