災害時に役立つ「クレートトレーニング」〜フレブルに教えておこう〜
ペット先進国の欧米では、犬を迎えてすぐにクレートトレーニング(ケージに入ることに慣れさせるトレーニング)をするご家庭が多いそうです。日本では、まだまだ少ない印象ですが、災害時などに大変役立ちます。
今からでも遅くありません。楽しくクレートトレーニングを初めてみてくださいね。
災害時の不安を少しでも和らげるために

David Pegzlz/shutterstock
自然災害が起こったとき、不安やパニック状態になるのは人間だけではありません。ペットの中でも特にオーナーの感情の変化に敏感な犬は、災害時にストレスを感じて体調を崩してしまうことも。それを予防するためにも、クレートトレーニングが大事なのです。
災害がペットに与える影響についてはこちらもご覧ください。
【取材】防災を考える〜アナイス 代表・平井潤子さんに訊く〜
クレート=「落ち着く場所」と教えよう

出典:Amazon
では、クレートトレーニングとは具体的に何をすればいいのでしょうか。コツは、他のしつけと同じように、焦らないことと、おやつをうまく使うこと。
ステップ0:クレートの選び方
まずクレートトレーニングの第一歩、愛ブヒに合ったクレートを見つけましょう。大きすぎても小さすぎてもいけません。愛ブヒが中で立ち上がることができて、なおかつ体勢を変えられるものがベストです。愛ブヒを連れてペットショップに直接買いにいくのが一番ですが、インターネットで購入することもできます。
おすすめしたいのは、ハンドルのついたキャリータイプのもの。俗にソフトキャリーと呼ばれるようなものではなく、「ハードキャリー」と呼ばれるしっかりしたものがあると、災害時にそのまま持ち出して使えるので便利です。
ステップ1:クレートに慣れさせる
クレートの準備ができたら、まずは愛ブヒにクレートの中や周りを、思う存分探検させてあげましょう。「クレートは怖いものじゃない」ということをわかってもらうことが大事です。このとき、ドアが閉まって大きな音が鳴ってしまうと、クレートを怖いものと認識してしまうことがあるので、ドアは固定するか取っておくようにしましょう。
ステップ2:クレートの中でご飯をたべさせる

526012474/shutterstock
愛ブヒがクレートに慣れたら、次はクレートの中でご飯を食べさせましょう。「クレートに入るといいことがある」と覚えてもらうためです。おやつをクレートの中で食べさせたり、おもちゃを中に入れて遊ばせたりするのも効果的。
クレートの中でご飯を食べるのに慣れてきたら、ご飯を食べている間だけドアを閉めてみましょう。食べ終わったらすぐに開けてあげます。
ステップ3:クレートのドアを閉める
クレートの中で問題なくご飯を食べられるようになったら、いよいよ本格的なクレートトレーニングの開始です。「ハウス」などのコマンドや手ぶりを合図に、愛ブヒが自主的にクレートに入るようにしましょう。入ったらおやつをあげて褒め、ドアを閉めます。愛ブヒが静かに待っていられるようなら、ドアを開けてあげましょう。
おやつをクレートの中に投げ入れる方法も効果的です。
(22秒あたり〜)
最初は数分、それから徐々にドアを開けるまでの時間を伸ばしていきます。他の部屋や愛ブヒが見えない位置へあなたが移動しても愛ブヒが30分以上待っていられるようになったら、短時間のお出かけや家事の最中など、クレートで過ごす時間を増やしてあげてください。そうすることによって、いざという時にクレートに入れられてもパニックになることを防ぐことができるんです。
クレートトレーニングで注意すること

sergey kolesnikov_shutterstock
個体差はありますが、クレートトレーニングは覚えるまでに時間がかかるもの。冒頭でもお伝えしたように、焦りは禁物です。もし、クレートの中で愛ブヒが吠えた場合、静かになるまで出してはいけません。
ただ、愛ブヒが異様に吠えたり暴れたりする場合は、最初からトレーニングをやり直すことも必要です。あくまでもクレートトレーニングのゴールは「クレートが落ち着く場所だと認識させること」。これを忘れないようにしましょう。
他にも、
・悪いことをした時にクレートに閉じ込めない
・無理にクレートの中に入れない
ことも大切です。
参考サイト:アメリカ動物愛護協会
いつ起こるかわからない自然災害。大切な家族であるフレンチブルドッグたちのために、わたしたちでできる限りのことをしておきたいですね。
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【ドッグフードの闇を暴く】フレンチブルドッグに本当におすすめの食事とは?
私たちが「フレブルライフ」をスタートして8年。雑誌「BUHI」も含めると、約20年フレンチブルドッグに関する情報だけをお届けしてきました。
そしてフレンチブルドッグを知れば知るほど、犬種によってかかりやすい病気や性格、運動量が異なることを痛感しています。
犬によってカラダもライフスタイルも大きく違う! なのに…日本のドッグフードは「全犬種同じ」ものが売られているのです。
しかも日本はペット「後進国」。フードにおいては、闇深い点がたくさんあります。
今回はフレブルライフ読者の皆さまだけに、ドッグフードの闇や矛盾を伝えさせてください。
もちろん最後には解決策もお伝えしていますので、どうかご安心を!
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【イベントレポ】5,000頭のフレンチブルドッグと7,000人が集まった「フレブルLIVE2024」の全貌!
11/9(土)-10(日)の二日間にわたって開催された『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』。
今年はのべ5,000頭のフレンチブルドッグと7,000人のフレブルオーナーが集まりました!
day1の司会はフレブルラバーのロッチさん。day2の音楽フェスには世代ど真ん中のPUFFYが出演するなど、例年以上に豪華なラインナップ。
北は北海道、南は鹿児島県から。全国のフレンチブルドッグが一堂に会した「フレブルLIVE2024」の模様を、詳しくお届けです!
最後には2025年の情報もありますので、要チェックでございます!
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