【保存版】 フレブルの冬のお散歩のポイント
活動的な子が多いフレンチブルドッグにとって、お散歩はご飯に並んで好きなことのひとつ。だと思っていたのですが、実は筆者の愛ブヒはまだお散歩が大好きというわけではなさそうなんです。かといって苦手というわけでもないのですが、生後7ヶ月ということもあり、きっとまだまだ外の環境におっかなびっくりしているのだと思います。フレブルにもいろんなタイプの子がいるけれど、お散歩は健康やストレス解消のためにも不可欠なこと。とはいえ北風吹き荒ぶ今の時期、お散歩中に気を付けるポイントも少なくありません。そこで冬場のお散歩を楽しみつつ、どこに気を付けるかをまとめてみました。
不慣れな子はその子のペースを尊重

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まだパピーだったり大人のブヒでもお散歩が苦手な子の場合、気をつけたいのが無理にたくさん歩かせようとしないこと。
我が家のフレブルも家から出るとしばらく玄関前でどっちに行こうか逡巡し、いざ歩き始めても前方に見慣れない人や物があると立ち止まってしばらく凝視してから再び歩き始めます。

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大丈夫だからもっとスタスタ歩いてほしいなとは思うけれど、それは筆者が先にあるものが危険ではないとわかっているから。
フレブルにとってはそれが安全かどうかなんてわからないし、立ち止まっている間に「進んでも危険はないのかな? 大丈夫かしら」などと色々考えているのだと思います。
ここでもし急かしたりすると、それは逆効果。
お散歩ってなんだか楽しくないなと感じ、散歩嫌いさんになってしまうかもしれません。

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大丈夫、怖くないよと声をかけながら、進みたくない時には一緒に止まる。
引き返したければそれに合わせるなど、あくまでも散歩の主役はフレブル。
無理やり引っ張って歩かされる散歩は全然楽しくないだろうから、彼らのペースに合わせます。

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ただ筆者の経験では、散歩中にたくさん声掛けをしたり、仲良しのご近所犬に会うと愛ブヒのテンションがぐんと上昇。
仲間がいて心強いのか楽しさが先に立つのか、歩きしぶりをすることなく軽快に歩き始めます。
お散歩があまり得意じゃないというブヒの場合、ご近所の仲良し犬と時間を合わせて散歩したり、意識してたくさん声掛けをするのも良いかもしれません。
気温の差はなるべく少なめに

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人間の世界ではこの時期あちこちでヒートショックの危険性を耳にしますが、フレブルたち犬にもヒートショックは起こります。
ヒートショックは暖かい場所から寒い場所へ、逆に寒い場所から暖かい場所へと短時間で移動することで、体が温度変化に反応して血圧が上昇したり下降したりするもの。
この変化に体がついていけなくなることで起きる健康障害がヒートショックなのですが、寒暖差によって血行が急に悪くなり、ふらついたり倒れたりというショック症状が起きます。
特に高齢の犬はなりやすく、なかでも循環器系や呼吸器に持病がある犬は要注意。

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対処策は、お散歩に出る少し前から暖房を切るなどして外の気温と室温の差を少なくすることや、散歩前に防寒着を着せること。
玄関などでしばらく寒い温度に慣らしてから散歩へ出発するなど。
お散歩に限らず、お風呂でシャンプーをするときや、ブヒ用トイレが寒い部屋にある場合なども気をつけて。

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ちなみにヒートショックは冬場だけでなく、夏に冷房が効いた部屋から暑い屋外に出る際にも起こるので、室内と屋外の気温差が大きな時期はお散歩前に外との気温差をなるべく近づける工夫をすることをお忘れなく。
仕事でお散歩時間が固定されている場合は仕方ないけれど、冬は暖かな昼間の時間帯を選んで散歩に出るのもおすすめですよ。
雪が積もっている日のお散歩、どうする?

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天気予報では年末年始の寒波にご用心をとアナウンスがされていますが、雪が積もる地域だとお散歩もひと苦労ですよね。
とはいえ、毎年積雪が当たり前なエリアで暮らすオーナーさんやフレブルは雪道のお散歩に慣れていることが多いけれど、一番危ないのが普段はさほど雪が積もらない場所に住んでいるケース。

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今年は12月から大雪に見舞われている影響もあり、雪道を歩くのに不慣れな状態で雪の中を散歩することもあるかと思います。
愛ブヒの防寒対策や帰宅後にしっかりと濡れた体を乾かすなどの基本的なケアはもちろんですが、何より怖いのが転倒や事故に巻き込まれること。
踏みしめられて固まった雪はとにかく滑るし、オーナーさんはもちろん愛ブヒだって足を滑らせ転倒することがあります。
それに、走行中の自転車や自動車が運転ミスで突っ込んでこないとも限りません。

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雪道での散歩はなるべく車道から離れた場所を歩いたり、公園など自動車や自転車が入れない場所を選ぶなど、事故に巻き込まれないための工夫を。
あと、雪に興奮してテンションが上がるフレブルは多いけれど、夢中で雪遊びをしているうちに低体温症になったり、肉球が凍傷を起こすこともあり得ます。
ある程度時間を決めて体が冷え切る前に切り上げ、怪我などから足を守るためにできれば靴を履かせてあげてくださいね。
なお、パピーやシニアなどの体力が少ない犬の場合は散歩をなるべく短時間で切り上げるほか、積雪の日は行かないという選択をすることも大事です。
おわりに

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お散歩は運動だけでなくオーナーさんとのコミュニケーションや他の人や犬との触れ合いの場でもあります。
フレブルと暮らすうえで欠かせない習慣だけに、できれば互いに楽しく、それに安全に毎日のお散歩に行くことができればいいですよね。
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