2019年5月29日2,905 View

ブヒだって「自分時間」が欲しい! 相棒とのほどよい距離感を探して。

フレンチブルドッグといえば甘えん坊。いやむしろ、甘えた王と言いたくなるほどにオーナーや人間が大好きなコが多い犬種として知られていますが、そんな彼らもちゃんと“自分時間”を大切にしています。例えばふと見れば自分の城ともいうべきハウスでリラックスして寝ていたり、時には賑やかなリビングから少し離れ、オーナーたちの様子がわかる静かな場所でゴロゴロしていたりと、「ママやパパの輪の中に入って過ごすのも大好きだけど、今はひとりで少しゆっくりしていたいんだ」とでも言いたげな表情でひとりの時間を楽しんでいる様子。そういえば私たち人間だって、たまにはひとりでゆっくりしたいなぁなんて思うことがありますよね。そこで今回は、ブヒとの程よい距離感について考えてみました。

Model:@fukubee(Instagram)

構われたくない時だって、あるのさ。

例えば太陽の下でたくさん遊んだ週末。雨が降り続いてなんだか気分が滅入る午後。お腹いっぱい食べた後など、ああ、ちょっとゆっくり横になろうかねえ。なんてセリフを呟いてひとりでゴロンとしたい時ってありますよね。それって実は、アナタの愛すべきフレンチブルドッグも同じ。いつもは遊んで、構ってとやってくる彼らだって、時には自分のタイミングで自由気ままに寝たり起きたりオモチャをかじったりしたいもの。もしもそんな時に構おうものなら、「あ〜、また始まったよ…。時々はそっとしておいて欲しいんだけど」と(仮にブヒが喋れたら)怒られちゃうかもしれません。

 

そんな“ひとりがいいの”というサインは、ブヒが自主的にハウスに入った時や誰もいない部屋で眠り始めた時、オーナーファミリーから少し距離を置いた場所でくつろぎ始めた時などなどに発せられていることが多数。そうしてひとり時間を過ごしている相棒を見るとつい構ってしまいたくなるのがオーナーの性だけれど、そこはぐっと堪えて時にはブヒに自分の時間を与えてあげて。

 

普段はストーカーよろしくトイレやお風呂にまで付いて回る彼らだから、そんな様子を見せられると少し心配にはなるけれど、普段と体調が変わらないのであればそれはきっと「ひとり時間に入ります!」というサインなのです。そういえば、我が家のブヒは3歳を超えて落ち着き始めた頃から「自分時間」を持つようになりました。フレブルも人間と同じように、成長するにつれて自分のペースが出来てくるのですね。

 

ブヒ専用のスペースを作ろう!

Model:@mipomashu(Instagram)

結構場所を取るし、普段滅多に入らないから片付けてしまおうと思わないこともないのが愛ブヒのケージ。多くのフレンチブルドッグはお家に迎えてもらうタイミングで自分用のケージやハウスを与えられますが、成長するにつれて主にソファーやリビングの隅に置いたブヒ用のベッドで過ごしているといった理由からケージそのものを撤去されてしまうことが少なくはありません。確かにフレンチブルドッグサイズのケージは場所を取るし、インテリアにこだわるオーナーさんにとってはお部屋の美観を損なうものとして見えるかも。ただ、幼い頃から「このケージがあなたのスペースだよ」と教わって育ったブヒにとって、そこはいざという時に逃げ込める絶対的な保安スペースでもあるのです。これはケージに限らず、クレートでもティピーテントでも同じこと。彼らにとってそこは自分だけの空間で、ひとり時間を過ごすためには欠かせない場所となっているはず。元々犬はほら穴で集団生活をしていたという歴史があるので、薄暗くて狭く、周囲が囲まれている場所が本能的に落ち着くもの。だからこそ、リビングの片隅にでもブヒ専用のスペースを作り、ひとりでくつろげる空間を確保してあげましょう。

 

お留守番中、ハウスさせるかどうか問題。

Model:@ryopinoko(Instagram)

フレンチブルドッグに限らずどのワンコでもそうですが、完全に室内飼育をしている場合に頭を悩ませるのが「ハウスさせるかどうか」問題。つまり、お留守番の間フリーにしておくのか、それともケージなどブヒ専用のハウス内で過ごさせるのかどうか。実はこの問題に正解はなく、ケージが安心というお家もあれば制限付きでフリーにしているというファミリーもいて、どちらがより正しいかどうかはお家によって様々。

 

例えば我が家の場合、パピーの頃はより安全だと思ったケージ内での留守番を選択していたけれど、帰宅するとケージの木の枠をガジガジのボロボロに噛んでいたり、少し大きくなって体力がつくと重たいケージを自力で持ち上げて脱出する相棒の姿を目の当たりにしたことで、結局は入って欲しくない場所にゲートを設置しリビングとダイニングを自由に動けるようにして、フリーでの留守番スタイルが定着しました。

ただ、屋根のあるケージと比べると地震などの際には頭上から物が落ちないか心配なので、極力物を排除したり固定したりするなどの手間はかかりました。

 

一方でケージ派は、コンセントなど危険なものを噛んだりする心配からオーナーが解放されるメリットが。どちらもメリットとデメリットは必ずあるけれど、成長とともにいたずらが減り、フリーの留守番でも落ち着いて過ごせるフレブルが多いように思います。いずれにせよハウスやケージはブヒが「このスペースは僕のだよ」と思っている場所なので、大人になって落ち着きが出てきても撤去しないであげてくださいね。

 

パピー期からやんちゃ盛りの3歳頃までは、とにかく構え&遊べアピールが激しいコが多いフレンチブルドッグ。でも4歳を超えた辺りから徐々に落ち着き始め、自分だけの時間を大切にするコが出てきます。オーナーとしては今まで構ってアピールが凄かったからついちょっかいを出したくなりますが、彼らだってもう大人。時には自分時間を過ごさせてあげましょう。それぞれが同じ空間にいながらも別々のことをして、時々視線を交わして相手を確認して安心するなんて、なんだかもう熟年夫婦の域ですが、長く人生を共にする相棒だもの。どんどんお互いが空気のような存在になり、自然に一緒に過ごせるようになることが最適な距離感なのかもしれませんよ。

 

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