2025年2月27日13,235 View

諦めかけた命。あれから2年、フードを変えたら15歳の今もお散歩大好きなフレンチブルドッグに!

今日は15歳の愛ブヒと暮らす、編集メンバーの実体験。

愛ブヒは二年前からすべてのフードが合わなくなり体重が激減。検査をしても異常はなく「年齢のせいですね…」と言われてしまいました。

もう諦めるしかないのかな…そんなとき、我が家に届いたのが「THE fu-do(ザ・フード)」の試食品でした。

そして「THE fu-do(ザ・フード)」を食べつづけて二年、愛ブヒは15歳になり、今も元気にお散歩をしています。

今回は、二年前の絶望から今までを包み隠さず、時系列でお話しさせていただきます。

13歳の春:体重が激減。あらゆるドッグフードで下痢がつづいた

2023年ごろ。体重が減り、いつもぐったりしていた。

病気知らずだった愛ブヒに異変が起きたのは、13歳の春頃(2023年)でした。

 

食欲は相変わらず旺盛。お散歩も問題なくこなす。

 

唯一変わったことといえば、当時与えていたフードが合わなくなったことでした。

 

急に下痢をするようになり、フードの量を調整しても解決しない。

 

ハイシニア期のフードに切り替えるべきだと思い、さっそく色々調べて試してみることに。

 

ところが…

 

 

5種類のシニア用フードが、ぜんぶ合わない…。

※写真はイメージです

選びに選んだシニア用フードはどれも合わず、何を食べても下痢を繰り返す始末…。

 

シニア用フードには大きな落とし穴があって、「①体重が増えた子用」「②体重が減った子用」が混在して売られているのです。

 

症状が真逆なのに「シニア用フード」とひとくくりにされている危ない現状があります。

 

我が家の場合、選ぶべきは「②体重が減った子用」。

 

これだけは間違えないように、栄養面や安全面など「飼い主的合格フード」だけをチョイス。

 

 

フード選びの難しさを痛感。体重は減るばかり…

ところが一向にウンチは安定せず、体重も減るばかり。

 

気づけば9kgあった体重が7.5kgまで減ってしまいました。

 

下痢ってほんとうに恐ろしくて、とんでもないスピードで体重が減っていくのです…。

 

そして5種類目のフードを試し終えた時点で、「ダメかもしれない…」と目の前が真っ暗になりました。

 

※お湯でふやかしたり、手作りにチャレンジしても解決しませんでした

 

13歳の夏:下半身の被毛が抜けた…病院でも原因はわからず

後ろ足から被毛が抜け始めた。

なかでも「まし」だったドッグフードを与え続けること数ヶ月。

 

ましとはいえ、便は不安定でトイレットペーパーで掴めないし、ニオイもきつい。

 

気づけば立ち上がる頻度が減り、毎日お散歩へ行く元気もなくなりました。

 

ひとことでいえば「活力がない」感じ。

 

運動量が減ったことで筋力も落ち、あっという間に「棒」のような細い足になったのでした…。

下半身の毛が抜けてピンク色になっていた…。

 

さらに後ろ足から背中にかけての被毛が抜け落ち、お肌が丸見え状態。

 

原因はハッキリしていて、体内に栄養が届いていないから。

 

それが全身に現れているのが目に見えてわかりました。

 

 

「病名」をもらうことで、安心したかったけど…

病院の駐車場にて。立っているので精一杯だった。

13歳になってから何度も病院へ行っていましたが、原因は不明。

 

ところが被毛も抜け始めたことから、何か原因があるはずだと病院を変えて検査を受けてみることに。

 

糖尿病かクッシング症候群か…病気なら、薬や通院をすれば少しは良くなるはず。

 

そんな思いで2時間の検査を受けたところ、やはり結果は異常なし。

 

先生もギリギリまで頭を抱えて粘ってくれましたが、「年齢ですね…」という答えに。

 

薬ももらわず最後に爪切りだけをお願いし、愕然と帰ったのでした…。

 

 

シニア犬の一日はとっても長い

ただでさえシニア犬の一日は長いのに、弱っていると分単位で症状が変わります。

 

10分のお留守番でも怖いほど目が離せない状況がつづき、毎日夫婦代わりばんこで様子を見ていました。

 

決して口には出さなかったけれど「年を越せないだろう…」夫婦お互いにそう思っていたと思います。

 

13歳の秋:ひと筋の光。「THE fu-do(ザ・フード)」の試食品が届く

フレンチブルドッグ,ザ・フード

愛ブヒ13歳、2023年の秋。

 

長年開発を進めてきたフレブル専用フード「THE fu-do(ザ・フード)」の試食品ができたと連絡がありました。

 

試食品といっても、中身は99%完成形(パッケージは未完成)。

 

「THE fu-do(ザ・フード)」はパピーからシニア犬まで食べられるので、わらにもすがる思いで試してみることに。

 

 

1ヶ月後に、便が安定! まさに半年ぶりの感覚!

愛ブヒは何でも食べるので(笑)、食いつきは問題なし。

 

2週間かけて少しずつフードを切り替え、とくに便に注目しながらチェックしていくことに。

 

そして、完全に「THE fu-do(ザ・フード)」に切り替えて1ヶ月が経ったころ。

 

今までトイレットペーパーでつかめなかった便が、「余裕でつかめる」硬さになったのです。

 

そのウンチを見ながら夫婦で拍手、ジャンプして歓喜。

 

「ウンチは健康のシグナル」だと痛感していたので、それくらい嬉しい出来事でした。

 

気づけば愛ブヒは無事14歳になり、いっしょに新年を迎えることができたのです!

 

14歳:立ち上がる回数が増え、お散歩も行くように!

貸切ドッグランでのびのび歩き始めた。

あれから「THE fu-do(ザ・フード)」を食べつづけ、14歳になった愛ブヒ。

 

便の硬さもバッチリどころかニオイも和らぎ、14歳にして「理想のウンチ」をゲット。

 

『便が安定している=栄養が行き届いている』ということ。

 

つまりこの状態をキープできれば、栄養が細部まで届き、筋肉も被毛もお肌も良い方向へ向かうはず。

 

シニア犬は代謝が悪い。

栄養が行き渡るまで時間がかかるはず。

焦るな、焦るな。

 

そう言い聞かせ、まずは「良いウンチをキープする」ことを一番に考え、焦らないことを心がけました。

 

 

1年後…はっきりと見えた希望の光。

そして「THE fu-do(ザ・フード)」を食べて始めて、1年ほど経ったころでしょうか。

 

立ち上がる頻度が増え、家の中をよく歩くようになったのです。

 

お散歩の回数を増やすことにも成功し、運動量が増えたことも相まって、足腰に力が入るようになりました。

 

少しずつ体重も増え、まさに活力がみなぎっている感じ。

 

13歳で体調を崩したときは、15歳を迎えるなんて夢のまた夢だと思っていた私たち夫婦。

 

そして…2024年12月28日。

15歳の誕生日は家族みんなでお祝い!

 

愛ブヒ15歳の誕生日を、家族みんなで迎えることができたのです!

 

これは我が家にとっては奇跡そのもの…涙を流さずにはいられませんでした。

 

15歳:ハゲハゲの被毛がふわふわに!栄養が届き、今が一番いい状態!

つい最近の愛ブヒ。下半身の被毛に注目!

そして「THE fu-do(ザ・フード)」を食べつづけて一年半が経ったころ。

 

もうひとつ驚いたことがあります。

 

なんと、被毛が抜けてツルツルだった下半身に、新しい毛が生えはじめたのです!

 

きっと皮膚の健康をキープできていたからだと思います。

 

これには飼い主もビックリ。

 

今では全身にパピーみたいなふわふわの被毛が生えていて、「コグマちゃん」と呼んでいます(笑)。

眠る顔も穏やかになりました。

 

毛で覆われたせいか、がっしりしたようにも見えます。

 

7.5kgまで減った体重は、8.5kgまで増えてキープ中!

 

※一度9kgまで増やしましたが、少し重かったようで8.5kgまで減らしキープするようにしています

 

 

シニア犬の代謝は「一年以上」を目安に、焦らないこと

最近の愛ブヒ。今だに成犬と同じ量を食べます!

13歳の頃から比べると、15歳になった今の方が圧倒的に調子がいい愛ブヒ。

 

食事の影響がどれくらい大きいのか。

 

フードで命を失いかけ、反対にフードで光がさした経験をしたからこそ、痛感しています。

1粒も残さずモリモリ食べます!

 

そしてシニア犬たちは、想像以上に栄養が行き届くまで時間がかかることもわかりました。

 

参考までに、愛ブヒが「THE fu-do(ザ・フード)」にしてからの軌跡をまとめておきます。

 

【一ヶ月後】便が安定し始めた(以降、ずっと便は安定)

【半年後】立ち上がる回数が増え、お散歩でよく歩くようになった

【一年後】抜け毛が目立ちにくくなってきた

【一年半後】全身ふわふわの被毛に

 

今年16歳!ドライブも旅行も楽しんでいます!

最近の愛ブヒ。苦手なカメラを睨む余裕も(笑)

二年前に体調を崩してから、通院以外の車移動を避けてきた我が家。

 

大好きな旅行やお出かけも控え、とにかく負担をかけない生活をおくってきました。

 

ところが15歳になった今、車移動も問題なくこなし、またドライブや旅行を楽しんでいます!

先日のドライブにて。安心して爆睡中!

 

愛ブヒはもともと車が大好きで、お散歩で外に出ると真っ先に駐車場に向かっていたほど(笑)。

 

そんな愛ブヒは、今年で16歳の誕生日を迎えます。

 

年齢がすべてではないけれど、やっぱり家族みんなで誕生日を祝う瞬間は、何にも変え難い喜びがあります。

 

これからも焦らず、過度な期待はせず。

 

共にのんびりした「フレブルライフ」をおくっていこうと思います。

 

 

 

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