好きよ…♡フレンチブルドッグの愛で方
フレンチブルドッグの魅力?え、そんなのとてもじゃないけれどひと言では語りきれないわあ。なんて、ブヒを相棒に持つオーナーはみんな思っています。だってもう、造形そのものが愛くるしいではないですか!そりゃあ時には「おブス」の称号をいただくこともあるけれど、それすらもはや褒め言葉。端から端まで、隅から隅まで、どこを取っても愛すべき存在なのです。そこで今回は、我らがフレンチブルドッグの正しい(?)愛で方や、それぞれのパーツが持つ特徴を改めておさらいしていきましょう。
印象的な顔まわりのパーツは目と耳!

Model :@yanagi_nico(Instagram)
フレンチブルドッグの特徴的なパーツといえば、まず思い浮かぶのはピン立った大きな耳ではないでしょうか。
バットイヤー(コウモリ耳)と呼ばれるこの耳は、実は生まれてしばらくの間は立っていません。
通常は生後数週間で立つようになるけれど、耳を立たせるために厚紙で作ったリングなどをして固定するケースもよく見られます。
さて、この大きなお耳をよく見ていると、とっても感情豊かなことに気づきますよね。
警戒したりしっかり音を聞こうとしているときはキュッと音のする方に耳を向け、甘えたりリラックスしたり、安心して寝ている時には耳もフニャッと横に寝ていることが大半。
また、左右の耳が聞きたい音のする方向に、それぞれが違う方角を向くなんて器用な動きもできちゃいます。

Model :@haruta_bonheur(Instagram)
次に大きな瞳もブヒの愛くるしさを強調するパーツですが、「目は口ほどにものを言う」とはフレブルのためにある言葉かもと思えるほど、様々な視線を駆使して私たちに色々な気持ちを訴えかけてきます。
その瞳に翻弄されてついつい甘やかしてしまうほど目に表情が宿る彼らは、隠し事ができないタイプだともいえますね(笑)。
これら目と耳は可愛さ以外にも大切な機能を持つパーツだけに、日頃からケアやチェックが必須。
中でも悩んでいる人が多い「涙やけ」は、涙の流れる涙小管という部分が短かったり曲がっていることが多い鼻ぺちゃ族に多い症状のひとつ。
食事を見直したりこまめに専用のローションで拭き取るなどし、毎日対策をするのがオススメです。
もっちり?がっちり?愛されボディ

Model :@donguri_gland(Instagram)
ひと昔前はスタイルの良い女性を表す際に「ボン・キュ・ボン」などと言う表現を使っていましたが、フレブルのボディを例えるならば「ボン・ボン・キュ」でしょうか。
しっかり分厚い胸板とがっちりした背中、そしてお尻にかけてはキュッとくびれているのがいわゆる理想的なフレブルのスタイル。
ただし、何しろ食欲旺盛なコが多いため、「ボン・ボン・ボン」や「ムニ・ぷに・モチっ」みたいなコも多く見かけます。
もちろん健康であれば多少ユルい体形は可愛さを引き立たせるけれど、その骨格上、足腰に負担がかかりやすい犬種でもあるため過剰な体重オーバーはNG。
ちなみに、フレブルにはアメリカンとヨーロピアンの2タイプがあるのをご存知でしたか?
丸顔で頭部は大きめ、がっちりむっちりのショートボディなのがアメリカン、顔と頭部が小さめで胴が長くややシャープなのがヨーロピアンの特徴で、その性格はどちらもひと懐っこいものの、アメリカンの方がよりフレンドリー、ヨーロピアンは冷静な一面を持っていると言われています。
時々大きめのボストンテリアに間違えられるブヒは、もしかしたらヨーロピアンタイプなのではないでしょうか?
いずれのタイプにせよ、彼らのボディを際立たせるのはやっぱり毛艶。こまめなブラッシングはもちろん、時々は亜麻仁油などの上質なオイルをフードにトッピングするなどし、内側から被毛を潤すことも大切です。
プリプリお尻もたまらん可愛さ

Model :@fukubee(Instagram)
歩くたびに左右に揺れるプリッとしたお尻に、本当に添え物のようについている短い尻尾。これもフレンチブルドッグの大きな特徴のひとつでしょう。
尻尾が極端に短いワンコの中には、もともと長い尻尾を犬種標準に合わせるためにあえて切る「断尾」をしているワンコが多いですが、ブヒたちは生まれながらの短い尻尾の持ち主。
そのためその長さには個体差があり、本当にお尻の穴のフタ状態の短さのコもいれば、やや長めのコ、くるんと左右どちらかに巻いてるコと尻尾の形も個性的。
短いがゆえに大きく尻尾を振る姿は見られないものの、テンションが上がると尻尾がキュッと持ち上がったり、短いながらも懸命に左右に振るコだっています。
そしてブヒたちは、お尻を人間にくっつけるのが大好き。実は犬がお尻をオーナーにくっつけるのは、アナタを信頼して安心しているという証拠。
これは野生で群れをなして行動していた頃からの犬の習性で、守るべき急所が多く死角となる背後を、信頼できる仲間同士でくっつけて守りながら寝ていたことが一因となっているのです。
まあ、その状態で「プスーッ」とオナラをしちゃうブヒも多いので、「本当にそれ信頼してる?」と問い詰めたくなることもありますが(笑)。
ところで、最近注目されている犬のヘルスケアのひとつにマッサージがあるけれど、マッサージする部位から見落とされがちなのが尻尾。
フレブルのように尻尾が短いコの場合は、手の平をお椀のような形にし、尻尾の付け根部分に当てて根元全体をゆっくり回すような感じでほぐしていくのがポイントです。
おわりに
今回は簡単に頭部・ボディ・お尻の3パーツに分けて愛でポイントやそれぞれのパーツが物語るブヒの気持ちなどを紹介しましたが、毎日顔を見てはいても、じっくり各パーツを観察したことは少ないかも知れません。普段意識しないパーツもじっくり観察することで、もしかしたら異変や怪我に気づくこともあルカも。これを機会に改めて愛ブヒを愛でてはみませんか?
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