2023年12月12日6,150 View

【6万人以上が参加中】1日約30円から保護犬が救える「ワンダふるサポーター」

犬と暮らしている以上、目を背けてはならない殺処分問題。年々減少傾向にあるものの、2022年度は全国で1万4457頭の犬猫が殺処分されており、大きな社会問題となっています。

今回ご紹介するのは、殺処分ゼロを目指して活動する、ピースワンコ・ジャパンのプロジェクト「ワンダふるサポーター」。1日約30円から寄付ができ、それにより犬1頭のフィラリア予防薬「1年分」を購入できることになるといいます。

すでに5万以上が参加している「ワンダふるサポーター」。みなさんの気持ちが、保護犬たちの明るい未来に繋がります。

 

(PR 特定非営利活動法人ピースウインズ・ジャパン)

「ピースワンコ・ジャパン」は、何をしているの?

ドッグオーナーなら一度は聞いたことがある、ピースワンコ・ジャパン(以下ピースワンコ)。

 

主な活動は、犬たちを保護して愛情を込めながら育て、新しい家族を探すこと。

 

その活動はおよそ10年にわたり、今までに8,000頭以上の犬たちを救ってきました。

 

 

「野犬」が多い特徴をもつ

ピースワンコに保護された野犬

動物愛護センターや保護施設には、さまざまな過去を抱える犬たちがやってきます。

 

繁殖場や飼い主に捨てられた子、迷子になった子、飼い主に先立たれてしまった子。

 

そして、ピースワンコにやってくる犬たちは「野犬」が多いことをご存知でしょうか。

 

野犬の大きな特徴は、そもそも「ヒト」に慣れていないということ。

 

自分よりも遥かに大きな「ヒト」は、何をしてくるのかわからない、恐怖の生きもの。

 

怯えたり、怖さゆえに攻撃的になるなど、コミュニケーションを取れるようになるまで、とても時間がかかります。

 

また、どのような病気を持っているかわからないため、安易に他の犬やスタッフたちと触れ合うことができません。

 

 

殺処分対象の野犬たちがピースワンコの元へ

ピースワンコに保護された犬

そんななか、ピースワンコの元へやってくるのは、野犬の中でも「このままだと殺処分になってしまう子」たち。

 

この子たちは今までの生活環境ゆえ、他の保護犬たちに比べて「ヒトとの共存」を覚えるまでに時間がかかります。

 

殺処分ゼロを目指すピースワンコは、受け入れ先が見つかりにくい野犬たちを積極的に保護しつづけ、今も毎月受け入れているのです。

 

 

ピースワンコは「野犬」とどう接しているのか

 

野犬を多く保護しているピースワンコは、施設にもさまざまな工夫をしています。

★検疫施設とシェルターを分ける

ピースワンコの犬舎にあるドッグランにて

ピースワンコの施設は、健康管理をする検疫施設とシェルターが分かれているのが特徴。

 

保護された野犬はまず、検疫施設で獣医師による健康チェックを行います。

 

そこで問題がなければシェルターに移り、スタッフとの触れ合いを通して、「ヒト」に慣れる準備を進めていきます。

★徹底したトレーニング

ピースワンコではスタッフとの触れ合いやお散歩のほか、ドッグトレーナーによるトレーニングも行っています。

 

たったひとり「生き抜くこと」を優先してきた野犬たち。

 

ヒト=家族と共存するために、プロの力を借りて、新たなライフスタイルを学んでいくのです。

 

ピースワンコで生涯をまっとうする犬たちも。

フレンチブルドッグという同じ犬種でも個性があるように、「野犬」にもたくさんの個性があります。

 

トレーニングを重ねても恐怖を拭えない子、攻撃性がおさまらない子、高齢で介護が必要な子。

 

さらに野犬はカラダが大きい子が多いため、誰もが新しい家族とマッチングできるわけではありません。

 

その時はピースワンコが「家族」となり、最後まで愛情を注いで育てあげます。

 

 

8,000平米のドッグランも。豊かに暮らせる環境づくり

広々としたドッグラン

ピースワンコでは、犬たちが豊かに暮らせるよう、環境づくりも徹底しています。

 

収容用地は7万平米と大変広く、庭やエアコン付きの犬舎、診療所、介護施設も完備されています。

 

さらに8,000平米のドッグランまであり、ストレスフリーなドッグライフを実現しているのです。

 

この環境は犬たちの心を豊かにし、スムーズな社会性の学びに繋がるほか、ここで最後を過ごす犬たちにとっても「楽しく安心して暮らせる場」になります。

 

【6万人以上が参加中】1日約30円で保護犬を救える「ワンダふるサポーター」

ストレスフリーな環境で愛を育むことを大切にしているピースワンコ。

 

そして、そんな場で暮らす保護犬たちを支えているのが、日本中の支援者たちです。

 

ピースワンコでは「ワンダふるサポーター」というプロジェクトを設け、1日約30円から保護犬たちを救える活動を行なっています。

 

今では6万人以上が参加し、施設の維持やワクチン代、治療費、ドッグフード代などにあてられています。

 

 

みんなの「気持ち」が、殺処分ゼロの未来を作る

「犬の殺処分ゼロ」を目指して発足されたピースワンコ。

 

保護犬たちは、新たな家族を待つまでの「日常」でも、もちろんお金がかかります。

 

わたしたちの「気持ち」がどのように保護犬たちの力になれるのか、具体例がこちらです。

 

「ワンダふるサポーター」は1日約30円(月1,000円)から、参加することができます。

 

たとえば「1日約30円(月1,000円)」では、犬1頭のフィラリア予防薬「1年分」を購入できることになります。

 

みなさんの気持ちが、殺処分ゼロの未来に繋がることを、私たちも信じています。

 

 

遠く離れていても、できることがある。

KDdesignphoto/shutterstock

私たち編集部は、今まで多くの保護団体さんや預かりスタッフさんとお話しをする機会がありました。

 

みなさん共通しておっしゃるのが「直接犬を預かったりケアすることだけが、保護活動ではないですよ」ということ。

 

使わなくなったタオルやトイレシーツ、ドッグフードを提供したり、寄付をすること。

 

これが保護犬たちの大きな支えになっているのだといいます。

 

遠く離れていても、私たちにできることはたくさんあると思うのです。

 

そのひとつが「ワンダふるサポーター」ではないでしょうか。

 

もう、失われていく命を見て見ぬ振りしない。

 

あなたの愛ブヒのように「幸せな子」を増やすお手伝いを、一緒にしませんか。

 

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