2018年3月5日4,427 View

「フレブル目線」で日常の危険を回避!

「フレブル目線」とは、ズバリあなたの相棒であるフレンチブルドッグの目線の高さのこと。トコトコと歩くその目線の高さはだいたい地上から30cmくらいの位置でしょうか。もし私たちがその目線を体感するとなると、かなり怪しいし体力的にもハードだけれど「ほふく前進」で進むときの目の高さをイメージすると分かりやすいかも。実はこの高さ、意外にも危険が多いって知っていますか?

地上30cmの世界は危険がいっぱい?

フレンチブルドッグ危険

Patryk Kosmider/shutterstock

お散歩中に気をつけたいのは車や自転車、拾い食いと色々ありますが、それらを気にする際にアナタの視線は一体どこを捉えているでしょうか?

 

ブヒが歩く先の地面や左右に揺れる相棒のカワイイお尻、オーナー目線で見える範囲の周囲の景色などで、実際にフレンチブルドッグの目線の高さにある物にはそんなに注意を払ってはいないかも。

 

でも、改めてその高さにあるものをよく見てみれば、停まっている自転車から突き出たペダルや電柱やガードレールの柱などから飛び出した金具やボルトの類、破れたフェンスのワイヤーに植え込みからツンツンと伸びたたくさんの枝と、かなり障害物が多いことに気がつくはず。

 

ご存知の通り、フレンチブルドッグに代表される鼻ぺちゃ族はマズルが短い分、眼球がそういった障害物に触れやすいという特徴があります。また、気になったものを見つけたら自分の体の幅や周囲のことなどお構い無しにグングン引っ張るコも多数…。

 

匂いを嗅ごうと躊躇なく植え込みに顔を突っ込んだり、電柱に鼻先をこすり付けるようにスンスンするなんて日常茶飯事ではありませんか?そう、そういうコたちだからこそ、彼らの目線にある危険を先に察知し、誘導して回避することがとても大切なんです。

 

だって大切な目や鼻を傷つけると大変ですからね。とはいえ、それでなくても注意を払う対象が多いお散歩中は、あっちにもこっちにも視線を巡らすなんて大変!では、どうすれば地上30cmの危険から愛ブヒをガードできるのでしょう?

 

お散歩コースの事前チェックが効果的

フレンチブルドッグ危険

Alena Dafna/shutterstock

お散歩中にブヒ目線にある危険を回避するには、よく通る散歩コースをブヒを連れずに歩いてみること。

 

大抵の場合いつものお散歩コースはご近所圏内のことが多いから、毎日のお買い物のついでにでも、ブヒの目線にあるものを意識して見ながらゆっくり歩いてみてください。

 

自転車がたくさん路上に停車しているエリアやサボテンにアロエといったトゲのある植物が植えられたプランター、看板から突き出た釘など、改めて確認すれば危ないかも…と感じる物が自分が思っているよりも多いことに気づくはず。

 

それらをひとつひとつ覚えておかなくても、一度確認しておけばお散歩中にふと思い出してそういった危険からフレブルを遠ざけられる可能性が上がります。

 

もちろん街路や街並みは日々変化するので事前チェックは100%の対策ではないけれど、要注意ポイントを把握しておくことでブヒ目線での危険を予測し、それらを回避できることに繋がります。

 

なお、事前チェックを普段お散歩に行く時間帯にしておけば、だいたいの交通量の多さなども体感として分かるので、できれば普段散歩している時間帯を狙ってチェックするのがおすすめです。

 

おうちの中でも30cmの高さに注意して

フレンチブルドッグ危険

Irina Kozorog/shutterstock

常に状況が変わり続ける屋外ほどではないものの、安心できるはずの自宅の中でも地上30cmの高さには要注意。コンセントの差込口やローテーブルの角など、日々の生活の中で見慣れているからこそ危険性に気付きにくいものってありますよね。

 

誤飲が多いと言われるフレンチブルドッグだけに、フレブルオーナーの多くは床に落ちているものや小さめのおもちゃなどには十分気をつけているだろうけれど、最初から壁に備え付けられている物やずっと置いてある家具は盲点になっている可能性もあります。

 

特にかじり癖のあるフレブルと暮らしているなら、感電の危険性があるコンセントにはコンセントカバーをつけるなど、愛ブヒの癖に応じた対策をしておくと安心。

 

最近では100円均一ショップでも小さな子ども用の安全対策グッズとしてコーナーカバーやコンセントカバーが販売されているので、対策も手軽かつローコストでできちゃいます。

 

また、自宅内なら誰にも不審がられることなく床に寝そべってブヒ目線を体験できるので、時々ブヒと並んで自宅での地上30cmを確認してみてはいかがでしょうか。

 

おわりに

フレンチブルドッグ危険

PP.Pook/shutterstock

ブヒの目線で世界を見ると、普段私たちが目にしているのとはまた違う景色が広がります。例えば車の場合なら排気筒や猛スピードで回転するタイヤが目線の位置にくるし、私たちが何気無く超える段差だってとても高く感じるはず。もしあなたの相棒が急にお散歩を嫌がるようになったりしたら、もしかするとお散歩コースのブヒ目線にある何かが嫌なのかもしれない可能性だってあります。常には難しくても、時々物理的なブヒの目線を意識して世界を見れば、危険予測だけでなく、もっとブヒの気持ちが分かるようになるかもしれませんよ!

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