フレブルと初詣に行くときの注意点&ペット可の神社6選
2018年は我らがフレンチブルドッグイヤー!もとい、戌年です。戌年だけに愛ブヒと一緒に初詣を計画している人も、毎年初詣は我が子同然のフレブルと連れ立ってお参りするという人も、知っておきたいのがペット連れで参拝する際のマナーやルール。初詣は新たな年にその1年の幸せを願って出向く場所だからこそ、愛ブヒと心地よく参拝するためのポイントをおさらいしておきましょう。
ペットOKかを事前にチェック
最近はペットのための七五三をおこなったりペット用のお守りを扱うといった愛犬家に優しい神社は増えているものの、そもそも神社やお寺は神聖な場所であることから、日本古来の考え方のもと犬や猫といった動物は「穢れ(けがれ)、畜生」として見なす風習がありました。
そのためペットを連れて参拝なんて!と考える人も少なくなく、古来の風習に倣う神社やお寺の中にはペットの同伴を禁止しているところも多数あります。
「ペットだって家族なのに!」という意見は私たちフレブルオーナーには普通のことながら、世間的には自社仏閣にペット連れは非常識という考え方が一般的。
そのため、相棒ブヒと一緒に初詣に行く場合は、まず参拝しようと思っている神社がペット立ち入り可かどうかを調べることが大切。
最近はホームページでペットの同伴について言及している自社仏閣も多く、ネットを使って簡単に調べることができます。また、記載がない場合でも直接問い合わせれば丁寧に教えてくれる場合がほとんど。
ただし、ペット可の神社だからとはいえ、中にはペットを同伴することにいい顔をしない参拝者もいます。特に初詣ともなれば多くの人が参拝に訪れるので、混み合う日にちや時間帯を避けるなど、できるだけ他の人の迷惑にならないように出向く日時を調整することも大切です。
カートやリュックでブヒを守る
いざ、愛しのフレンチブルドッグを連れ立って初詣に行く際には、ペットカートやペット用のリュックなどを利用するのがおすすめです。
初詣は混み合うことが多いので、できれば大きなカートよりもリュックの方が便利ですが、これらを利用するのは他の人に迷惑をかけないためだけでなく、人混みからブヒを守るという目的も。
過去に初詣に行ったことがある人はお分かりだと思いますが、混み合った境内というのはまるでおしくらまんじゅう状態で、自分の足元すら見えないほど。
そんな中でフレンチブルドッグを歩かせるのはとびきり危険な上、ケガやトラブルの原因ともなってしまいます。せっかく新たな1年の幸せを祈りにきたのに、何かあっては本末転倒。
また、自社仏閣の中には“一応ペットはOKだけれど抱っこするなどして境内を直接歩かせない場合に限る”というところも。なお、ペットリュックを使う際には、目の届かない背中ではなく愛犬の顔が見えるお腹側に背負うようにすること、カートを使う場合は周囲に配慮することをお忘れなく。
幸せや健康を祈願する初詣とはいえ、人混みに慣れていないブヒにとってはそんな空間にいることがストレスや恐怖になり得るので、常にブヒの様子を見ながら必要なら休憩を取るようにしてくださいね。
首都圏のワンコ歓迎神社をピックアップ
基本的に自社仏閣はペットNGであったものの、最近では動物も家族の一員で共に尊い命であるという考え方からペット歓迎の神社も増えています。
そんなペット歓迎神社の中から、愛犬家に人気の神社を首都圏を中心にピックアップしました。
[1]東京都:市谷亀岡八幡宮
ペットの七五三や慰霊祭といったペット向けの神事や祭礼も行う歴史ある神社で、犬や猫に限らず小動物や鳥などのペットと一緒にも参拝できる愛犬家にはお馴染みの神社。ペットお守りの種類も充実することで知られ、特にオーナーの名前とペットの名前、祈願趣旨を刻んだ「ペットの彫り札お守り」や、ブヒの首に直接巻ける「バンダナお守り」が人気です。
[2]神奈川県:座間神社
ペットの幸せを願う神社として知られ、境内には愛犬や愛猫の健康と幸せを祈願できる、全国的にも珍しいペットのためのお社「伊奴寝子社(いぬねこしゃ)」が。ペット用のお守りの他にペット祈願も受け付けており、伊奴寝子社(いぬねこしゃ)にはオーナーの愛情あふれる想いや願いが綴られたわんこ形の絵馬がたくさん掛けられてます。
[3]埼玉県:三峯神社
自然豊かな秩父の山中に位置する神社は、お犬様としてオオカミを守護神とする神社であり、狛犬の代わりにオオカミの像が神社の各所にあるのが特徴。「おいぬさま」で親しまれる神社だけに愛犬を連れて参拝する人も多く、オオカミをモチーフにしたお守りなどが有名。
[4]静岡県:見付天神 矢奈比賣神社
矢奈比賣命(やなひめのみこと)を主祭神とし、安産や縁結びなどにご利益があることに加え、怪物を退治したという伝説がある霊犬 悉平太郎(しっぺいたろう)をお祀りし、厄よけやペットの健康祈願にも後利益があるとされる神社。悉平太郎(しっぺいたろう)をキャラクターにしたお守りや絵馬も豊富で、中には犬の形をしたおみくじも!
[5]大阪府:少彦名神社
関西では「神農(しんのう)さん」の愛称で親しまれており、江戸時代から薬問屋が多かったエリアにある薬の神様として知られる神社。医薬だけでなくペットに優しい神社として地元で愛され、飼い主とペットの健康と安全を合同で祈祷する「ペットと一緒に初詣」という合同祈祷を毎年実施。このイベントではペットのお守りの他に協賛している製薬会社のペットグッズがもらえる特典も。ちなみに、主祭神の少彦名命(すくなひこなのみこと)は寓話の一寸法師のモデルでもあるのです。
[6]奈良県:吉水神社
世界遺産にも指定されている日本住宅建築士最古の書院があるこの神社は、源義経と静御前が弁慶とともに隠れ住んだ場所として全国的に有名。桜の季節には境内から吉野山の千本桜が一望できる観光名所でもあり、主祭神として祀られている後醍醐天皇が愛犬であった柴犬を連れて歩いたことからペット同伴での参拝が可能となった経緯があります
おわりに
今回紹介した神社以外にもペットと参拝できる神社はありますが、ペット可だからといってペット用のお守りやペットの祈祷があるとは限らないので、愛ブヒの祈願を目的に参拝する場合は行く前に確認しておくと安心です。
ちなみに、狐と犬の相性が良くないとされていることから、お稲荷さんを祀っている神社はペットNGなことが大半。また、ペット歓迎の神社であっても手や口を清める手水舎には近づけないこと、境内で排泄をさせないのは基本。
さらに、参道にはたくさんの屋台が出ていることが多いので、道端にはブヒが拾い食いしちゃいそうな落し物があることも…。食いしん坊の相棒を連れて行く場合には、参道に落ちている屋台フードにもご注意を!
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