2017年9月27日16,727 View

フレンチブルドッグのパピー奮闘記〜最初はみんな大変だった〜

どんな種類のワンコでもパピー期はとびきりかわいいものだけど、まん丸でコロコロしているフレンチブルドッグのパピー期はとびきりラブリー!クリッとした瞳で見つめられてハートを射抜かれ、「絶対にこの子をファミリーに迎えたい」とフレブルオーナーになった人も多いのではないでしょうか?

とはいえ、好奇心旺盛でやんちゃなフレブルパピーのお世話をするのは想像以上に大変!と少しお疲れの新米オーナーもいるのでは?

そこで今回は、大変な子育て期を楽しく乗り切るコツをお届けします。

そこらじゅうを汚しちゃう…のもご愛嬌

フレンチブルドッグ子犬

Natalie Shuttleworth/shutterstock

暑さにも寒さにも弱いフレブルたちは、完全室内飼いの犬種です。だからこそ必ずマスターしたいのがトイレのしつけですが、すぐに覚えてくれる子もいれば覚えるまでに時間が必要な子も。

 

お気に入りのラグやソファーの上はもちろん、時にはベッドでしちゃう子もいて、毎日の洗濯物が大量で泣けてくる…なんて声もよく聞きますよね。

 

一般的なしつけの本には「粗相をしても怒らずに黙ってサッと片付ける」とあるものの、日に何度もラグを引っぺがしているとさすがにイライラしちゃう気持ちもわかります。つい爆発して怒ってしまい、後になって自己嫌悪に陥ることもきっとあるはず。

 

でも、そういう時こそ一旦深呼吸をし、愛するブヒを初めて自宅に連れて帰って来た日の気持ちを思い出して!フレブルはお利口なので気長に繰り返し教えることでちゃんとマスターしてくれます。

 

それまでは、粗相の被害を最小限に止めるようにカバーの下にトイレシートを敷き詰めたり、簡単に洗濯できるラグに敷き替えるなどのアイデアで乗り切ってみてください!

 

 

フレブルもアナタも不安…お留守番トレーニング

フレンチブルドッグ子犬

Kwiatek7/shutterstock

フレンチブルドッグの特徴のひとつに、とにかく飼い主さんにべったりの甘えたちゃんが多いというのが挙げられます。

 

特に新しいおうちにまだ慣れて居ないブヒパピーの場合、同じ家の中にいても飼い主さんの姿が見えなくなった途端キュンキュンと鳴き出すことも。

 

どこへ行くにも常に一緒が理想だけれど、現実には仕事や買い物などで家を留守にする時間は必ずあるはず。

 

そう、留守番時間に差はあるものの、どのパピーもマスターしなければならないのが「お留守番」なんです。

フレンチブルドッグ子犬

sherwood/shutterstock

 

お留守番の秘訣はまず5分、次は10分、と留守番時間を徐々に伸ばしながら必ず飼い主は帰ってくるということを覚えさせるのが定番ですが、留守番に慣れるまでは飼い主も自宅で待っているパピーが元気にしているか不安でいっぱい。

 

ケージかフリーかなど、どんな環境で留守番させるのかは家庭によるものの、いずれの場合でもパピーが動き回れる範囲を限定しておくのが鉄則です。もちろん、誤飲やケガをしないように危ないものや壊されて困るものは片付けておきましょう。

 

最近は犬の「分離不安」が注目されていますが、留守番に慣れるまでは飼い主側も気が気じゃないもの。火の元や室温の設定、危険なものを取り除くなど、まずは自分自身が「これで大丈夫」と思える準備をし、あとは一緒にいる時間にたっぷりコミュニケーションをとってあげましょう。

 

 

大丈夫。最初はみんな大変だった!!

フレンチブルドッグ子犬

Unchalee Khun/shutterstock

パピーを迎えてからの数週間から数カ月の間はとっても慌ただしく、今まで自分が送ってきたライフスタイルや生活リズムを見直すこともあるでしょう。

 

まだしつけもままならず、人間の子育てでいうところの“育児ノイローゼ”状態に陥りやすいのもこの時期。「思ってたフレブルライフと違う」「こんなに大変だと思わなかった」なんて、つい後ろ向きに考えてしまってはいませんか?

 

確かにSNSや雑誌などを見れば、そこにはかわいいフレンチブルドッグとおしゃれなライフスタイルを過ごすブヒオーナーさんの姿がたくさん。

 

でもね、程度の差はあれども、みんな最初は同じようにトイレに手を焼き留守番にドキドキし、日々起こるアレコレに一喜一憂してきたのです。

 

幸い現在はインスタなどで他の飼い主さんと簡単に繋がれる時代。特にフレブルはオーナー同士の絆が深い犬種でもあるので、パピーとの生活で悩んだり迷ったりした時には、気軽に先輩ブヒオーナーに聞いてみることだってできます。

 

もし今パピーを迎えて大変だと感じているなら、まずは深呼吸して我が家に迎えた時の気持ちを思い出し、憧れのブヒオーナーも昔はみんな同じだったと考えてみて。きっと心が軽くなるはずです。

 

おわりに…

フレンチブルドッグ子犬

Angyalosi Beata/shutterstock

フレブルに限らず、犬の一生は私たちヒトと比べると非常に短いもの。だからこそ、とことん手をかけられる(手がかかる?)パピー期は過ぎてしまえば本当にあっという間です。

 

成犬になってから「あの時は大変だったね」と笑い話になるネタ(?!)がたくさん生まれるのもパピー期の魅力なので、大変なことも笑い飛ばす覚悟で、コロコロの愛ブヒが日に日に大きくなる一瞬一瞬を目一杯楽しんでみてくださいね。

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