【インタビュー】愛犬の困った行動は、全てトレーニングが解決してくれる〜フレンチブルドッグに欠かせないトレーニングとは(大久保羽純)〜
「あなたのかかりつけトレーナー」をモットーに、出張しつけレッスン・しつけ教室講師・保護犬活動を行う大久保羽純さん。
ニュージーランドで単身修行をし、国際的なドッグトレーナーのライセンス「CPDT-KA」の認定を取得しているという大久保さんに「愛犬をトレーニングすることのメリット」をうかがった。(提供:BUHI vol.40)
この記事はBUHI vol.40からの転載記事です。配信元または著者の許可を得て配信しています。
何のためにトレーニングするの?
「トレーニングは、イヌとヒトの一生を豊かにします。お互いを知り、心を通わせることのできる、大切なコミュニケーションの時間です。また、学び、遊び、成長することが生きがいの犬たちにとって、トレーニングは日々の生活の満足度向上には欠かせません。心に必要不可欠な、栄養だと考えてください」
大久保さんが続ける。
「まず、誰がトレーニングを学ぶのかというと、飼い主さんです。私が犬に何かを教えるというよりも、飼い主さんがその子の専属トレーナーになれるように、飼い主さんにトレーニングの方法を学んでいただきます。トレーニングはコミュニケーションですから、トレーナーと犬の間で成立しても、飼い主さんができなければ意味がないのです」
トレーニングの内容は、各家庭によって異なるという。
「トレーニングは、犬と飼い主さんに合わせたオーダーメイドです。基本の義務教育の内容としては、日常生活でお互いが困らない生活ができるように、練習をしていきます。
例えば、体を触られることを大好きにする練習や、社会のさまざまなものに慣らし、楽しく経験を重ねていくことで、苦手なものを減らしていきます。社会化は子犬だけのものではなく、一生続けていくもの。人間社会でお互いが快適に過ごせるように、トレーニングをしていくのです」
義務教育に加え、犬と楽しめる「遊び」を学ぶのもトレーニングのひとつだという。
「犬たちは遊びを通して絆を深める動物です。より充実したオモチャ遊びや、宝探し、各種脳トレ、ノーズワークなど、いろいろな遊び方も学びます。仕事が大好きな犬たちが、家庭犬として無職になっているのが現状……。日々のやりがいを提供することで、心の栄養をチャージしましょう」
フレンチブルドッグに欠かせないトレーニング内容
「フレブルは、一生を通して病気が少なくはない犬種です。触診や投薬、体のケアなど、治療や介護をお互いが快適に行えるように、全身どこを触られても、嬉しい・楽しいと思ってもらえるような練習には特に力を入れています。
また、興奮しやすく、咬んだり、歯を当ててしまうことも少なくありません。アゴの力も強いです。その制御のためにも、フレブル自身が興奮をコントロールできるようになる練習や、飼い主さんが興奮を予測して落ち着かせてあげられるような練習、歯を当てない練習はしておく必要があります。
ただ、何かを噛みたい気持ちは強くありますので、噛んでも良いものをたくさん提案することも大切。さらに、大きさの割にどっしりとして体重があり、力も強いので、引っ張られた時に転ぶことのないよう、散歩の練習も欠かせませんね」
トレーニングをすることのメリット
「愛犬をお利口さんに育てていくと、いろいろな場所に安心して連れていくことができます。また、病気の治療や介護なども、愛犬への負担を減らしてあげることができますよ。
日々の生活はもちろん、いろんな面において、お利口さんにはたくさんのチャンスが待っているのです。
ドッグトレーニングは、どういう子だからやらなくていいというものではありません。心の栄養だとお伝えしている通り、心と体の健康のために必要不可欠なものなのです。
お料理教室やヨガクラスのような、人生を豊かにするツールの一つです。愛犬と一生一緒に続けられる、共通の趣味としてのトレーニング。ハマったら最後、その楽しさからは抜けられません!ぜひ気軽に始めてみてくださいね」
大久保羽純
『SUNNYDogTrainingPartner』代表。大好きな動物を助ける仕事に携わりたいと考え、大学卒業後5年間MR(医薬品の営業)として勤務した製薬会社を退職。英国式トレーニングを学び、その後ニュージーランドの『SPCAAuckland』で単身修行。国際的なドッグトレーナーのライセンスであるCPDT-KAの認定を取得。現在は出張しつけレッスン、しつけ教室講師、保護犬活動を通し“あなたのかかりつけトレーナー”として犬との楽しい暮らしを広めている。http://sunny2013.com/,著書『いちばんやさしい!犬の気持ちがわかる本(TJMOOK)』
紹介されたアイテム
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BUHI 2016年秋号(vol.40)
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いちばんやさしい!犬の気持ちがわかる本
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【取材】ロッチ中岡〜そのフレブル愛、ガチ中のガチ。隠れブヒラバーが語る、細かすぎる魅力とは〜【前編】
みなさんが愛犬家ならぬ“愛ブヒ家”として思い浮かぶ芸能人といえば、草彅剛さん、レディー・ガガさんなど、フレブルを飼っている方が多いと思います。が、ロッチ中岡さんも、じつは大のフレブルラバーだというのをご存知ですか? フレブルを飼っていないのにもかかわらず、中岡さんのインスタグラムを覗くと、たくさんのフレブルアカウントがフォローされていて、わが『FRENCH BULLDOG LIFE』モデルのnicoやトーラスも、その中の一頭。
そんな中岡さんに、フレブルの魅力を語っていただきました。そのブヒ愛っぷりは、思ってた以上! ガチ中のガチでした!?
取材 -
【取材】9歳で脳腫瘍を発症し「4年7ヶ月間」生存。フレンチブルドッグ・桃太郎の奇跡と軌跡
愛犬が「脳腫瘍」と診断されたとき、言葉にできない絶望感を味わうことと思います。筆者も脳腫瘍で愛犬が旅立ったひとり。だからこそ、どれほど厄介で困難な病気かを理解をしているつもりです。「発症から1年生存すれば素晴らしい」とされるこの病気。
ところが、フレンチブルドッグの桃太郎は9歳で脳腫瘍を発症し、なんと4年7ヶ月間も生き抜いたのです。旅立ったときの年齢は13歳と11ヶ月、レジェンド級のレジェンドでした。さらには、治療後3年間は一度も発作が起きなかったといいます。
この事実はフレンチブルドッグだけでなく、脳腫瘍と闘う多くの犬たちに勇気と希望を与えるに違いありません。桃太郎のオーナーである佐藤さんご夫婦に、治療の選択やケアについて詳しくお話しをうかがいました。
取材 -
【取材】上沼恵美子さん「もう一回だけ抱きしめたい」愛犬ベベとの12年間
運命の子はぼくらのもとにやってきて、流れ星のように去ってしまった。
その悲しみを語ることはなかなかむずかしい。
けれども、ぼくらはそのことについて考えたいし、泣き出しそうな飼い主さんを目の前にして、ほんのすこしでも寄り添いたいと思う。
その悲しみをいますぐ解消することはできないが、話をきいて、泣いたり笑ったりするのもいいだろう。
こんな子だった、こんなにいい子だった、ほんとうに愛していたと。
ぼくらは上沼恵美子さんのご自宅へ伺って、お話をきこうと思った。
取材 -
【販売開始!】フレブルオーバーオール「UNIVERSAL OVERALL × W-OKI KENTA × フレブルライフ」
アパレルブランド「UNIVERSAL OVERALL(ユニバーサルオーバーオール)」と、沖縄在住のフレブルオーナーで人気タトゥーアーティスト「W-OKI TATTOOのKENTA」。そしてフレブルライフのトリプルコラボで完成した、フレブルオーバーオール。
ストア情報
フロントプリント、バックプリントの2展開で、それぞれフレンチブルドッグのイラストも違います!
イベント「フレブルLIVE」で先行販売しましたが、ついにフレブルライフストアで販売スタートです! -
【中川大志インタビュー】エマは犬ではなく、大切な娘です。国宝級イケメンが愛犬のフレンチブルドッグと一緒に登場
『FRENCH BULLDOG LIFE』に国宝級イケメン登場! 俳優の中川大志さんが、愛犬であるフレンチブルドッグのエマちゃん(2歳の女の子)にメロメロとの情報を聞きつけ、中川さんを直撃。そのフレブル愛をたっぷり語っていただきました。他のフレブルオーナーさん同様、濃すぎる親バカエピソードが次から次へと飛び出しました。
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【取材】脳腫瘍治療のスペシャリスト・長谷川大輔教授が進める脳腫瘍の最新治療とは
フレンチブルドッグは脳腫瘍になりやすい犬種だといわれています。事実として、てんかん発作の症状が出てMRI検査を受けたフレンチブルドッグのうち、「約70%が脳腫瘍」と診断されたというデータも。犬の脳腫瘍は残念ながらあまり良い予後は期待できず、根本的治療も身体に負担がかかることから、私たちオーナーは希望を失いがちになります。
そんな脳腫瘍治療に、新たな風が吹こうとしているのです! このプロジェクトの先陣を切る、日本獣医生命科学大学・長谷川大輔教授にお話しをうかがいました。
取材 -
【取材】川口春奈とアムのやさしい世界。ー大人気女優は生粋のフレブルラバー
いまをときめく人気女優が、フレンチブルドッグラバーであるという事実。
そうです、その人は川口春奈さん。
アムちゃんというパイドの女の子と暮らしています。
話を聞けば聞くほど、そして春奈さんとアムちゃんのやりとりを目の当たりにするほどに、そのフレンチブルドッグ愛がわたしたちのそれとまったく同じであることに、なんだかうれしくなってしまったのでした。
春奈さんとアムちゃんのすてきな暮らしを、BUHI編集長の小西がいつくしみながら、切り取らせていただきます。
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【イベントレポ】のべ6,500人・4,500頭のフレンチブルドッグが集結!「フレブルLIVE2023」の全貌大公開!
第二回『French Bulldog LIVE 2023(フレブルLIVE)』が、無事閉幕しました!
今年は思い切っての2daysチャレンジ。当日までどうなるかドキドキでしたが…なんと、のべ「6,500人・4,500頭のフレンチブルドッグ」が集結。
開催地の山中湖はもちろんのこと、道中のサービスエリアもフレブルだらけで、他犬種のオーナーさんは「何があるんですか!?」と驚いていたとか(そりゃそうだ笑)。
さぁみなさん、いよいよ「フレブルLIVE 2023」のレポートをお届けです!
今年参加してくださった方も、来年こそと意気込んでくださっている方も、臨場感たっぷりのレポートをお楽しみください!
フレブルLIVE -
【愛ブヒのお肌に悩む方へ】THE fu-do(ザ・フード)を食べて「納得のいくお肌」になるまでの、3ステップとは!?
販売からわずか半年で20万食を突破し、満足度95%を超える「THE fu-do(ザ・フード)」。
フレンチブルドッグの中でも特にお肌に悩む子には、積極的にお召し上がりいただきたい!
そして、どうか焦らないでください。フレンチブルドッグの体質を踏まえると、納得のいくお肌になるためには、最低でも3ヶ月はかかります。
でも大丈夫。今回は、すこやかなお肌を目指すための「3ステップ」をお伝えします! 毎日のボディチェックが、ますます楽しくなりますよ。
ザ・フード -
【PUFFY出演決定!】フレブルLIVE 出演アーティスト発表【第一弾!】
今年の『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』は、11/9(土)-10(日)の2days!
「フレブルLIVE」の特徴は、二日間でコンテンツが異なること。
一日目は愛ブヒとオーナーさんが主役の参加型コンテンツ。そして二日目は、アーティストによる音楽フェスが中心です!
今回は、音楽フェス(二日目)の出演アーティスト発表第一弾!
なんと、オーナーにも「世代」が多いPUFFYの出演が決定しました!
フレブルLIVE -
【ロッチ出演決定!】フレブルLIVE「11/9(土)」の司会はフレブルラバーのロッチ!
『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』は、11/9(土)-10(日)の2days!
一日目は愛ブヒとファミリーが主役になる、参加型コンテンツ。
二日目はアーティストを呼んで、史上初の愛ブヒと楽しめる音楽フェスを開催。
2daysで大きく内容が異なるのも「フレブルLIVE」の魅力です。
そして…今年の司会は、待望の「ロッチ」が登場!
みなさん! ついにロッチのお二人が「フレブルLIVE」にやってきます!
フレブルLIVE -
【肉球の香りがするビール、誕生】イラストは千原ジュニアさん【フレブルLIVEで先行販売!】
『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』は、11/9(土)-10(日)の2days!
今年は例年以上に反響があり、二日間ともに駐車場付きチケットがSold outとなりました!
年々パワーアップしている「フレブルLIVE」ですが、今年はオリジナルのクラフトビールを制作。
世界初・肉球の香りがするビールで、その名も「Paw Pad Ale」。
パッケージのイラストは、なんと千原ジュニアさんが手がけてくださいました。
フレブルLIVEにて、先行販売いたします!
フレブルLIVE
特集
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フレンチブルドッグの性格/基本情報
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子犬/はじめてのフレンチブルドッグ
フレブルビギナーの不安を解消!迎える前の心得、揃えておきたいアイテム、自宅環境、接し方などをご紹介
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フレブル病気辞典
獣医師監修のFrenchBulldogLifeオリジナル病気辞典。愛ブヒを守るための情報満載
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本当にいいものだけを、厳選紹介。FBLの公式オンラインストアです
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French Bulldog LIVE⚡️2024 (フレブルLIVE)
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7周年特別企画「プロジェクト7」
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プロドッグトレーナーが、リーダーになるための秘訣を解説!
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【特集】短命拒否権ーフレンチブルドッグは、もっと生きる
この特集は、『短命』のレッテルを返上するための、有益なフレブル生活記録簿です。
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虹の橋
愛ブヒが虹の橋へ向かう準備をするための場所
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フレブル里親/保護犬情報
French Bulldog Lifeでは、保護犬を一頭でも多く救うための活動支援をしています。