その行動、ストレスかも。フレブルのストレスサイン[5選]
いつも絶妙な表情と行動で私たちを楽しませてくれるフレンチブルドッグ。何をしてもかわいいフレンチブルドッグだからこそ、ストレスサインを見逃している可能性も。
「BUHI」でもおなじみ、プロドッグトレーナー大久保羽純さんの記事を参考に、「フレブルのストレスサイン5選」をご紹介します。
1.あくびをする、目を細める

Patryk Kosmider/shutterstock
フレンチブルドッグが大きな口をあけてあくびをする姿は、とても愛らしいですよね。眠いわけでもないのに、あくびをしたり目を細めているときはストレスサインのあらわれなんだとか。
大久保さんのコメント
眠い時でもないのにあくびをしたり、しょぼしょぼと目を細める子はいませんか?ワンちゃんはストレスを感じると、フワ~とあくびをしたり、目を細めたります。
ストレス状況の中で平静を保つためにやっているので、眠いわけでもぼんやりしているわけでもなく、ストレスを感じている可能性があります。
2.目や顔をそらす

Meritxell Torne/shutterstock
大きな目が特徴的なフレンチブルドッグ。さらに、他の犬種と違って白目があるので、表情が見えやすいといわれています。そんなフレブルたちが、人や物から目をそらすことがありませんか?対象から目をそらす行為は、ストレスを感じている可能性も。
大久保さんのコメント
ストレスを感じたとき、ワンちゃんはその人や物を見ないように目をそらします。叱られると目をそらす子、よくいませんか?その子が不真面目なのではなく、後ろめたいからでもなく、単純に怒っている相手のことが怖くてストレスを感じるので、目をそらしているのです。人だけでなく、犬や物からも目をそらすことがあります。
例えば犬同士の場合、目を合わせ続けるのはケンカになりかねないので、平和を保つためにも基本的にはじっと見つめ合うことはしません。犬同士が体を固くして3秒以上見つめ合っていると、喧嘩が起こるのではないかとひやひやします。
ちなみに、飼い主さんとアイコンタクトの練習をしたり、見つめることでご褒美がもらえるなどの良い事があれば、じっと目を見つめる行動も増えます。目を見つめるのは、ハッピーな時だけにしたいですよね!
3.後ろ足で体をかきかきする。全身をブルブルッとふる

Grisha Bruev/shutterstock
お肌が弱いフレンチブルドッグは、時おり後ろ足を使って体をかくことがあります。特に異常がないのに体をかいている場合は、ストレスがたまっている可能性があるのです。さらに、水から出てきたわけでもないのに全身をブルブルっとさせるのもストレスのあらわれなんだとか。
大久保さんのコメント
かゆいわけでもなさそうなのに、急に体を後ろ足でかきかきし始める子はいませんか?水から出てきたわけでもないのに、全身をぞうきん絞りのようにブルブルッとするような行動をする子はいませんか?緊張したときなどに、このようなストレスサインを出す子がいます。
例えば首輪をつけるのが苦手な子は、着け終わった後に体をかきかきしたり、ブルブルッと体を振る様子がよく見られます。「あ~ぁ、緊張した…!」といった様子です。
あまりにブルブルや掻く行動が多い場合や、一か所ばかり掻いている場合は、皮膚のトラブルかも知れませんので、病院に行ってくださいね。
4.マウンティングをする

msgrafixx/shutterstock
ドッグランやわんこOKの施設などで、愛ブヒがマウンティングをすることがありませんか?じつはこれも、ストレスを感じている可能性があるんだとか。
大久保さんのコメント
緊張したり、興奮したときにマウンティングをすることがあります。マウンティングは、ストレスを感じたときに、その発散や反動として行う場合があります。
どちらにせよ、マウンティングをしている犬も、されている犬も人も、誰にとっても、良い状態ではありませんので、すぐにワンちゃんを引き離し、落ち着く場所に移動して、興奮を静めてください。
5.執拗に手足を舐める

immstudio/shutterstock
フレンチブルドッグが前足をなめる姿は、まるで赤ん坊のようでとってもかわいいですよね。暇つぶしにペロッと舐める子はいますが、皮膚が荒れてしまうほど執拗に舐めている場合は、ストレスが溜まっている可能性があります。
大久保さんのコメント
なんともないのに前足や後ろ足をちゅぱちゅぱ舐めていることはありませんか?ストレスが原因となり、舐め続けることで、毛先の色が変わったり、皮膚を傷めてしまうこともあります。ぐるぐる回りながら尻尾を追い、噛んで毛をむしってしまうこともあります。
自傷行為となっている場合は、単発的なストレスだけでなく、日常的に何かしらのストレスがかかっている可能性があるため、改善が必要です。
留守中に排泄の失敗をしたり、家具を破壊したりする子もいますが、これも日常や留守番のストレスによって起こるストレスサインの可能性があります。
大久保さんいわく、その子その子によって違うストレスサインが見られることもあるそうです。人間でも、「体を固くして青ざめて歯をカチカチさせて、いかにも緊張しているように見える人」もいれば、「まったく緊張していないように見えても、実は手が汗でびしょびしょになっている人」まで、いろいろな人がいるのと同じなんだとか。
より豊かなフレブルライフをおくるために、愛ブヒのストレスサインをおぼえておくようにしましょうね。

rebeccaashworth/shutterstock
今回ご紹介したのは、ほんの一部です。もって詳しく知りたい方は、「ペット&ファミリー」さんが運営する『ペットニュースストレージ』をご覧ください。
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犬のストレスサイン10選〜プロドッグトレーナーに聞きました〜
大久保羽純
米国CCPDT認定CPDT-KAライセンス所持
SUNNY Dog Training Partner代表 プロドッグトレーナー
人と動物の心をつなげる仕事がしたいと、5年勤めた企業を辞めて単身修行へ。日本とニュージーランドでトレーニングを学び、現在は東京で、犬にも人にも優しいトレーニングを広めている。Dog Training for LOVE&PEACEをモットーに、トレーニングを通して、犬と人との生活を楽しいものにし、保護活動への協力も行っている。
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