【フレブルオーナー必見】楽しいホリデーを迎えるために、“年末年始準備帳”で事前チェックを!
気づけばもう12月に入り、今年ももうあとわずか。クリスマスが過ぎたらお正月はもう目の前です。イルミネーションや年末のセールなどで街が華やぎ、ホリデーシーズンを前に私たちの心も浮かれモードになるこの時期ですが、年末年始というのはフレンチブルドッグを始めワンコにとって気をつけるべきポイントが多いシーズン。せっかくのホリデーを目一杯楽しむために、相棒のための準備をお忘れなく!
12月の病院は早め早めが肝心です。
冬将軍の到来でいきなり冷え込んだかと思えば年末とは思えない小春日和があったりと、今年の12月は気温差がとっても激しいですよね。
そのせいか体調を崩したりお腹を壊すフレブルが多いよう。
そんな時にお世話になるのが動物病院ですが、12月はとにかく混みがちです。
それはお正月にお出掛けするのに必要だからと駆け込みでワクチン接種にやってきたり、季節的な体調不良で通院するワンコが増えたりするから。
それにお正月休みを前に、療養食やお薬をまとめてもらうためにやってくる飼い主さんも増加します。
ただ、体調の悪いワンコにとって病院での待ち時間はストレスの原因にもなるし、何かと忙しい12月は病院へ連れて行けるタイミングが取りづらくなることもあるでしょう。
そのため、なんだか様子がいつもと違うな? と感じたらいち早く病院で検査をするのがオススメです。
「少し様子見をしよう」と迷っているうちに病状が悪化した場合、年末になると動物病院もお正月休みに入ってしまい、治療を受けられるのはお正月明けなんてこともあり得ます。
もちろんお正月でも急患を診てくれる救急動物病院はありますが、救急病院の数自体が少ない他、いつも診てもらっている獣医さんに診察してもらえるわけではありません。
体調がすぐれない相棒を気にしながらお正月を迎えることがないよう、気になる点があれば早めに受診し、万全の体調で年末年始を迎えましょう。
帰省する際は保険証書と帰省先の病院確認を。
お正月は愛ブヒとともに実家へ帰省したり、犬と泊まれるお宿に旅行へ行く人も多いでしょう。
そんな時に必ずしておきたいのが、出掛け先での動物病院のチェックです。
もちろん年末年始は一般の動物病院はお休みになるので、お出掛け先から最も近い救急病院をメモしておくこと。
また、ペット保険に加入している場合、旅行の荷物に保険証書など保険手続きに必要な書類を入れておきましょう。
実はお正月というのは、ワンコにとってはストレスが多く、同時に誤飲や誤食が起こりやすいシーズン。
というのも、普段はあまり接することがない親戚などがやって来たり、逆に自分のテリトリーではないよそのお家(オーナーさんのご実家など)で宿泊するなど、慣れていない場所や環境で過ごす時間が増えるため。
また、子どもがいない家庭で暮らしているブヒにとっては、慣れていない子ども特有の高い声や予測しづらい動きに興奮することもあり、「いつもと違う」ことそのものがストレスになってしまいます。
繊細なブヒはストレスから体調を崩すことがある他、お正月料理などが並ぶテーブルでうっかり普段食べ慣れていないものを口にしたり、子どもの小さなおもちゃを飲み込むなども多々あります。
そんな時に自宅から遠く離れている場合、どこに連れて行けば治療が受けられるのかを知っておくことはとても大切。
何も起こらないに越したことはないけれど、備えておくといざという時に安心です。
なお、お出掛け先で迷子になると無事に戻れる確率がガクンと減るので、くれぐれも愛ブヒを迷子にだけはしないように注意してくださいね。
散歩や帰省時の交通事故に気を付けて。
車を運転する人は知っているかもしれませんが、12月は1年の中で最も自動車事故が多い月なのです。
その理由は様々ですが、やはり仕事や帰省、年末年始の準備などでせわしなく運転するドライバーが増えることが一因に挙げられます。
交通事故が増えるとブヒにとって何が危険なのかというと、やはり巻き込まれる率が上がるから。
特に夕方や夜の散歩では日が暮れるのが早いためドライバーが歩行者を認識しづらく、街灯の少ない道を散歩する場合はとりわけ注意が必要に。
また、ブヒを一緒に乗せて帰省する場合に注意したいのが、走行計画と事前整備。
例えば寒い地方にある実家に帰省する際には雪道になることを想定して冬用タイヤを準備する他、冬場は暖房の使用でバッテリーが上がりやすくなる傾向に。
バッテリーの寿命は2~3年程度なので、遠出の前に愛ブヒを含む家族の命を乗せる車そのものの点検をしておくことは必須です。
次に走行計画ですが、自分で疲れを訴えられないブヒを乗せている以上、こまめなトイレ休憩や水分補給休憩をお忘れなく。
年末年始は道路が渋滞することも踏まえ、SAなどは入れる時に入っておきましょう。
ところでワンコ連れでのドライブですが、お膝に抱っこは急ブレーキの際にとっても危険。
ハーネスに装着できる犬用シートベルトやクレートなどを使い、もし事故が起きても相棒の命を守れる工夫をしてあげてくださいね。
年末年始を楽しく過ごすためには、何より相棒であるフレブルの安全や健康が第一です。
だって愛ブヒに何かあればホリデーどころではありませんからね。
そのために備えられることは備え、予防できることは予防する。
せっかくのホリデーシーズンに耳が痛いなあと思われるかもしれませんが、「もしも」はいつ起きるかわかりません。
そのために、どうかご準備をお忘れなく。
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