2017年9月13日1,413 View

大型ハリケーンからペット・動物たちを救う【デルタ航空・ブロワード郡動物愛護協会】

最高風力やその規模から、史上最大級とも言われる大型ハリケーンIrma(イルマ)。アメリカのフロリダ州を中心に冠水や停電、家屋の破壊など住民に甚大な被害をもたらしています。

今回はアメリカから、ペット連れの避難を簡単にしようと対応するデルタ航空と、ペットたちを避難させているブロワード郡動物愛護協会の活動をお伝えします。

参考サイト:Delta Waives Pet Fees For Passengers Fleeing Hurricane Irma

ブロワード郡動物愛護協会

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フレンチブルドッグハリケーン

logoboom/shutterstock

「ハリケーンから避難する乗客のペットにかかる代金を負担します」デルタ航空

9月初旬。アメリカではひとつのニュースに注目が集まりました。

 

それは「史上最大級のハリケーンがフロリダ州を中心とする広い地域を襲う」という予報です。

 

地震とは違いハリケーンは前もって準備ができるので、被害が予想される地域の住民は可能であればその日までに家を離れてしまうのが一番の避難方法。

 

しかし、そこは広大な土地を持つアメリカ、車で30時間や40時間もかかる距離にしか親戚がいない方など、避難するのに飛行機が必要な住民は少なくありません。

 

そしてなるべくたくさんの住民を避難させるにはたくさんの飛行機が必要です。

 

そこでデルタ航空は、被害が予想される地域からとその地域へのフライト数を増やすとともに、通常ペット連れの際にかかる費用75ドル〜200ドル(およそ8,200円〜21,800円)を負担すると発表しました。

 

アメリカでは、デルタ航空だけではなくさまざまな企業が「自分たちができるサポートを」といろいろな方面から被災者を助けています。

 

ペットと暮らす家族への支援をする企業があるのは心強いですね。

 

シェルターの動物たちを安全な場所へ。ブロワード郡動物愛護協会

ペットと一緒に安全に避難するのが難しい家族には、動物愛護協会がペット用の避難場所をつくることで対応をしています。

 

ブロワード郡動物愛護協会がそのひとつ。地元の高校の体育館を開放して、犬や猫などペットの受け入れを行っています。

 

これは2つめの避難所のようす。ハリケーンイルマが通り過ぎる前に、合計3つの避難所が開放され、どれもすぐにペットでいっぱいになったそうです。

 

家族がいるペットもそうですが、もうひとつ忘れてはいけない大事なことがシェルターにいる動物たちの命を守ること。

 

ブロワード郡動物愛護協会では、他の動物愛護団体の力を借りて、フロリダ州からじつに4,700キロも離れたサンフランシスコに犬や猫を避難させることにしました。

 

その数150以上、飛行機で避難した動物たちは全て安全にサンフランシスコに到着。

 

これから全ての動物に新しいシェルターを探すことになります。

 

その道は決して簡単でないことは容易に想像できますが、ハリケーンからの安全な避難に、アメリカ中の愛犬家や愛猫家から「ありがとう」の声があがっています。

 

強風・大雨の中保護されたフレンチブルドッグ

ハリケーンイルマが猛威をふるっている中保護されたフレンチブルドッグがいました。ブリンドルの可愛い男の子です。

 

こちらの写真は保護されたときの顔。雨風の中家族を探してさまよっていたんでしょうか、不安そうな顔が印象的です。

 

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このあと無事に家族が見つかったそうですが、天災時に愛ブヒを迷子にしないため、パニック状態を想定した避難訓練もしておいたほうがいいかもしれませんね。

 

 

アメリカで猛威をふるっているハリケーンイルマ。今なお電気や水道がストップする中不自由な生活を余儀なくされている被災者が多くいます。日本でも航空会社などの柔軟な対応が増えるのを祈るとともに、わたしたちが愛ブヒのためにできること、地域の他のペットのためにできることを考えておきたいですね。

 

こちらも合わせてお読みください。

災害用にストックすべき「フード・水」の量〜9月1日は防災の日〜

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