2024年12月25日11,711 View

【共感の声】フレブルとの暮らしでヒヤッとしたこと

月齢7ヶ月となった筆者の愛ブヒ。できることも徐々に増えてきて、今は目に映るもの全てに興味津々な時期です。筆者にとってはパピーを迎えるのが10年ぶりくらいのことだったので、そうだわ、パピーってこうだったな〜とお世話をしていて思い出すことも多々あります。そして日々感じているのは「こんなものも危険だったのか!」という驚き。フレブルもミドルシニア年齢以降はすっかり落ち着く子が多く、長らくそんな“落ち着きブヒ“と暮らしていると注意する事柄は主に病気になってくるのですが、本当にパピーってやつは目が離せない。目に入るもの全部がおもちゃに思える彼らにとって、そこらじゅうに危険は転がっているのです。

 

シーズンの飾り物には気をつけて!

フレンチブルドッグ,注意点

mayura benjarattanapakee/shutterstock

 

フレブルといえばがまぐち財布みたいな大きなお口がチャームポイントですが、それゆえなのか、はたまた食いしん坊だからなのか、とにかく多い事故が誤飲です。

 

そのため与えるおもちゃには気をつけているだろうけれど、この時期うっかりしがちなのが季節の飾り物。

フレンチブルドッグ,注意点

Liliya Kulianionak/shutterstock

 

クリスマスツリーやお正月飾りなどを飾る習慣のあるご家庭は多いですが、例えばツリーなんかは床置きするケースが大半。

 

ツリー自体を引き倒すほどヤンチャなフレブルがいる場合は設置そのものを見送るかもしれませんが、そんなに悪戯をしない子だとあまり気にせず飾ってしまいますよね。

 

けれどもツリーには大小様々なオーナメントがついており、それらはキラキラしていたりボールのように丸かったりと、フレブルの興味を引くのに十分な見た目をしているのです。

フレンチブルドッグ,注意点

Alta.ph/shutterstock

 

同じくお正月飾りも最近はミニサイズの縁起物を並べるなど、小さく凝った作りのものが多数。

 

見た目にも可愛く季節感を感じられるのでインテリアに人気ですが、ブヒにとっては「なんだか楽しそうなおもちゃ」に見える可能性が大。

 

パピーはもちろんヤンチャ盛りの成長期ブヒにとって、目の前にある魅力的なおもちゃをスルーするのは難しいこと。

 

なんだろうと気になればまず口に入れるのは犬の本能。

フレンチブルドッグ,注意点

Aleksandra Baranoff/shutterstock

 

特に生後6ヶ月から3歳頃までの間は「とりあえず口に入れる」という行動が顕著で、それには狩猟本能や好奇心、探究心がそそられるからというデータもあるんです。

 

そのためこの年齢のブヒがいるお家では、飾り物はフレブルが届かない場所、入れない場所に限定して飾るのが鉄則。

 

彼らは見た目に反しジャンプ力もかなりあるので、飛びついても届かない場所を選んでくださいね。誤飲してからだと遅いですよ!

 

お洋服も場合によっては危険

フレンチブルドッグ,注意点

yhelfman/shutterstock

 

フレブルといえば犬界で一番お洋服やかぶりものが似合う犬種だと筆者は常々思っていて、実際オーナーさんよりも衣装持ちのブヒだってかなりいることでしょう。

 

ファッション目的でなくとも、冬になると防寒のためにお洋服を着させるオーナーさんは多いですが、ヤンチャ盛りの頃は装飾が多いお洋服は避けておいた方が無難かもしれません。

 

そもそも犬は洋服を着る習慣がないので、洋服を着ていてもいなくても行動は変わりません。

フレンチブルドッグ,注意点

Ann-Bulashenko/shutterstock

 

例えば公園や散歩先で急に気になるものを見つけてダッシュしたり、藪の中に突っ込んでいくブヒの場合、洋服があちこちに引っかかり、それが原因で怪我をすることも。

 

また、リボンやボタン、ポンポンなどの装飾を引っ張ってちぎり、間違って飲み込むこともあるんです。

 

もうすっかり洋服に慣れて暴れたりしない大人ブヒならともかく、まだ成長期のフレブルにお洋服を買う際には、引っかかる箇所が少ないなるべくシンプルなものを選ぶのがおすすめです。

フレンチブルドッグ,注意点

icebergpicture/shutterstock

 

これは年齢問わずですが、アスファルトの色に似ているグレー、緑の多い場所でのグリーンや迷彩柄、雪国でのホワイトなど、背景と同化する色の服は視認しにくいので要注意。

 

自転車や車の運転者から見えにくくなるので、お散歩時に着せるのなら、普段の散歩コースの背景と同化しない色のお洋服を着せる方が安全度がアップしますよ。

 

拾い食い、ダメ、絶対。

フレンチブルドッグ,注意点

seeshooteatrepeat/shutterstock

 

最初にも誤飲に触れましたが、誤飲の危険が最も増えるのが屋外。

 

お散歩やお出かけなどで屋外に出る機会はたくさんあるけれど、家の中は愛ブヒ仕様にコントロールできても外だとそういうわけにはいきません。

 

筆者が毎日歩く散歩道にも、よく見ると使い捨てのカイロやどんぐりが落ちていたりしています。

 

散歩のたびにそれらをくわえようとする愛ブヒから目が離せず、先日はもぐもぐしているから口に手を入れたらボロボロッと6個ぐらいどんぐりが口から転がり出てきて、お前はハムスターかとつっこみました。

 

彼らは一瞬の隙を見てさっと口に入れるので、とにかく愛ブヒの視線の先に食べると危ないものがないかを探しながら歩くのが日課になっています。

フレンチブルドッグ,注意点

mala_koza/shutterstock

 

ただ、この警戒心が緩むのが各種イベントごと。

 

美味しそうな屋台がたくさん立ち並ぶクリスマスマーケットやフード屋台が出展する屋外イベント、初詣の参道に並ぶ屋台など、これからのシーズンはそういうイベントに行く機会も増えますよね。

 

飲食屋台があれば必ず道にうっかり落とした食べ物などが落ちているものですが、こちらも人混みやお店に気を取られがちなので「うっかり目を離す」ことが増えるのです。

 

そのためそういう場所ではカートインさせるなど、拾い食いできないようにする工夫が必須。

 

年末年始は動物病院も休診することが多くなるので、予防できる危険はしっかり予防し、愛ブヒを守ってあげてくださいね。

 

おわりに

フレンチブルドッグ,注意点

GH Studio/shutterstock

 

好奇心旺盛なのはフレブルの魅力ですが、特にパピー期から3歳頃までは本当に予想の斜め上をいくような行動をしでかすことも多い彼ら。

 

これなら大丈夫だろうというこちらの予測を軽々と超えてくるので、危険だなと思うことは先回りして回避するのがベターですよ。

 

 

こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。

フレブルが陥りやすい分離不安について

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