【暑さはフレブルの大敵!】今から『夏バテしないブヒボディ』を作る!キーワードは「食べる・寝る」
6月になった瞬間に真夏日連発の日本列島ですが、いやはや暑い。たまらん暑いわ~と早くも上昇する気温に心が折れそう…。急激に気温と湿度が上がるこの時期はまだ体が暑さに慣れていないせいもあって夏バテしやすく、それはフレンチブルドッグとて同じ。あまり知られていないけれどワンコにも夏バテという症状があり、気付かずに放っておくと疲労が蓄積してその後の健康状態に影響が出ることもあるのです。とはいえ「ちょっと夏バテしてますねん」とは言ってくれないフレブルたち。だからこそオーナーさんが愛ブヒの体調の変化に気づけること、さらには夏の暑さに負けないカラダづくりを日頃からしてあげるのがベターなんです。
「夏バテ」の見極めポイントはココ!

Oyls/shutterstock
急激に体調に変化が出る熱中症とは違い、夏バテの症状は一見してわかるものではありません。
そのためブヒの日々の様子を注意深く見守る必要があるのだけれど、夏バテしているかどうかを見極めるポイントは大きく3つ。
まず1つめは食欲の減退。普段は残さずきれいに食べる子がお残しをしたり食事に口をつけようとしないなら要注意。

LightField Studios/shutterstock
食欲不振で明らかに元気がない時は病気の兆候かもしれないのですぐ病院へ行くのが正解だけれど、夏バテの場合、元気はそこそこあるのもの食欲が低下していることが多く、好きなものは食べるけれどそれ以外は残すことが多々あります。
そして2つめはお腹が緩かったり逆に便の回数が減っているといった胃腸系のトラブル。
人間同様にワンコも夏バテの影響が胃腸に出やすく、下痢までいかなくとも軟便が続く、便秘気味になっているなどは夏バテの可能性が高いです。

Tienuskin/shutterstock
最後の3つめは、何だかダルそうにしていないか。
普段日中は元気に遊んでいる子が昼寝ばかりをしていたり、遊びに誘ってもあまり乗り気でなく疲れているような仕草をしていると要注意。もしかして夏バテかなと疑ってみてくださいね。

AKZK/shutterstock
ところで、フレンチブルドッグを筆頭にハナペチャ系や寒い地方原産のワンコ、7歳以上のシニア世代は夏バテになりやすい傾向が顕著です。
特にシニア世代は1度体調を崩すと回復に時間がかかるので、そもそもバテさせないようにするのが健康維持には欠かせません。
いざ、夏バテに強いカラダを作る。

WildStrawberry/shutterstock
どんな状態が夏バテ危険信号なのかは分かったけれど、愛ブヒを夏バテにさせないために具体的に何をすればよいのでしょう。
夏バテは体温調節がうまくいかないことが引き金となって発症する他、睡眠不足や栄養不足も大きな原因に。
そのため温度管理を工夫することに加え、「直接体内に取り込むもの=食べるもの」で夏バテしにくいカラダを作るのが夏バテ対策の基本の“き”なのです。

Loida Sanchez Real/shutterstock
ところで有名な夏バテ予防食といえば、人間の間ではウナギが夏場のスタミナメニューとして知られていますよね。
各種ビタミンに加えDHAやEPA、ミネラルまでも豊富なウナギはまさに夏バテ防止&疲労回復に効果的で、疲れた時にはぜひとも食べたい食材。
実はウナギも白焼き(タレをつけず素焼きにしたもの)なら骨に気をつければフレブルも食べられ、彼らにとっても栄養満点。

Alberto Stocco/shutterstock
ですが私たちだって頻繁に食べるのは憚られるお高め食材なので、日常的にブヒに与えるというわけにはいきませんよね。
では、日々与えられて夏バテに効果的な食材といえば、スイカやカボチャ、トマトといった夏が旬のお野菜。
ゴーヤも夏バテにはもってこいなのだけれど、苦味があるので与える場合は水にさらして苦味を抜き加熱するのをお忘れなく。

Firn/shutterstock
野菜はどれも細かくカットして煮込むなど、消化しやすいようにしてくださいね。
また、肉類ではビタミンB1満載の豚肉が手頃で手に入りやすくオススメです。豚ならヒレ肉だと脂身が少なくカロリーも抑えられますよ。
そしておまけに追加したいのがお酢。

Kittibowornphatnon/shutterstock
お酢には疲労物質である乳酸を取り除き胃腸の働きを整えてくれるので、ご飯や飲み水に数滴トッピングしてみて。
お酢の中でもリンゴ酢や黒酢が飲みやすいけれど、酸味が苦手なブヒもいるのでまずは様子を見ながら始めてみましょう。
しっかり睡眠そして温度管理。

Job Narinnate/shutterstock
栄養満点のご飯で夏バテに対抗できるカラダを作ったら、次に気をつけるべきは睡眠と温度管理。
フレブルといえば眠たいスイッチが入ったら遊びの途中でも構わず爆睡しちゃう気ままな犬種だけれど、しょっちゅううたた寝しているからといって睡眠が十分かといえば実はビミョー…。
睡眠は時間も大切だけれど重視すべきはその質で、ワンコにとってのより良い睡眠とは“日照と同時に目覚め日没と共に寝る”という本能的サイクルに沿ったもの。

Tienuskin/shutterstock
現代のワンコは人間とともに暮らしているから日没就寝はさすがに難しいけれど、例えば夜10時以降は照明を少し暗くするなど愛ブヒが眠りに入りやすい環境を作って睡眠をサポートしてあげて。
そしてフレブルオーナーにとって夏の最大課題と言えるのが温度管理。
熱中症対策に余念がないブヒオーナーは夏場には24時間冷房を稼働させ、冷えすぎないように部屋では1枚Tシャツを着せるなど、かなり温度には気を配っているはず。
ただ、夏バテの原因となるのは室内外の温度差や冷え性に代表される体内の温度差。

New Africa/shutterstock
暑い場所と涼しい場所を移動することで自律神経のバランスが崩れ、体内温度の調節が難しくなるのです。
ちなみに犬もシニアになるほど冷え性になりやすいので、冷房の設定温度にはご用心。
散歩に連れ出す前や帰宅時には、外よりも涼しく冷房が入ったいる部屋よりも暑い玄関や庭などでしばらく過ごし、温度差に多少でもカラダを慣らしてから出入りすることを心がけてくださいね。

Javier Brosch/shutterstock
暑くなるとなんとなーくカラダがだるくて重い気がするっていう症状は犬も人間も共通。
それが夏バテだとすれば、大切なのは栄養と休息をしっかりとってカラダの内側から夏バテ対策を行うことが予防への近道なのです。
こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
おすすめ記事
-
「停電=命のリスク」から愛ブヒを守る。猛暑時代に「Jackery ポータブル電源 2000 New」が欠かせない理由とは?
もしも、真夏に停電が起きてエアコンが止まったら…。
フレンチブルドッグと暮らす私たちにとって、それは「ただの不便」では済まされません。
暑さに弱く熱中症のリスクが高いフレンチブルドッグにとって、空調が途絶えることは命に関わる問題。
そんな“いざ”に備えておきたいのが、「Jackery ポータブル電源 2000 New」。
これはフレブルと暮らすご家族にとって、欠かせないアイテムです。
実際に導入したフレブルオーナーのリアルな声や、キャンプなどでの活用事例とともに、愛ブヒの命を守るための「本当に必要な備え」をご紹介します。
(PR 株式会社Jackery Japan)
PR -
【愛犬とのキャンプに】行って実感!「ELL’S PARK 長瀞」が犬オーナーに“選ばれる理由”とは〜フレブルJACK〜
2024年11月にオープンしたばかりのアウトドア複合施設「ELL’S PARK 長瀞(エルズパークながとろ)」。
ここは日本では珍しい「犬連れ専用アウトドア施設」で、すべてのエリアがドッグフレンドリー!
そんな「ELL’S PARK 長瀞」さんから、「フレンチブルドッグで全施設をジャックしませんか!?」という素敵なご依頼をいただき、
フレブルだらけのキャンプイベント——その名も「フレブルJACK」が開催されました!
当日は晴天に恵まれ、全国から約45組のフレブルファミリーが大集結。
この記事では、イベント当日の様子をレポートしながら、参加したフレブルファミリーたちが実感した「ELL’S PARK 長瀞」の魅力をたっぷりとご紹介していきます!
(PR リバストン工業株式会社)
-
【取材】ロッチ中岡〜そのフレブル愛、ガチ中のガチ。隠れブヒラバーが語る、細かすぎる魅力とは〜【前編】
みなさんが愛犬家ならぬ“愛ブヒ家”として思い浮かぶ芸能人といえば、草彅剛さん、レディー・ガガさんなど、フレブルを飼っている方が多いと思います。が、ロッチ中岡さんも、じつは大のフレブルラバーだというのをご存知ですか? フレブルを飼っていないのにもかかわらず、中岡さんのインスタグラムを覗くと、たくさんのフレブルアカウントがフォローされていて、わが『FRENCH BULLDOG LIFE』モデルのnicoやトーラスも、その中の一頭。
そんな中岡さんに、フレブルの魅力を語っていただきました。そのブヒ愛っぷりは、思ってた以上! ガチ中のガチでした!?
取材 -
【取材】9歳で脳腫瘍を発症し「4年7ヶ月間」生存。フレンチブルドッグ・桃太郎の奇跡と軌跡
愛犬が「脳腫瘍」と診断されたとき、言葉にできない絶望感を味わうことと思います。筆者も脳腫瘍で愛犬が旅立ったひとり。だからこそ、どれほど厄介で困難な病気かを理解をしているつもりです。「発症から1年生存すれば素晴らしい」とされるこの病気。
ところが、フレンチブルドッグの桃太郎は9歳で脳腫瘍を発症し、なんと4年7ヶ月間も生き抜いたのです。旅立ったときの年齢は13歳と11ヶ月、レジェンド級のレジェンドでした。さらには、治療後3年間は一度も発作が起きなかったといいます。
この事実はフレンチブルドッグだけでなく、脳腫瘍と闘う多くの犬たちに勇気と希望を与えるに違いありません。桃太郎のオーナーである佐藤さんご夫婦に、治療の選択やケアについて詳しくお話しをうかがいました。
取材 -
【取材】上沼恵美子さん「もう一回だけ抱きしめたい」愛犬ベベとの12年間
運命の子はぼくらのもとにやってきて、流れ星のように去ってしまった。
その悲しみを語ることはなかなかむずかしい。
けれども、ぼくらはそのことについて考えたいし、泣き出しそうな飼い主さんを目の前にして、ほんのすこしでも寄り添いたいと思う。
その悲しみをいますぐ解消することはできないが、話をきいて、泣いたり笑ったりするのもいいだろう。
こんな子だった、こんなにいい子だった、ほんとうに愛していたと。
ぼくらは上沼恵美子さんのご自宅へ伺って、お話をきこうと思った。
取材 -
【中川大志インタビュー】エマは犬ではなく、大切な娘です。国宝級イケメンが愛犬のフレンチブルドッグと一緒に登場
『FRENCH BULLDOG LIFE』に国宝級イケメン登場! 俳優の中川大志さんが、愛犬であるフレンチブルドッグのエマちゃん(2歳の女の子)にメロメロとの情報を聞きつけ、中川さんを直撃。そのフレブル愛をたっぷり語っていただきました。他のフレブルオーナーさん同様、濃すぎる親バカエピソードが次から次へと飛び出しました。
取材 -
【取材】川口春奈と愛犬アムのやさしい世界。ー大人気女優は生粋のフレブルラバー
いまをときめく人気女優が、フレンチブルドッグラバーであるという事実。
そうです、その人は川口春奈さん。
アムちゃんというパイドの女の子と暮らしています。
話を聞けば聞くほど、そして春奈さんとアムちゃんのやりとりを目の当たりにするほどに、そのフレンチブルドッグ愛がわたしたちのそれとまったく同じであることに、なんだかうれしくなってしまったのでした。
春奈さんとアムちゃんのすてきな暮らしを、BUHI編集長の小西がいつくしみながら、切り取らせていただきます。
-
【スペシャル対談】愛犬の旅立ちと供養。霊感がない人も「愛犬の成仏」を知る方法!?【シークエンスはやとも×PELI】
愛犬の旅立ちは、誰もが目を背けたくなるもの。けれど事前に知っておくこと、考えておくことで、救われることがたくさんあります。
今回は、お盆スペシャル企画。世間が認めるほどの霊視能力をもつお笑い芸人「シークエンスはやとも」さんに、愛犬の旅立ちや供養についてインタビュー。
インタビュアー兼対談相手は、大の犬好きで心霊分野の知識にも長けているPELIさん。
「愛犬が旅立ったあと、ベッドやおもちゃはどうすればいい?」「お骨はどうするべき?」「お花やお線香は喜んでくれる?」
さらには、霊感がない人でも愛犬が成仏したことを知る方法まで。
お笑い芸人だからこそ暗くなりすぎない、むしろ心がスッと軽くなる。
永久保存版のスペシャル対談です!
対談 -
諦めかけた命。あれから2年、フードを変えたら15歳の今もお散歩大好きなフレンチブルドッグに!
今日は15歳の愛ブヒと暮らす、編集メンバーの実体験。
愛ブヒは二年前からすべてのフードが合わなくなり体重が激減。検査をしても異常はなく「年齢のせいですね…」と言われてしまいました。
もう諦めるしかないのかな…そんなとき、我が家に届いたのが「THE fu-do(ザ・フード)」の試食品でした。
そして「THE fu-do(ザ・フード)」を食べつづけて二年、愛ブヒは15歳になり、今も元気にお散歩をしています。
今回は、二年前の絶望から今までを包み隠さず、時系列でお話しさせていただきます。
-
【イベントレポ】5,000頭のフレンチブルドッグと7,000人が集まった「フレブルLIVE2024」の全貌!
11/9(土)-10(日)の二日間にわたって開催された『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』。
今年はのべ5,000頭のフレンチブルドッグと7,000人のフレブルオーナーが集まりました!
day1の司会はフレブルラバーのロッチさん。day2の音楽フェスには世代ど真ん中のPUFFYが出演するなど、例年以上に豪華なラインナップ。
北は北海道、南は鹿児島県から。全国のフレンチブルドッグが一堂に会した「フレブルLIVE2024」の模様を、詳しくお届けです!
最後には2025年の情報もありますので、要チェックでございます!
フレブルLIVE -
【前売りチケット販売開始!】フレブルLIVE 2025は、11/8(土)9(日)開催!スチャダラパーによるテーマソング制作も決定
『French Bulldog LIVE 2025(フレブルLIVE)』の開催は、11/8(土)-9(日)の2days!
お得な前売りチケット、いよいよ販売スタートです!
さらに今年はビッグニュースが。
なんと、ヒップホップグループ「スチャダラパー」がフレブルLIVEのテーマソングを制作してくれることになりました!
テーマソングの情報やお得な前売りチケットの販売情報など、内容盛りだくさんでお送りしていますので、最後までお見逃しなく!
フレブルLIVE
特集
-
フレンチブルドッグの性格/基本情報
からだの特徴や性格、歴史など基本的なフレブル情報をご紹介!
-
子犬/はじめてのフレンチブルドッグ
フレブルビギナーの不安を解消!迎える前の心得、揃えておきたいアイテム、自宅環境、接し方などをご紹介
-
フレブル病気辞典
獣医師監修のFrenchBulldogLifeオリジナル病気辞典。愛ブヒを守るための情報満載
-
フレブルライフ ストア
本当にいいものだけを、厳選紹介。FBLの公式オンラインストアです
-
French Bulldog LIVE⚡️2025 (フレブルLIVE)
-
【特集】シン・スキンケア
-
【特集】レジェンドブヒの肖像ー10歳を超えて
10歳オーバーの元気なブヒを取材し、長寿の秘訣を探る。
-
【特集】5歳からのミドルシニアLIFE
ご長寿ブヒをめざすヒントがここに!
-
【特集】編集部厳選!本当に使えるドッグギア
フレブルと暮らす編集部が、自信をもって紹介したいアイテムとは!?
-
【特集】もしものときの名医名鑑
ヘルニアやガンなど、その道の名医たちを独占取材!
-
【特集】永遠の選択。フレンチブルドッグ専用「THE fu-do(ザ・フード)」
-
【特集】わたしは、愛ブヒのリーダーになるのダ。
プロドッグトレーナーが、リーダーになるための秘訣を解説!
-
虹の橋
愛ブヒが虹の橋へ向かう準備をするための場所
-
フレブル里親/保護犬情報
French Bulldog Lifeでは、保護犬を一頭でも多く救うための活動支援をしています。