育児ノイローゼになる前に…先輩飼い主から伝えたい「フレブルオーナーの心得」
公園やドッグランへ遊びに行くと、なんだか最近よくフレンチブルドッグを見かけますよね。出会ったフレブルたちの年齢を尋ねると1歳未満のパピーであることも多く、やはり昨今のフレブルブームの影響なのか、ブヒを相棒に迎える人の数が急激に増えていることを実感します。そしてフレブル同士が出会えば、自然と挨拶から会話が始まるのもブヒオーナーのお約束。そんなとき、自分が年長さんのフレブルを連れているとしつけや飼い方について相談されることがチラホラ。ここはブヒオーナー同士、アドバイスできることは親切に教えてあげたい! そこで今回はフレブルオーナー歴がまだ浅いオーナーさんに「どうすれば…」と頼られたときに参考にしてほしい、先輩ブヒオーナーの心得なるものを伝授…できればいいなあと思っています。

Golden House/Studioshutterstock
まずはフレブルってこうだよ、を伝えよう。
フレンチブルドッグは「フレンドリーで飼いやすい」なんて紹介されていることが多いうえ、いまや人気犬種でもあるので、最近は初めて迎えたペットがフレンチブルドッグという新米オーナーさんも多く、飼ってみて初めてパピー期のやんちゃぶりや身体のデリケートさに悩み驚いている話をよく聞きます。そういう人から頻繁に聞かれるのはオススメの動物病院や健康管理のこと、そしてしつけに関してでしょう。ですが、こういう場合にはまず、どのパピーでもそうだけれど、トイレの場所や噛んでいい物、ダメな物を覚えさせるには“根気と時間が必要”であることや、かかりつけ医を探すこと、体調で気になる点があれば自己判断せずにまず病院へ行くことを教えてあげてくださいね。
今までペットと暮らした経験のない人の場合、「犬は最初からすごくお利口」と思っている人が少なくないため、パピーブヒの破壊王ぶりにうんざりしたり、手を焼いたりしている人も。中には「ああ、このオーナーさん、かなりストレス溜めちゃってるな」と感じる時もあるので、そんな人に出会ったら「みんな最初は手を焼いたけれど時間と愛情をかければどんどんお利口になってくる」ってことを伝えてあげてくださいね。
100ブヒ100クセ!

Zayats Svetlana/shutterstock
「クセがすごいんじゃあ〜」というツッコミはまさしくフレブルのためにあるようにも思います。人間と同じように、ブヒだってそれぞれ顔も模様も体格も異なるように、性格やクセも当然違います。
例えばソファーやクッション、布団を掘るクセのあるコ、なんでもかじったり破いたりしちゃうコ、おっとりさんもいれば疲れ知らずのハカイダーまで本当にブヒの性格は様々。なので一概に「こういう時はこうすると良い」なんて正解はないけれど、先輩ブヒオーナーならばブヒのために生活の中でしている工夫やアイデアが必ずあるはず。
ベッドでのオシッコ対策にシーツの下にトイレシートを敷き詰めたり、掘り掘りしてもソファーが傷まないようにキルティングなど分厚い素材のカバーをかけたり、入って欲しくない場所にはゲートを設置するなど(ちなみにこういったゲートはペット用品で販売されているものよりも、人間の赤ちゃん用品として売られているものの方が種類が豊富ですよ〜)、ほんの些細なことでも「役立つかも!」と思う情報は共有するのが先輩ブヒオーナーの優しさ。
特に今までワンコと暮らした経験のない人にとっては、ブヒオーナーが当たり前にしている工夫を知らなかったりする場合も多いので、何か聞かれたらわかる範囲でアドバイスしてあげると良いのではないでしょうか。
先輩だからこそわかる、ブヒライフの愉しみ。

Constantine Belanov/shutterstock
先輩ブヒオーナーとしては、こうしてフレンチブルドッグという犬種が人気を得て飼い主さんと幸せに暮らすフレブルが増えることはとても喜ばしいこと。でも、かつて自分がフレブルを初めて迎えた時のように、今までとガラリと変わるライフスタイルやパピー期のバタバタに“育児ノイローゼ”的な状態になっている新米オーナーさんがいることも事実。そんな人に出会って話を聞かれた時には、みんな最初はそうだったから大丈夫だということや、ブヒと暮らす楽しさや喜びを教えてあげて! 確かにフレブルと暮らし始めて最初のうちはあらゆることに戸惑い悩み、心配することが多いけれど、「その先には数え切れないほどの喜びが待っているんだぜ」と。そうやってブヒと暮らす楽しさをどんどん共有できれば、飼い主だけでなくフレブルにとっても幸せな毎日になるように思います。
また、最近はフレブルを中心にハナペチャワンコが集うイベントやオフ会なども頻繁に開かれているので、そういったイベントの情報をシェアするのもオススメ。フレンチブルドッグはオーナー同士の絆が深い犬種だと言われているけれど、そういった相談ができる相手と話せる場があることも新米ブヒオーナーさんにとってはブヒライフの支えになるのではないでしょうか。
相棒ブヒと暮らすのに先輩や後輩なんてものは本当はないけれど、先にフレンチブルドッグという犬種に出会って一緒に暮らしているからこそわかることはたくさんありますよね。だからもし新米オーナーさんに何か尋ねられたら、自分が良いと思って実践しているアイデアやグッズなどを笑顔で教えてあげてください。そしてもちろん、『FRENCH BULLDOG LIFE』とブヒオーナーに役立つ情報満載のサイトがあることも、一緒に教えてもらえれば嬉しいです(笑)。
こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
おすすめ記事
-
皮膚にお悩みのフレブルが体験した奇跡を、どうしてもお伝えしたくて。
フレンチブルドッグにどうしてもつきまとう、健康上のアクシデント。
それはなんといっても「皮膚疾患」です。痒そうにしている愛ブヒを見るのはなかなかつらいものですよね。
皮膚疾患が強く出れば、もちろん動物病院での治療が必要になってくるわけですが、それ以降についてはどうやって良好な状態をキープすればいいのか。ぶり返してしまったら、また負のループに陥ってしまう。
今回はわたしたちがつくったコラーゲンサプリメント『Ta-Ta(タータ)』にまつわる、あるフレブルのお話をお伝えしましょう。
愛ブヒの皮膚にお悩みの方は、必読です。※この記事は個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません
エッセイ -
【会員数No.1の圧倒的王者】18歳の愛犬が食欲を取りもどした「ココグルメ」の力 。「333円」キャンペーン実施中!
手作り食の子は、従来のドッグフードを主食とする子よりも「平均寿命が3年長かった」という有名なデータがあります。
今回ご紹介するのはプロが作った手作り食が届く「ココグルメ」。近年人気のフレッシュフードといわれるジャンルの中で、会員数No.1[*]の圧倒的王者です。
なぜここまで信頼を得ているのか、なぜフレンチブルドッグにふさわしいのか。ペット栄養管理士の荒木幸子先生にお話しをうかがったところ、説得力の塊でした! そしてフレブルたちが、今こそ試すべき理由とは…!?
(sponsored by株式会社バイオフィリア)
PR -
【チンスリTシャツ爆誕!】フレブルラバーは絶対買うべきです!PEGION×French Bulldog Lifeコラボ第2弾
「PEGION×French Bulldog Life」のコラボプロダクト第1弾は、ウンチ中のフレブルが可愛いPOOPINGシリーズ。
今夏、ついに待望の第2弾が登場! 今回はフレブル特有の行動である「チンスリ」デザイン。ありそうでなかった憧れのチンスリデザインが、オーナー向けのTシャツと愛ブヒ用のタンクトップになりました!
ストア情報 -
【インタビュー】ロッチ中岡〜そのフレブル愛、ガチ中のガチ。隠れブヒラバーが語る、細かすぎる魅力とは〜【前編】
みなさんが愛犬家ならぬ“愛ブヒ家”として思い浮かぶ芸能人といえば、草彅剛さん、レディー・ガガさんなど、フレブルを飼っている方が多いと思います。が、ロッチ中岡さんも、じつは大のフレブルラバーだというのをご存知ですか? フレブルを飼っていないのにもかかわらず、中岡さんのインスタグラムを覗くと、たくさんのフレブルアカウントがフォローされていて、わが『FRENCH BULLDOG LIFE』モデルのnicoやトーラスも、その中の一頭。
そんな中岡さんに、フレブルの魅力を語っていただきました。そのブヒ愛っぷりは、思ってた以上! ガチ中のガチでした!?
取材 -
【中川大志インタビュー】エマは犬ではなく、大切な娘です。国宝級イケメンが愛犬のフレンチブルドッグと一緒に登場
『FRENCH BULLDOG LIFE』に国宝級イケメン登場! 俳優の中川大志さんが、愛犬であるフレンチブルドッグのエマちゃん(2歳の女の子)にメロメロとの情報を聞きつけ、中川さんを直撃。そのフレブル愛をたっぷり語っていただきました。他のフレブルオーナーさん同様、濃すぎる親バカエピソードが次から次へと飛び出しました。
取材 -
【なぜ日本製が良いのか】わたしたちが、Vague(ヴァーグ)をオススメしたい理由
一段と寒い日がつづき、フレブルたちにもお洋服が欠かせなくなりましたね。この時期は洋服の着用時間が長くなりがちなので、いつも以上に素材にこだわりたいところ。リーズナブルなお洋服は縫い目が荒く、脇やお腹がスレて肌荒れの原因になることも。
冬こそ、世界が認める「日本製(Made in Japan)」を選びましょう。そしてお肌に優しい日本製の犬服といえば、やっぱり…?
(sponsored by 株式会社Vague)
PR -
【TESの新デザイン&アイテムが登場!】愛ブヒの名前を入れられる、TESのカスタムオーダー
フレブルオーナーの間では、すっかりメジャーになったアパレルブランド「TES(The Endless Summer)」。とくに、愛ブヒの名前を入れられるカスタムオーダーは、“我が子愛”あふれるオーナーに大人気。
そんなTESファンのみなさまに朗報です! この度、新デザインのカスタムオーダーが誕生!
フレブルらしさがよりアップしたデザインと、今までになかったnewアイテム…これは、買うしかありません!
ストア情報 -
【大切なこと】近年若くして旅立つフレブルが増えている現実と向き合う〜交配や体格について〜
実は昨今、わずか3歳や4歳という若さで突然虹の橋を渡ってしまうフレンチブルドッグが増えています。よちよちのパピー期を過ぎてオーナーさんとのコミュニケーションも覚え、さあこれから! という時に突如として失われた命。どうして、なんで? と涙に暮れるけれど、そのことについてFrench Bulldog Lifeなりに調査し、考えられる理由をまとめてみました。是非ともフレブルラバーである皆様にお伝えすべきだと思ったのです。
読みもの -
【取材】9歳で脳腫瘍を発症し「4年7ヶ月間」生存。フレンチブルドッグ・桃太郎の奇跡と軌跡
愛犬が「脳腫瘍」と診断されたとき、言葉にできない絶望感を味わうことと思います。筆者も脳腫瘍で愛犬が旅立ったひとり。だからこそ、どれほど厄介で困難な病気かを理解をしているつもりです。「発症から1年生存すれば素晴らしい」とされるこの病気。
ところが、フレンチブルドッグの桃太郎は9歳で脳腫瘍を発症し、なんと4年7ヶ月間も生き抜いたのです。旅立ったときの年齢は13歳と11ヶ月、レジェンド級のレジェンドでした。さらには、治療後3年間は一度も発作が起きなかったといいます。
この事実はフレンチブルドッグだけでなく、脳腫瘍と闘う多くの犬たちに勇気と希望を与えるに違いありません。桃太郎のオーナーである佐藤さんご夫婦に、治療の選択やケアについて詳しくお話しをうかがいました。
取材 -
【編集Yの太鼓判はコレ!】留守番中も爆睡!究極の癒しベッドー編集部厳選!本当に使えるドッグギア #44
全員フレブルオーナーである『FRENCH BULLDOG LIFE』の編集部員たちが、自分たちで愛用している「本当に買ってよかった!」ものだけを紹介するこの連載。
今回は編集Yが、すべてのフレブルが大好きだと確信する極上のドッグベッドをご紹介! 留守番中もぐっすり、埋もれる姿は激カワ、さらに高確率で「へそ天」が見られます!
特集 -
【イベントレポート】フレブルLIVE in FB愛!およそ1,000頭のフレブルが大集結(泣けたぜ、リアルに。)
本日3月20日(日)に開催された「French Bulldog LIVE」in FB愛。無事大成功で幕を閉じました!
イベント主催者のFB愛スタッフのみなさま、そしてご来場いただいたフレブルファミリーのみなさまには心より感謝いたします!
リアルイベントの参加はおよそ2年半ぶりでしたが、たくさんのフレンチブルドッグとオーナーさんに会えたことが一番の喜びでした。
さてさて、興奮冷めやらぬうちにイベントレポートを大公開です!
イベントレポート
特集
-
フレンチブルドッグの性格/基本情報
からだの特徴や性格、歴史など基本的なフレブル情報をご紹介!
-
子犬/はじめてのフレンチブルドッグ
フレブルビギナーの不安を解消!迎える前の心得、揃えておきたいアイテム、自宅環境、接し方などをご紹介
-
フレブル病気辞典
獣医師監修のFrenchBulldogLifeオリジナル病気辞典。愛ブヒを守るための情報満載
-
フレブルライフ ストア
本当にいいものだけを、厳選紹介。FBLの公式オンラインストアです
-
【特集】レジェンドブヒの肖像ー10歳を超えて
10歳オーバーの元気なブヒを取材し、長寿の秘訣を探る。
-
【特集】5歳からのミドルシニアLIFE
ご長寿ブヒをめざすヒントがここに!
-
【特集】短命拒否権 powered by Ta-Ta
この特集は、『短命』のレッテルを返上するための、有益なフレブル生活記録簿です。
-
【特集】新・家術〜進化型家電と、新しい愛情物語
愛犬たちとのかけがえのない生活をもっと楽しく快適に暮らすために。
-
【特集】編集部厳選!本当に使えるドッグギア
フレブルと暮らす編集部が、自信をもって紹介したいアイテムとは!?
-
【特集】わたしは、愛ブヒのリーダーになるのダ。
プロドッグトレーナーが、リーダーになるための秘訣を解説!
-
【特集】もしものときの名医名鑑
ヘルニアやガンなど、その道の名医たちを独占取材!
-
虹の橋
愛ブヒが虹の橋へ向かう準備をするための場所
-
フレブルペット保険ガイド
あなたと、あなたの隣にいるフレンチブルドッグがより安心して暮らしていけるように
-
フレブル里親/保護犬情報
French Bulldog Lifeでは、保護犬を一頭でも多く救うための活動支援をしています。
-
迷子犬情報
French Bulldog Lifeは、迷子犬を家族の元へかえすための活動をしています。
-
French Bulldog LIVE⚡️2022 -秋- (フレブルLIVE)
イベント「French Bulldog LIVE」にまつわる情報をお届け。