あえて、フレブルブームにモノ申す
CMやウエディング雑誌の表紙など、最近なんだか様々なメディアでフレンチブルドッグを見かけませんか?そう、今や我らがフレブルはアチラコチラで引っ張りだこの“ブーム”な犬として、世間の認知度もぐんぐん上昇中!ブヒが持つユーモア溢れるルックスと人間顔負けの豊かな表情、何をしてもサマになっちゃう独特の魅力が世間に認知されるのはとっても嬉しいけれど、ブヒラヴァーの中にはこの空前のフレブルブームに一抹の不安を感じている人もいるのではないでしょうか。ブヒが人気を集めているのにどうして不安なの?というその理由、徹底的に紐解きます!
ブームとなった犬のその先は?

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ファッションやヘアスタイルに流行りがあるように、ペットの世界にも同じくトレンドは存在するもの。過去には人気漫画が火付け役となったシベリアンハスキーやうるうるの瞳で日本中をトリコにしたチワワなど、その時々で日本中にブームを巻き起こした犬種が存在してきました。
しかし、悲しいかなブームは永久には続かず、一過性の流行りに飛びついた人の中には「飼いきれない」「面倒を見きれない」という身勝手な理由でペットを手放す人もいます。
実際に、ブームが去った後には里親募集サイトにかつて流行った犬種が並ぶ悲しい現実も…。かつてペットショップではあまり見かけることがなかったフレンチブルドッグも、今では多くの店で目にすることができます。これはつまり、誰もが簡単に手に入れられる環境であるということ。
それは決して悪いことではありませんが、かわいくて流行っているから、という理由だけで飼いきれる犬種ではないことを知ってほしい。フレブルの特性をちゃんとわかった上で家族に迎えてほしい。きっとこういう想いこそ、ブヒラヴァーたちが昨今のフレブルブームに不安を抱く大きな理由なのではないでしょうか。
知っておいてほしい、フレブルのアレコレ

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“それぞれ個性はあるものの、一般的に人懐こくフレンドリーで陽気といわれるフレンチブルドッグ。サイズ的にも小型犬と中型犬の中間くらいで、無駄吠えも少なく飼いやすい犬種である“。これは、フレンチブルドッグという犬種を紹介する際に語られることが多いキーワードです。
確かにブヒの多くがこの紹介文にあてはまり、家族として迎え入れた瞬間から誰もが彼らのトリコになるでしょう。ただし、あえて厳しいことを言うならば、フレブルは決して飼いやすい犬種でありません。
フレンチブルドッグにはアレルギー体質のコが多く、そのため毎日の食事に気を使うのは必須。暑さに弱いので夏場は24時間冷房を効かせておく必要があり、熱中症のリスクを下げるために早朝や深夜の散歩も当たり前。
また、先天的に骨に異常のあるコもおり、ヘルニアや水頭症などにかかるリスクも高めだと言えます。ペット保険にフレブル専用の保険が存在することからも、他犬種と比べて病院にお世話になる頻度が多いことが分かるでしょう。つまり、飼育にあたっては多くの手間と金銭がかかる犬種なのです。
また、ブヒ達の大きな魅力でもある豆タンクのようなボディは筋肉質で、リードを持つにはある程度の力も必要。もしもの時にそのパワーを制することができる程度には、飼い主の体力だって問われます。
承知の上で迎えたら、最高の相棒になれる

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なんだか厳しいことばかりを書いたようにも思いますが、こういったリスクや手間を覚悟した上で、それでもフレブルを家族の一員として選ぶのならば間違いなく彼らは最高のファミリーになれるはず。
その特徴的な大きな耳で私たちの話をしっかり聞き、多くの笑いや癒しをくれる大切な存在。ブヒがそんな存在になれることを身をもって知っているからこそ、あえてブヒラヴァー達はこのブームを危惧するのはないでしょうか。
「流行り廃り」なんて言葉がありますが、命あるものはブームが去ったからといって決して廃れてはいけないもの。流行にかかわらず、最後の一瞬まで愛情を注いで育てる責任があるのです。

Oyls/shutterstock
これからブヒを家族にしたいと考える人の中には、もしかすると少なからず流行りに影響されて迎えようとしている人もいるかもしれません。確かにブヒはとびきり愛くるしい犬種。だからこそ迎える前にその特性を知り理解した上で、心の準備と迎える準備が整ったと自分で納得できた時に、満を持して迎えにいってあげてくださいね。
おわりに…

Margarita Mindebaeva/shutterstock
フレンチブルドッグをはじめ、どの犬種にもその犬種なりの特性やクセのようなものは必ずあります。そんな彼らを人生の相棒にしたいなら、まずはそのワンコの特徴を知ること。
「ブーム」は決して悪いものではなく、私たちにこんなに愛くるしい犬(時には猫)がいるんだと教えてくれるものでもありますよね。だからフレンチブルドッグがブームとなっている今、「あえて」改めてペットを迎えることについて考えたい。愛すべきブヒ達がブームの餌食にならないために、ブヒってこんな犬なんだよ!ということをたくさんの人に知ってほしいと願います。
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【ドッグフードの闇を暴く】フレンチブルドッグに本当におすすめの食事とは?
私たちが「フレブルライフ」をスタートして8年。雑誌「BUHI」も含めると、約20年フレンチブルドッグに関する情報だけをお届けしてきました。
そしてフレンチブルドッグを知れば知るほど、犬種によってかかりやすい病気や性格、運動量が異なることを痛感しています。
犬によってカラダもライフスタイルも大きく違う! なのに…日本のドッグフードは「全犬種同じ」ものが売られているのです。
しかも日本はペット「後進国」。フードにおいては、闇深い点がたくさんあります。
今回はフレブルライフ読者の皆さまだけに、ドッグフードの闇や矛盾を伝えさせてください。
もちろん最後には解決策もお伝えしていますので、どうかご安心を!
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今年はのべ5,000頭のフレンチブルドッグと7,000人のフレブルオーナーが集まりました!
day1の司会はフレブルラバーのロッチさん。day2の音楽フェスには世代ど真ん中のPUFFYが出演するなど、例年以上に豪華なラインナップ。
北は北海道、南は鹿児島県から。全国のフレンチブルドッグが一堂に会した「フレブルLIVE2024」の模様を、詳しくお届けです!
最後には2025年の情報もありますので、要チェックでございます!
フレブルLIVE
特集
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フレンチブルドッグの性格/基本情報
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子犬/はじめてのフレンチブルドッグ
フレブルビギナーの不安を解消!迎える前の心得、揃えておきたいアイテム、自宅環境、接し方などをご紹介
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フレブル病気辞典
獣医師監修のFrenchBulldogLifeオリジナル病気辞典。愛ブヒを守るための情報満載
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フレブルライフ ストア
本当にいいものだけを、厳選紹介。FBLの公式オンラインストアです
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French Bulldog LIVE⚡️2024 (フレブルLIVE)
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【特集】レジェンドブヒの肖像ー10歳を超えて
10歳オーバーの元気なブヒを取材し、長寿の秘訣を探る。
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ご長寿ブヒをめざすヒントがここに!
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フレブル里親/保護犬情報
French Bulldog Lifeでは、保護犬を一頭でも多く救うための活動支援をしています。