【椎間板ヘルニア】たった10分の手術「予防的造窓術」で、ヘルニア再発率が1/10までダウン【相川動物医療センター・東京】
フレブルが罹患しやすい病気・ケガの“スペシャリスト”を紹介する特集『もしものときの名医図鑑』。
今回は、椎間板ヘルニアの予防と再発防止のための手術“予防的造窓術”の第一人者である、相川動物医療センターの相川武(あいかわたけし)院長にお話を伺いました。
通常、1時間〜90分程度かかるヘルニア手術を、なんと30分ほどで終わらせるという、まさに“ゴッドハンド”な相川先生。“予防的造窓術”は、ヘルニア手術時に一緒に行うことで、再びヘルニアになるリスクをグンと下げることができるという、画期的な手術です!
目次
相川動物医療センター 相川 武(あいかわたけし)院長
“椎間板ヘルニア”とは、背骨の骨と骨の間にあり、本来はクッションの役割を持つ椎間板が、何らかの原因で逸脱し、脊椎中の脊髄神経を刺激する病気。
症状としては、脊椎痛、手足の痛みやしびれ、場合によっては歩行困難、麻痺、排泄コントロールの問題までも引き起こすと言われています。
早期発見・早期治療がカギとなり、外科的手術も有効とされていますが、相川動物医療センターの相川武院長はその一歩先をいく、椎間板ヘルニアの予防と再発防止手術“予防的造窓術”を実践。
今回は、そんな椎間板ヘルニア治療のリードドクターとしてご活躍中の相川院長に、この病気の原因・予防法から、治療法までを詳しくおうかがいしました。
椎間板ヘルニアの原因は?

Firn/shutterstock
ーーあらためて“椎間板ヘルニア”という病気をご説明いただけますか。
相川院長:
うちの病院のホームページでも詳しく説明していますが、“ヘルニア”は“本来ある場所から飛び出す”という意味です。そして、“椎間板”は背骨と背骨の間にあり、脊椎に加わる衝撃を吸収する働きを持つ組織。
この椎間板が脊髄神経に向かって飛び出し、圧迫する状態が椎間板ヘルニアです。これは人間にも共通する病気で、腰痛や足のしびれなどを引き起こす要因となります。
ーーフレンチブルドッグがかかりやすい病気のトップに挙げられることも多い病気ですね。
相川院長:
“軟骨異栄養性犬種”と呼ばれる、ダックスフントやフレンチブルドッグ、ビーグルなどは、椎間板の性質が独特で、とりわけ若いうちから椎間板の変性が起こります。
ほかの犬種や人間の場合は、事故のほかに、いわゆるクッションとしてのいい成分がなくなって硬くなり、弾力を失った結果、ちょっとした衝撃で椎間板が飛び出してしまう…といったように、老化現象による部分も大きく、老齢になるにつれ、ちょっとずつそのリスクを負うことが多いのですが、フレンチブルドッグやダックスなどは事故もないのに、極端に若いうちから高確率で椎間板ヘルニアを発症する。
これは遺伝的な特徴で防ぎようがありません。
2〜3歳がピーク! 他の犬種に比べて、フレブルは若い頃に発症する傾向

Patryk Kosmider/shutterstock
ーー顔が大きい犬種のフレンチブルドッグは、腰椎よりも頚椎にヘルニアを発症しやすいなど、発症しやすい部位に特徴はありますか?
相川院長:
私の病院で手術したフレンチブルドックの椎間板ヘルニア症例の8〜9割が背中や腰のヘルニアです。
ビーグルは頻繁に首にも発症しやすく、フレンチブルドッグもそれに近いところはありますが、それが“顔が大きいから”なのかはわかりません。
フレンチブルドックの首のヘルニアの症例が1〜2割ということを考えても、犬種によっての極端な差はないと思います。
ただ、背中や腰のヘルニアの場合、ほかの犬種の約95%が背中の真ん中あたりでヘルニアを発症するのに対して、フレンチブルドックはその典型的な位置も含めて、ややお尻側でも起こりやすい傾向があります。
ーー椎間板ヘルニアを発症しやすい軟骨異栄養犬種の中でも違いがあるわけですね。
相川院長:
そうですね。8年ほど前に研究活動していてわかったのですが、椎間板ヘルニアの発症がもっとも多いダックスフントと比較しても、フレンチブルドッグは非常に若いうちから椎間板ヘルニアを発症しやすい。
ダックスフントが4〜5歳がピークなのに対して、フレンチブルドッグは1歳から発症する子もいて、ピークが2〜3歳。これは大きな違いです。
ーー性別で発症割合に差はないのでしょうか。
相川院長:
約50頭のフレンチブルドックのスタディサンプリングなので、あまり大きなことは言えませんが…。研究の中では、オスがなりやすい傾向はありました。
ただ、性別に関してはもっと数を比較しなくてはなりませんし、我々としては大きな差だとは思っていません。
しかし、発症年齢には明らかな違いがあるので、フレンチブルドッグのオーナーさんは若いうちから気をつけてあげる必要があります。
ヘルニアを引き起こす要因と予防策は?

NASTIA KHITIAEVA/shutterstock
ーーもともと抱えている犬種的なリスクや加齢のほかに、椎間板ヘルニアを引き起こしまう要因としては何が考えられますか?
相川院長:
人間と同じで、肥満であったり、運動や事故による激しい衝撃は“脊椎に負荷をかける”という意味で、発症のリスクになりうると思います。
たとえば、滑る・転ぶ・ジャンプするという動作。柴犬やレトリーバーには全然平気でも、もともと脊椎に奇形を抱えているようなフレンチブルドッグには大きな負荷になる。
しかし、だからといって「ジャンプをさせないように!」と言ってしまうのは短絡的すぎる気もします。
それをやることで事故が起こりやすいのは確かかもしれませんが、フレンチブルドッグは先天的、あるいは遺伝的に椎間板ヘルニアのリスクを持っているわけです。
背骨周りの筋力を高めるためにも、日常的に適度な運動は大切。
元気な子であればフリスピーキャッチなどもやりたがりますが、フレンチブルドッグはボーダーコリーのようなアスリート犬とは能力が違う、ということを認識したうえで、適度な運動させる必要があるでしょう。
その際、滑りにくい環境、ほかの犬とぶつからないような遊び方というのも考えてあげてほしいですね。
相川動物医療センターでは、グレード4までの患者「98%」が手術で歩けるように
ーーそのように気をつけていても椎間板ヘルニアを発症してしまった場合、まずどのような対処が必要でしょうか。
相川院長:
自然治癒する病気ではないので、やはり治療が必要になります。こちらも病院のホームで詳しく説明していますが、症状は5段階のグレードに分類されます。

ヘルニアグレード分類(相川動物医療センター提供)
運動した時や抱き上げた時などに痛がる様子を見せる程度なのは、グレード1。
立って歩くことはできるものの足のもつれやふらつきが見られるのは、グレード2。
グレード3以上になると、もう立ち上がれません。立てないながらも足を動かして立とうとする。でも、立てないのが、グレード3。
これがもっとひどくなると、完全麻痺ながらも感覚はかろうじて残存しているグレード4、感覚さえもまったくないグレード5となります。
椎間板ヘルニアの場合、ガンのように、小さい初期病変から徐々に進行するというものでもなく、発症した時点でグレード3、グレード4ということもよくあります。
愛犬の異変に気づいた時点で診察を受けるのは、まず大事。当院での手術後の歩行機能回復率を見るとグレードが1から4までの患者では約98%であるのに対し、グレード5の患者では約50%に下がってしまいます。

診断時の各グレードの回復率(相川動物医療センター提供)
特にグレード5のフレンチブルドックの歩行機能回復率が33%と他の犬種より低いこともわかりました。
また、グレードが低い時点で手術を受けたほうがより早期に歩行機能を回復し、慢性的な失禁などの後遺症の発生頻度も少ないことが統計にも出ています。
よく聞く「腰痛がたまに出る」「ややふらついているけど、まだ歩いたり、走ったりできている」という状態は、多くのオーナーさんにとって深刻に見えない場合が多いんですね。
そういう方が病院に行くと、先生も「そこまでひどくない」と判断して、安静を指示したり、一時的な処置をするわけです。
症状が比較的軽い子で、緊急的な処置を必要としない場合に一般的な治療として炎症を抑えるステロイド剤を飲ませたり、注射したりします。
ーーただ、それで完治したり、進行を食い止められたり…という病気ではありませんよね。
相川院長:
そうですね。初期段階であると、数日安静にすることで一旦症状が治ることもよくある。「様子を見てたらよくなりました」と言うんだけど、また3ヶ月後に痛み出した…って子は多いです。
将来のヘルニアリスクを1/10まで下げる「予防的造窓術」

vijaifoon13/shutterstock
ーー自然治癒する病気ではないからこそ、グレードにあった適切な治療を施すことが大事ですね。相川先生は、どのグレードで手術を決断されますか?
相川院長:
後肢の痛覚を失った患者(グレード5)には緊急手術、起立歩行できない(グレード3)、麻痺(グレード4)の患者では手術をお勧めします。
歩行可能の患者(グレード1、2)ではオーナーさん次第ですが、実際は手術に踏み切られる方が多いですね。
特に、フレンチブルドッグやダックスフントのように、生まれつき椎間板ヘルニアのリスクが高い犬種であることを理解しているオーナーさんは、薬では治らないこともわかっているので、たとえ今回の症状が重くなくても手術をして“今の症状の改善+α”で予防的手術を希望されます。
それを“予防的造窓術”と言うのですが、勉強熱心な獣医さんはうちの病院がそれでいい成果を上げているのをご存知で、遠方からでも紹介でうちに治療を受けられる方が多いです。
ーー“予防”ということは、まだ飛び出しておらず、神経も圧迫していない椎間板を浅く削る、ということですか?
相川院長:
まずは、痛みや麻痺の原因となっている椎間板ヘルニアによる脊髄神経への圧迫を取り除きます。
これが一般的な椎間板ヘルニアの外科的処置なのですが、うちの病院では、そのほかに4〜5か所、将来ヘルニアが起こりうる椎間板に切り込みを入れて、中の髄核を抜き取ります。
これによって将来的な発症&再発リスクを劇的に下げられる。実際、再発して再手術を受ける患者の数をおおよそ10分の1くらいにまで下げられます。
この“予防的造窓術”は、我々の病院で成果を発表して、国際的にもスタンダードになりつつあります。
予防的造窓術ができる病院はまだ少数

相川動物医療センターの手術室
ーー“予防的造窓術”は、どこの病院でもできるのでしょうか。
相川院長:
日本では、まだまだできる病院が限られていると思います。
“効果がある”という意味ではスタンダードなのですが、これまでの一般的な手術法よりも広く切開しなければならないし、手術時間も長くなる。
慣れている先生であれば数十分の追加時間で済むけれど、慣れていない先生からすれば手術をやること自体が危険です。専門的な病院でないと、現状では難しいと思います。
麻酔のリスクを考えても、手術時間は短いに越したことはないように思います。
ーー実際、相川先生が“予防的造窓術”をやられる場合、一般的な手術にどのくらいの追加時間となりますか?
相川院長:
私の場合、通常の椎間板ヘルニア手術が30〜40分くらいで、そこに予防的な処置をくわえると10分くらい延びます。
よく「早い」と言われますが、専門家であればだいたいそのくらいです。
私は、年間に約100頭の手術を行っていますが、一定の処置を、一定の水準技術で“負担なく”やるのが理想ですね。
予防的造窓術をすべきか否か。フレブルの場合は見極めが大切

Patryk Kosmider/shutterstock
ーーフレンチブルドッグにおける“予防的造窓術”で、特筆すべきことはありますか?
相川院長:
先ほどもお話ししたとおり、フレンチブルドッグの場合は、ヘルニアの発症位置が典型的な背中を含め、ややお尻側にも広がる。
なので、ほかの犬種に比べて切開も広範囲に及んでしまうんです。
また、お尻は後ろ足の神経が太くなるエリアで、その繊細かつ太い神経を避けて処置しなければならない…という点ではリスクが上がるのも事実。
だから、フレンチブルドッグの場合は、一概に「椎間板ヘルニアになったら、全ての椎間板ヘルニアの好発部位に予防的造窓術をやったほうがいい」とは結論づけていないんです。
ただ、すでに飛び出す気配のあるものや、「数ヶ月後には危ないな」というものに関しては処置を行います。
ーーケースバイケース。犬種によっても対処の仕方が変わるんですね。
相川院長:
そうですね。そこを理解している先生が手術するのかどうかによっても、治療の成功率は変わってくると思います。
オーナーの病気への理解がなにより大切

Kukota/shutterstock
ーーいい病院選びといい先生選びは、オーナーの責任ですね。最後に、愛犬の椎間板ヘルニア治療をするうえで大切な、オーナーとしての心がけを教えてください。
相川院長:
まずは、愛犬の異変に気づいた時点での早期受診。そのうえで、“予防的造窓術”を含めた外科的治療が選択肢のひとつになるわけですが、そこに踏み切るにもオーナーさんの理解と決断が必要です。
幸いうちの病院には、かかりつけの病院の先生からうちの病院がほかの病院とは違った技術や特色があることの説明を受け、理解されたうえで、わざわざ遠方からいらっしゃる方が多い。
双方の理解がちゃんとできているので治療がスムーズという一面があります。
しかし、何でもかんでも手術すればいいというものではないし、麻酔、入院、費用、いずれにおいてもリスクはある。
手術をした場合のメリットとデメリットをお話したうえで、決心がつかない方には、一時的に温存治療を勧めることもあります。
ただ、症状が重くて緊急性がある場合には外科的手術以外の効果的治療法はありません。手遅れになる前に手術を受ける必要性を理解し、決断する必要があります。
全国の獣医やオーナーから支持される理由
獣医学会のトップジャーナルに研究論文を発表し、国内外から高い評価を受けている相川院長。脊椎の模型や、興味深い臨床データをもとに、詳しくお話をしてくださいました。
椎間板ヘルニアの“予防的造窓術”には絶対的な自信を持ちつつも、インフォームドコンセントを大事にし、愛犬とオーナーに寄り添ってくれる姿勢も「名医」と呼ばれる所以のようです。
院長プロフィール
相川 武(あいかわたけし)院長
獣医学博士、日本小動物外科専門医。
日本獣医畜産大学(現日本獣医生命科学大学)を卒業後、東京都内の動物病院に勤務。ロサンゼルス カリフォルニア アニマルホスピタル外科研修、ノースカロライナ州立大学インターン・脳外科執刀医、カリフォルニア州立大学デイビス校 整形外科執刀医・軟部外科執刀医など、海外での実績も多い。2000年に相川動物医療センターを開院。
資格取得の基準が非常に難しいことで知られ、日本国内と北米を合わせても12名しかいない“日本小動物外科専門医”。
【病院DATE】
相川動物医療センター
東京都新宿区西落合4−3−1
03-5988-7888
受付時間9:00〜12:00、16:30〜19:00
休み 水曜(日曜・祝日の午後診療は13:30〜17:00)
取材・文/永野ゆかり
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