2020年7月12日4,016 View

“まあエエやんか〜“の効能はでっかい。マイライフ・マイフレブルライフの極意を『ブヒプロ』に学ぶ

フレンチブルドッグを迎える時、きっと多くのオーナーさんは色々と調べて事前にフレブルという犬種について学び、結構大変な犬だということを事前に知っていることでしょう。そして愛嬌たっぷりのブヒを迎えて以降は、日々の気温、ご飯、肌の調子、運動量、それ以外のありとあらゆる事柄に気を配り、もしかしたら少しお疲れかもしれませんね。犬を飼育するにあたり、とりわけ手がかかると評判のフレンチブルドッグと暮らすにあたっては、神経をすり減らすような思いをしてる方もいるのかも。でもね、そんな人に囁きます。「まあエエやん、大丈夫やで」と。

ブヒプロから学ぶこと。

フレンチブルドッグ,生活

Mariia Vorona/shutterstock

 

フレンチブルドッグという生き物。それはもはや「犬」という枠に収まりきらず、なんなら人より人っぽく、その一挙手一投足は目を離せないほどに可愛く面白い。

 

予想外の行動に出ることもあるから次に何をしでかすかわからない部分もあり、ドキリとさせられることだってしばしば。

 

そしてその思わぬ行動は時に破壊的行動に至ることもあるわけで、仕事で疲れて家に帰って慣れ親しんだドアを開けたら、お気に入りのソファがもはやただの綿くずになっているなんてこともあり得なくなのです。

フレンチブルドッグ,生活

B-D-S Piotr Marcinski/shutterstock

 

そんな時、まあ大抵の人は怒ります。イラッとして怒りがこみ上げ、誰に言うわけでもなく「なんで、なんでよ」とか言います。

 

そしてその綿くずの脇に「てへっ」とばかりに佇む相棒…。

 

え、なにそれ、これ怒るとこだよね、めっちゃエライことになってる原因はきっと君だよね。でもなんか、う~ん、なんて言うかやりきった顔してるのはなんで?

フレンチブルドッグ,生活

Huy Thoai/shutterstock

 

この怒りを、落胆を、目の前の惨状をどうしてやろうかとうずくまった時、是非とも参考にしていただきたい人がいます。

 

それはフレンチブルドッグオーナーの間では有名なBull peenatsの生みの親である「あゆっち」さん。

 

彼女は元々「よしお」さんと「きんた」くんというフレブルと長く暮らし、現在はイングリッシュブルドッグの「まりも」くんとフレブルの「慎吾」くん、そして彼らの妹分であるEブルの「ハム」ちゃんと暮らしています。

 
 
 
 
 
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そんな彼女のインスタはいつもとびきりのブル愛に溢れているのですが、中には見ている方が冷や汗をかくほど、ブル‘sにやらかされてる顛末も克明に記録されているのです…。

 

新品ソファーがまさかの…。

インスタグラムで「Bull peenatsさんをフォローしている方は彼女のブヒ愛がどれほど深く、かつカラフルで素敵なお部屋にブル’sと暮らしているかをご存知かと思います。

 

そんなお部屋に先日やってきたのがピスタチオ色の真新しいソファー。

 
 
 
 
 
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なんでも以前のソファーがトイレ化(!)してしまったので買い換えたらしく、その日のインスタにはおニューのソファーを気に入った様子のまりもくんとハムちゃんの画像がアップされていました。

 

それから数日間の投稿には、座り心地の良さそうなソファーに思い思いの姿で座ってくつろぐブル’sの姿が写っており、眺めているだけで心がぽかぽかするような光景が。

 
 
 
 
 
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しかし、しかーし!

 

その後の投稿で新品ソファーに試練が訪れたことが見て取れます。

 

そこにはビリビリに破かれたグリーンのカバーとその上に佇む愛らしいハムちゃんの姿…、え、ええ?

 

その投稿のコメントには「1週間持たなかった、笑うしかない」との言葉が添えられ、ハッシュタグには「#破壊王はむ」の文字。

 
 
 
 
 
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フォロワーとしては今後の展開がどうなるのかとドキドキしていたのですが、日が進むにつれてソファー内部のクッション部分がホリホリされて中のスポンジが飛び出し、最終的にはスポンジのそのさらに下にある綿やウレタンやらが部屋中に撒き散らかされている状態に。

 

そしてその部屋の中央に陣取り満足げにカメラ目線で決めるハムちゃん…。

 
 
 
 
 
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結局この真新しかったソファーとはサヨナラすることになったそうですが、この状態でも「笑うしかない」とあゆっちさんは決してハムちゃんを責めません。

 

そしてそのまた数日後、新たなソファーが来るまでの間の暫定スペースなのでしょうか、あゆっちさん曰く「豚色(ピンク)」の大きなクッションがハムちゃんにプレゼントされました。

 
 
 
 
 
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ふかふかのクッションに嬉しそうに座るハムちゃん、これでひと安心だねと思ったのもつかの間…。

 

考え方ひとつでこんなにもほっこり。

いかにも気持ち良さそうなふかふかの豚色クッション。

 

が、どうやら翌日クッションにまりもくんがオシッコをしたようで、カバーを洗い中身のクッションを出した状態であゆっちさんが外出したその間に事件は起きました。

 

『姉さん、事件です(by高嶋政伸さん)』。

 

帰宅時に撮影されたと思われる動画には、ヌードクッションの端っこが噛みちぎられ部屋中にフワフワの中綿が引きずり出され散乱している様子が映し出され、破壊後のクッションの上には所在なさげなまりもくん、手前には「ギクリ」といった表情のハムちゃんが。

 
 
 
 
 
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「うわぁ~、わわわ」から始まるあゆっちさんの声。

 

これは流石に怒るでしょうと思ったその次に出た言葉が「まりちゃん大変だったねえ、ハムがやったの笑」というもので、優しい声色に甘えるまりもくん。正直神かと思いました。

 

ええ、筆者なら「何しとんじゃコラァ、大阪湾に沈めんど」とチンピラばりの怒声が飛び出しちゃう事案です。

 

そしてこの後の投稿ではキレイに補修された豚色クッションに寝そべるまりもくんと、仲良くオモチャを取り合って遊ぶ慎吾くん&ハムちゃんの姿が。

 
 
 
 
 
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その投稿に添えられたコメントには「クッションはまりちゃん達に買ったものだし大切にしてないわけじゃないけど、物って早かれ遅かれ壊れる。第一直せば直る。

 

ハムは今遊びたい盛り。雨続きでつまらないし、飼い主が出かけている間、文句も言わず家にいてくれる。

 

そんな時にクッションやソファー相手に楽しい時間を過ごせていたとしたら、なんかほっこりする」といった内容の一文。

 

目からウロコです。ウロコどころか目玉がゴロンと落ちました。だから慌てて拾いました(嘘)。

 

普通なら大怒りするようなことが、考え方ひとつでこんなに優しい日々のエピソードになるなんて。

 

大抵の人は瞬間的にブワっと怒って後から怒りすぎたと自分を責めて落ち込むようなことでも、アハハと笑ってソファーたちと遊んでたんだね、楽しかったかいと思えたなら…。

 

きっとブヒたちも伸び伸びと毎日を過ごせるし、自分自身にかかるストレスだって軽減されることでしょう。

 
 
 
 
 
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「まあエエやんか、この子たちが楽しんだなら」って考えてみると、なるほど確かに大抵の物は修繕できるし、なんなら買い直すことだってできる。

 

でもこの子たちとの時間は過ぎ去ったらもう取り戻せないのです。

 

今も世界中のあちこちに相棒のイタズラに手を焼いている人はいるだろうけれど、そんな人に教えてあげたい。

 

「こんな優しい考え方もあるんだよ」ってことを。

 

考え方ひとつ変えれば、「笑顔」が増えるかも。

 
 
 
 
 
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FRENCH BULLDOG LIFEや雑誌「BUHI」読者の方にはおなじみのあゆっちさん(Bull peenats)ですが、彼女のInstagramを見ていると心底ワンコが好きでワンコ目線で物事を考えているんだなと勉強になることがたくさんあります。

 

彼女は長年フレブルたちと暮らしているから、ブヒ初心者がいきなりこの接し方を真似するのは難しいかもしれないし、おうちによってどこまでのいたずらを許すかはぞれぞれ。

 

それでもこんな考え方もあるよってことを知っていたら、ブヒとの暮らしにもっと笑顔が増えるのではないかしらと思うのです。

 

 

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