【連載】スペインと新型コロナ。罰金の最大額は360万円〜スペインでフレブルと。#13〜
スペインのバルセロナで“フレブルライフ”を満喫する、イトウマリさん。 職業は、ご夫婦そろってアーティスト! 愛ブヒはハニーパイドの「ぶーちゃん」で、性格はスーパーマイペース。
日本よりも遥かにフレブルが多い国スペインで、イトウマリさんはどのようなフレブルライフをおくっているのでしょうか。
連載13回目も引き続き、スペインにおける新型コロナ情報の続編です。罰金の最大額は、なんと360万円。日本とは大きく異なるさまざまな待遇とは?
目次
※本記事は、2020年4月29日に執筆しています
罰金の最大額は360万円!新型コロナ、スペインの状況(2020年4月末時点)
HOLA!!! みなさまいかがお過ごしでしょうか。
ロックダウン中のバルセロナから引き続き、今の現状を書きたいと思います。
なかなか満足な散歩ができず、文句を言いたいぶーちゃん。
ストーカーのように見つめてきます。
日本でも緊急事態宣言が発令されていますが、スペインの緊急事態宣言の内容とはだいぶ違うようなので、今日はスペインの経済支援なども紹介したいと思います。
スペインでは、2020年3月14日から緊急事態宣言が発令されています。
国が「仕事をしてはいけない」と定めた業種については、強制的に閉めなくてはなりません。
外出は仕事に行く人、病院に行く人、介護に行く人以外は、一家族につき1名のみが代表して食料品を買い物に行くことが認められています。
その外出にも私の住むカタルーニャ州では、「外出許可証」というものをネットでダウンロードして、プリントしたものを持参することを勧められています。
※これは警察に職務質問された時の対応をスムーズにするために推奨されているだけで強制ではありません。
このような政府の規則を守らなかった場合は、罰金が課せられます。
犬の散歩もおしっこを洗剤入りの水でかける、ウンチをちゃんととる(当たり前ですが)、他の飼い主とのソーシャルディスタンスを取る、犬同士で遊ばせない、入場禁止されている公園に入れない。
これらを違反した場合は、なんと601ユーロから30,000ユーロ、日本円にすると約7万円から360万円の罰金です。
そして2020年4月17日までに、外出制限に関して何らかの罰金を取られた人数はなんと52万7000件…。
少しずつ、仕事やショップも再開
ぶーちゃんの散歩中に警察に話しかけられて、外出許可らしき紙を見せている人を発見(写真左側)。
こんな具合で、やたら警察がチェックしてきます。
4月のイースター連休は、医療関係、薬局、食料品関係、動物用品関係、配達業、公共交通機関以外は絶対に仕事をしてはいけないという週間がありました。
完全に経済ストップです。
スペインとしては、ここでグッと感染を抑えようという作戦だったようです。
そして4月14日からは不要不急以外の職業も徐々に開始されました。
医療関係、通信、税関、食料品や日用品関係、ガス、石油、電気、工業とその営業に必要な清掃、監視、管理会社等、公共交通機関、弁護士などの司法関係、薬局、ガソリンスタンド、タバコ、クリーニング屋、ネット販売店、精密機器、ペットの食料関係の店、文房具屋、眼鏡店、整形外科、マスコミなどです。
レストランは配達のみ開店を許可されていますが、まだまだ閉まっているお店がほとんど。
Uber eatsなどが、レストランの配達をやっています。
このように約2週間ごとに仕事を許される職業などが変化しています。
今後も少しずつ不要不急以外の職業が段階別に再開するようです。
お隣のホテルも営業禁止の為こんな感じです。
公園はこのように立ち入り禁止。
「私たちは仕事があるからラッキーよ」獣医師さんのあたたかい言葉
ちょうど、イースター連休が始まるあたりに、ぶーちゃんの心臓のお薬が足りなくなり買わなくちゃ! と思っていた中、ぶーちゃんがちょっと足を痛めた様子で慌てて動物病院に行きました。
ありがたいことに、近所の動物総合病院は営業していて助かりました!
この危機でも、働いてくださっている全ての皆さんに本当に感謝しています。
バルセロナで一番大きな動物の総合病院で、24時間年中無休、この動物総合病院のアンドレアという受付のお姉さんがぶーちゃんは大好きです。
待合室で待つぶーちゃん。
診察も、この時期は飼い主は待合室で待ち、犬だけが診察室に連れて行かれるというシステムにして人との接触を減らしていました。
先生にも飼い主にも良いアイデアですね。
こんな大変な時に営業してくれて本当に助かりますと私が言うと、「私たちは仕事があるからラッキーよ」と、笑顔でとてもポジティブに答えてくれました。
給料の70%を受給、「ERTE」というシステム

LiliGraphie/shutterstock
そう言ってもらえるとこちらもありがたいなあと思いつつも、確かに、スペインでは国の命令で多くの人が働けない状態にあります。
開けることのできない職種のオーナーは従業員を一時解雇システムのERTEというものに申請することができ、労働者は国からお給料の70%を受給されるというものです。
これは、非常事態宣言がでてすぐに国が決めたので、多くの労働者は、割と安心して、自粛生活に入れたのではないかと思います。
しかしながら、3月分のお給料は、5月10日以降に支払われると言われているので、まだまだ振り込まれるまでは不安は残ります。
ちなみにこのERTEを申請している人数は、90万人を超えると言われています。
90万人分のお金をそれぞれの銀行口座に振り込む作業も、かなり大変だろうなあと思います。
ちなみに、新型コロナウイルスの影響により収入が過去半年の平均月収より75%以下に減少した自営業者、フリーランサーは「自営業失業保険」を受け取ることができ、これにより、約80%の自営業者が平均約660ユーロを受け取れます。
これもまたありがたいシステムです。
閉店したお店が増えた現実も…
とはいえ、やはりどこも大変なことは間違いなく、以前の記事に書いたぶーちゃんと一緒に通っていた美容室も、お店をたたむことを決めたようでした…。

第7回連載より(2019年10月10日公開)
他にも私の大好きなお洒落なカフェテリアも閉店が決まってしまい、そういうニュースを見ると本当に辛い気持ちになります。
ここ1ヶ月、買い物カートを押す人、犬の散歩の人しか見かけていませんでしたが、4月16日から、14歳以下の子供が1日に1時間親同伴で外出できるようになりました。
子供たちも6週間家から一歩も出ることもできず辛い日々だったと思います。
パン屋さんでも2mくらいの間隔をあけて、一人ずつ店内へ入ります。
5月2日以降は外出制限が緩和されるとの話ですが、5月9日までと決まっている非常警戒体制自体は延長されるという見通しだと言われています。
ここまで経済も止めて、みんなで徹底的に非常警戒体制を頑張ってきたのですから、これが無駄になって第二波が起こることのないように、スペイン政府には緩和させていくときの対策を十分にとってほしいと思います。
それではHasta luego!!
※本記事は、2020年4月29日に執筆しています
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