2018年12月8日1,931 View

別に“お利口”でなくたって。フレブルとオーナーに告ぐ

ちゃんと飼い主の言うことを聞いて、歩くときはぴったり隣について歩調を合わせ、「待て」や「伏せ」といった色んなコマンドを理解して従う。これっていわゆる「理想的な愛犬の姿」かもしれないけれど、そこまでの“お利口さ”を私たちは本当にフレンチブルドッグに望んでいるのでしょうか?もちろんそりゃあね、お利口に越したことはないかもしれないけれど、別にそこまでお利口でなくたって、いいんじゃないの?と思ったりしてしまうのです(笑)。

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愛嬌でカバー!もありなんじゃない?

フレンチブルドッグお利口

Akash9792/shutterstock

自由気ままで我が道を行くことが当たり前とされる猫と比較して、どうして犬という動物は従順さやお利口さが求められるのでしょう。

 

確かに大型犬などはしつけを徹底していないと危険なケースもあり得るけれど、普通の家庭で家族の一員として暮らす犬なら、それもやんちゃでイタズラ好きという個性を持っているフレンチブルドッグなら、そこまで「一般的なお利口さ」って必要でしょうか?

 

警察犬や盲導犬といった働く犬たちならヒトに対し従順であることが何より重視されるけれど、そもそもフレブルを家族にしようと決めた時に、アナタが想像したのは「ブタさんみたいな見た目のユニークな相棒と面白おかしく日々を楽しむ」というようなことだったのではないかしら。

 

もちろん、攻撃的な性格で咬んだりする恐れのある場合や、拾い食いなど他者や犬自身にとって危険な悪癖はとことん直すべきだけれど、それ以外の部分…例えば大目に見られる程度のイタズラや散歩中の気まま歩きなどは、「これもご愛嬌」ってことにしてしまっても良いのかも。

 

ヒト向け(?)のことわざに「無くて七癖」というのがあって、これは一見してクセがなさそうな人でも7つくらいは何かしらクセがあるというもので、さらにこのことわざは「あって四十八癖」と続くのだけれど、クセのありそうな人なら実に48もの癖があるという意味。

 

これって人に対してだけでなく、フレンチブルドッグに対しても言えるような気がしませんか?

 

クセが強いんじゃあ〜〜

フレンチブルドッグ,ルンバ

Teerawut Bunsom /shutterstock

フレンチブルドッグと暮らしていて日々思うのは「いやあ、クセが強いなあ」ということ。

 

この場合、クセっていうのは「個性」と言い換えても良いのかもしれないけれど、そもそも見た目からしてかなり個性的なフレブルはその性格も千差万別。

 

おっとりさんもいれば暴走豆タンクみたいなガサガサくんもおり、幾つになってもイタズラ好きで好奇心旺盛だったり、天真爛漫でどこか猫みたいに気まぐれだったり…。

 

でも、それもこれもフレンチブルドッグの魅力であり、私たちを夢中にさせる大きな要素。もっと言えば、そんなフレンチブルドッグだからこそ、どうしても家族に迎えて一緒に毎日を過ごしたいと思ったのではないでしょうか。

 

そう、フレブルラバーである私たちの多くは、「ク、クセがすごいんじゃあ〜」と思わず突っ込みながらも相棒の一挙一動に笑い、癒され、愛おしいとすら思ってしまうのです。

 

中には一般的な犬の理想像にこだわるあまり、散歩中にフラフラ寄り道したり落ち着きがないなんてお悩みの人もいるけれど、それが相棒自身や他者にとって危険がないのならば、そこまで厳格さを求めなくても大丈夫。

 

他の犬を見てわちゃわちゃしても、それは相棒にとってのテンション高めなご挨拶なのかもしれません。

 

また、散歩中に他の犬に攻撃的になる場合は、道を変えるか回避してやり過ごせば良いだけの話。

 

ね、だからまずオーナーである私たちが肩の力を抜いて、彼らの“クセの強さ”を楽しもうではありませんか。

 

自分のためではなく相棒のために。

フレンチブルドッグ主張

Studio13lights/shutterstock

さて、散々フレブルのクセの多くは魅力であり個性だと書いてきたけれど、中には愛嬌で済まされないこともありますよね。

 

攻撃的な部分以外でも家具の破壊やしてはいけない場所での粗相など、ひとつ屋根の下で一緒に暮らす上で最低限のルールは守ってほしい。

 

それは「お利口になる」というよりも「家族としてのお約束」だから、ここはしっかりしつけるべき。ただ、できなかったことを怒るのではなく、できたことを褒めながら教えること。

 

それに、例えば長いお留守番の後の粗相などは、きっと相棒からの「寂しかった〜!不安だった!」というメッセージ。

 

だからやみくもに怒らず、「なぜそれをしたか?」をブヒの立場になって考えてみることが大切です。よく世間一般で「お利口」と言われる犬は人間にとって「手がかからず楽チン」な犬を指すことも多く、これって飼い主にとって都合の良い「お利口さ」なのかもしれませんよね。

 

でもイタズラに代表されるようなエピソードこそ後になって思い出深いものとなるし、笑い話にだってなる。だから目指すべきは、「お利口な愛犬」ではなく「一緒に楽しめる相棒」ではないかなと思うのです。

 

だから無理に「お利口さんになるようにしつけなきゃ!」なんて考えず、みんなから愛されるような愛嬌のある犬を目標にすればきっとオーナーも愛ブヒも幸せなのではないでしょうか。

 

おわりに

フレンチブルドッグ地震

Aneta Jungerova :shutterstock

古くは飼い主の帰宅をじっと待ち続けて銅像にまでなったハチ公をはじめ、日本にも世界にも数多くの「名犬ストーリー」はあるけれど、別に名犬にならなくたって、銅像が建たなくたって、そこが待ち合わせのメッカにならなくたって、日々を健康で面白おかしく幸せに過ごしてくれたら、本当にそれで十分。そう、私たちにとってはそれで十分「お利口」なんです。だから今夜相棒に伝えてあげてくださいね。「(ご飯食べていっぱい寝てオモチャで遊んでたくさん甘えて)今日も一日お利口さんだったね」と。

 

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