2017年11月30日11,216 View

フレンチブルドッグとのお散歩をもっと楽しく、安全に♡

好奇心旺盛で活発なコが多いフレンチブルドッグにとって、最愛の飼い主さんと行く毎日のお散歩は大きな楽しみのひとつ。落ち葉をサクサクと踏みしめたり風の匂いを嗅いだり、時にはお友達ワンコと出会って遊んだりと、散歩中はおうちの中では味わえない刺激がたくさん。もちろんオーナーにとっても、愛ブヒとしっかり向き合えるお散歩タイムは互いの絆を深める大切な時間!だからこそいつものお散歩をより楽しく安全なものにすることで、さらにその絆が深まるのではないでしょうか?

愛ブヒの命を預かる犬具選びからスタート

フレンチブルドッグ散歩

Bianca Grueneberg/shutterstock

お散歩に欠かせないグッズは数あれど、何より重要なのがカラーやハーネス、リードといった犬具。

 

最近は可愛くておしゃれなものが多いのでついデザイン重視で選びがちだけれど、犬具は車で例えるならタイヤにあたる重要な部分。つまり、愛犬の命を預かる道具なのです。

 

市販されている犬具にはそれぞれ対応できる体重と犬のサイズが明記されているので、まずは今使っているものが愛ブヒの体格に合っているかどうかをチェック!

 

呼吸器系があまり強くないフレンチブルドッグはハーネスを使用しているコが多いですが、引っ張りグセを無くしたいなどの目的で選ぶ場合、ある程度の幅があって強く締まり過ぎないハーフチョークを選ぶのもアリです。

 

ハーフチョークの中にはチェーンを使っていないタイプもあるので、フレブルをはじめハナぺちゃ族のワンコにはチェーン不使用タイプがオススメ。

 

では、愛ブヒと私たちをつなぐリード選びの基準は?チワワなどの小型犬の中にはアクセ感覚の華奢なリードを使っているコがいるけれど、こういったリードはズバリ、フレンチブルドッグには不向き。

 

フレブルに適しているリードの基本は、丈夫で持ち手が滑りにくいもの。これはある程度力が強い犬種や大型犬には絶対必要な条件ですが、レザーやナイロンといった素材の丈夫さだけでなく、金具部分がしっかりと作られているかを確認しましょう。

 

特にリードは着脱を繰り返すうちに金具が傷んでしまって破損するケースが多いので、毎回使用する際に壊れたり緩んだりしていないかをチェックすることを習慣にして。

 

リードを使い分けることで安全性UP⇧

フレンチブルドッグ散歩

evgeniykleymenov/shutterstock

お散歩中に愛ブヒの身に危険を感じてギュッとリードを引っ張った経験、誰もがありますよね。そう、リードを持つオーナーが愛犬をコントロールしてこそブヒたちは安心して散歩ができるので、リードはまさしくワンコにとっての命綱なんです。

 

だからこそ注意したいのが、ノーリードや伸縮タイプのリード。ドッグラン以外でのノーリードは論外だけど、実際によく見かけるのが伸縮リードの愛用者。

フレンチブルドッグ散歩

Vera Petrunina/shutterstock

手元のボタンで長さを固定できるタイプやゴム状のものまでタイプは様々ですが、伸縮リードは一般道を散歩させる時には非常に危険!

 

興味のあるものを見つけたり驚いて急にフレブルたちが走った場合、リードが伸びてそのまま車道へ出たり、歩行者や自転車にぶつかる事故も起こり得ます。

 

そのため普段のお散歩時に伸縮リードを使うのはやめ、人や車が多い道を歩く場合は通常のリードも短めに持つ、などの工夫を。ただ、自転車や車が入れない広い公園やキャンプ場といった場所では、ある程度自由に動ける伸縮リードを取り入れるのは大丈夫。

 

このように散歩する場所やシーンによってリードを使い分けることで、大切な相棒の安全も確保できるのです。

 

時々「うちの子は足元について歩くから」とノーリードで散歩している人を見ますが、どれほどしつけが行き届いていても絶対に足元から離れない、なんて保証はありません。なので絶対にノーリードはNG。改めて、リードは「命綱」ということを忘れないでくださいね。

 

散歩中の会話でコミュニケーションを

フレンチブルドッグ散歩

evgeniykleymenov/shutterstock

家の中では愛ブヒにたくさん話しかけるオーナーも、お散歩中は独り言を言っているように見えて恥ずかしいなどの理由で、あまりブヒと会話しない人もいるのでは?

 

犬を飼っていない人から見れば犬に話しかけるのは「???」と思われるかもしれませんが、散歩中はしつけをする最高のタイミング。

 

待てやお座りなどを実践し、できたときはしっかり褒めたり、道に落ちている危険なものに対して注意を促すのも大切です。フレブルにとっても、オーナーが頻繁に声をかけることで安心感が得られ、それが信頼へとつながります。

 

最近はスマホを片手に散歩している飼い主も多いけれど、これはとっても危険。特に誤飲の多いフレンチブルドッグの場合、何か口に入れそうなものが落ちていないかなど、常に愛ブヒの視線の先を確認するのが必須です。

 

また、イヤホンで音楽を聴きながらのお散歩もやっぱりアウト。確かに好きな音楽をBGMに愛犬とお散歩するのは心地良いけど、車や自転車の接近に気付きにくくなります。

 

お散歩バッグの中身にも工夫を!

フレンチブルドッグ散歩

Mw3photography/shutterstock

ちなみに、お散歩バッグの中には何を入れていますか?

 

お水やマナーバッグ、ウェットティッシュはもちろん、あると便利なのがカフェマットやトイレシート。ワクチンや狂犬病の接種証明書を常にお散歩バッグに入れておけば、出先でドッグランやドッグカフェに入る際にもスムーズです。

 

なお、力が強いフレンチブルドッグの場合、両手は開けておくに越したことはありません。そのためお散歩バッグは肩掛けやヒップバッグなど、手に持たないタイプを選ぶのがオススメ。

 

また、夜のお散歩用にコンパクトなLEDライトも一つ持っておきたいですね。

 

おわりに

フレンチブルドッグをはじめ多くの犬にとっては、お散歩は飼い主さんを独占できるとっておきの時間。その時間をより良いものにするために色々工夫してみてはいかがでしょう。パピーブヒの中には、これからお散歩デビューを控えているコもいるかもしれません。最初は外を怖がっても、「楽しいよ」と励まして気持ちを盛り上げ、お散歩好きなワンコになってもらうのもオーナーの役割。季節の移り変わりを最高の相棒と一緒に楽しめるお散歩は、私たちオーナーにとっても至福の時間。そんな時間がこれからも長く続くよう、いま一度お散歩グッズやルールを見直してみるのも良いかもしれませんね。

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