【取材・看板犬】アンダーグラウンドな街、高円寺で接客を〜フレブルのQ太郎〜
昔から、ヨーロッパのクリエイターを中心に人気を集めてきたフレンチブルドッグたち。日本でもすっかりメジャーになった彼らですが、ヨーロッパ同様、クリエイターや自営業の方からの人気は特に強い印象。その理由のひとつは、お店の看板犬として活躍するフレンチブルドッグが多いこと。
今回取材をしたのは、高円寺にあるセレクトショップ『&CO(アンドコー)』。フレンチブルドッグの看板犬・Q太郎が接客をおこなっているとか。その働きぶりやいかに…?
東京で1番クールな街、高円寺
高円寺といえば東京の中でもクールな街として知られ、アンダーグランドな音楽シーン、Barを中心とした飲食店が立ち並び、クリエイターたちの間でも人気のエリア。
そんな彼らの足を止めるかのように、個性的な洋服がそろう古着屋やセレクトショップも充実しています。
今回訪れたのは、国内外から洋服を取りよせているメンズセレクトショップ「&CO(アンドコー)」。
どうやらここには、看板犬をつとめるフレンチブルドッグがいるとか。
看板犬はフレンチブルドッグの「Q太郎」
さっそく店内へ入ると、お店の奥から1頭のフレンチブルドッグがひょっこり顔を出してお出迎え。
彼の名前はQ太郎。取材当時10歳で、貫禄もたっぷり。みんなからは「店長」の名で親しまれているとか。
長らく看板犬として勤務しているQ太郎は、お客様への接客もカンペキ。
洋服を見て回る人たちの後をついていき、「それはアメリカから取りよせた…」など、丁寧に説明しているようにも見えます。
Q太郎の、するどい観察眼
とはいっても、Q太郎は少々人見知りなところも。
というよりも…たくさんの人と触れ合ってきたからこそ「人を見る眼」が肥えているのです。
なぜなら、普段は接客オンリーのQ太郎は、お気に入りの人に出会ったときだけ足に抱きついて愛を伝えるから。
犬たちは特別な才能をもっていて、人間の細かな感情を読みとる能力を持ち合わせているといいます。
Q太郎もご多聞にもれず、犬が好きな人、優しい人、可愛がってくれそうな人をかぎ分けているのかも。
シニアブヒは、休息を心得ている
まだまだ現役のQ太郎ですが、年齢は10歳を超えるシニアブヒ。
ひと通り接客が終わったら、レジの横にある“マイルーム”に行って休憩。
まだ寒かった取材当時は、Q太郎の横に小さな電気ストーブが置かれていました。
何枚も敷かれたブランケットの上に寝そべり、ストーブで暖をとる。そしてまた気が向いたら、接客再開。
お偉いさんの風格を漂わせるこの働き方…じつに「店長」という愛称がぴったりです。
フレブルは、高円寺になじむ
&CO(アンドコー)には、時折お手伝いのスタッフさんがいることも。
そんなときは少しだけお店を出て、大好きなご主人と散歩を楽しみます。
高円寺に馴染む地元のお年寄りから、リーズナブルな服を求めにきたティーンズ、そして高円寺愛あふれる個性的な人たち。
日本における“人種のるつぼ”ともいえるこの街には、我が道をゆくフレンチブルドッグがとてもよく似合います。
そして高円寺ではめずらしく、ワンコといっしょに入れる焼肉屋も。
&CO(アンドコー)から歩いて10秒ほどの場所にある焼肉屋「MEAT MARKET (ミートマーケット)」は、店内の入り口付近の座席はワンコOK。
今風のイケメン店長がお出迎えしてくれるので、高円寺へ行った際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
おわりに
“超”がつくほど個性的なフレンチブルドッグは、流行りにとらわれない我が道をゆく人々に好かれがち。
もしもフレンチブルドッグが東京で看板犬をつとめるならば…渋谷や新宿というよりも、ちょっぴりローカルな街並みがよく似合う気がします。
それは高円寺も然り! そんなことを、今回の取材を通して感じたのでした。
ちなみに、Q太郎はお店に出勤しない日もあるので、お出かけ前に&CO(アンドコー)のInstagramをチェックしておくのがオススメ。
さぁみなさん、この週末はいざ高円寺へ!
&CO(アンドコー)
国内外から洋服を取り寄せるセレクトショップ。メンズが中心ですが、レディースやユニセックスも充実しています。
ADDRESS |
東京都杉並区高円寺南3-35-14 |
---|---|
TEL |
03-3315–0582 |
OPEN |
p.m.2時〜8時 ※定休日、看板犬・Q太郎の出勤についてはSNSをご覧ください |
@and_co_tokyo_store |
Special Thanks:MEAT MARKET
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