犬と暮らす常識が、アメリカと日本で違いすぎる〜スカンクにおならをされる、手作り食は信じられない〜
フレンチブルドッグと暮らすみなさん、「海外では犬との暮らしってどうなんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?
アメリカでフレンチブルドッグと暮らしてわかった、日本とのアメリカの違いを、アメリカ在住のライター・ネビルあゆみがお届けします。
[違い]その1:日本で一般的な「毎日の手作りご飯」はアメリカで驚かれる
犬は家族の一員。それは日本もアメリカも共通です。だから、食べるものにも気をつけてあげたいですよね。
French Bulldog Lifeにもフレブル用ご飯レシピが何個か掲載されていますが、そういった記事を見せるとアメリカのドッグオーナーたちにびっくりされることが多いです。
アメリカでも手作りご飯をあげているファミリーはいますが、盛り付けにこだわったり、毎日違うものをあげたりするわけではないからです。
対するアメリカで健康志向なドッグオーナーたちに今話題なのがRaw Food Diet。ローフードダイエット、つまり生肉を与える食事法です。
スーパーで購入する方法もありますが、ローフードダイエット専用のウェブページもあり、ここで注文すると生肉とバランスを考えられた野菜が家に届く仕組みです。
(参考サイト:Darwin’s Natural Pet Products)
[違い]その2:アメリカでは、マナーポーチは必要なし
ちょっと細かいことですが、アメリカでフレブルと暮らし始めて最初にびっくりしたのが、日本で犬のお散歩といえば当たり前だったマナーポーチを持ち歩かなくてもいいということです。
ここでいうマナーポーチとは、わんこのうん○を入れて持ち歩くポーチで、たとえば公園に行ったりするとき、日本ではうん○を拾ってビニール袋に入れ、匂いの漏れないマナーポーチなどに入れて持ち帰ったりトイレに流せる袋を使って公園のトイレに流したりしますよね。
アメリカでは、野外にあるゴミ箱なら、袋に入れたうん○を捨てることは問題ありません。
一度ハワイに住んでいたときに気になって近くにいた清掃員の方に「ここに捨てていいですか?」と聞いたときは「なぜそんなことを聞くんだ」と言われました。
また、日本でよく見るおしっこのあとにかける水を持ち歩く姿も、こちらでは見たことがありません。
[違い]その3:アメリカの犬は、スカンクにおならをされることが良くある
突然ですが、わたしはスカンクが好きではありません。あることがきっかけでネビル家全員がスカンク嫌いになってしまいました。
それが、今回の記事で最後にお伝えしたいアメリカ犬暮らし驚きの「あるある」、スカンクにおならをされることです。
これは、スカンクにおならをされた翌日の我が家のフレンチブルドッグきょうだい弟、デューク。
そんなに至近距離ではなかったんですが、顔に吹きかけられたので半径1メートル以内にはとてもじゃないけど近寄れないくらい臭いです。
幼い頃からアメリカで犬と暮らしていた夫に聞いてはいたんですが、なにせ以前住んでいたハワイではスカンクにおならをされる事件なんて聞いたことがなかったので、油断をしていました。
アメリカのホームドラマで、家族が犬をトマトジュースで洗うシーンを観たことがある方もいるかもしれませんが、それが昔からアメリカの家庭に伝わる「スカンクにおならをされた時の応急手当」。
現在では、スカンクのにおいを落とせるシャンプーなどがペットショップに普通においてあります。それほど身近なスカンク問題。
ちなみに臭いは“腐ったニンニクに何かしらの化学物質を混ぜたものを鍋に入れてぐつぐつ煮つづけた臭い”とでも言いましょうか・・・。
家の中にも充満していたので、わたしはずっと網戸に鼻をくっつけて呼吸をしていました。
アメリカでフレブルきょうだいと暮らしてそろそろ3年、日本での犬との暮らしは20うん年のわたしが、今回はアメリカで感じた日本と違う犬との暮らしについて3つ、思い浮かぶままにお話しさせていただきました。もちろん細かいことを言えばもっともっと違いがあるんですが・・・それはまた機会があれば、お話しさせていただきたいと思います。
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