2021年8月20日2,946 View

【取材】 昔より今がずっと元気な14歳!健康の秘訣は話題のサプリと散歩中のおやつ #47クーネル

10歳を超えても元気なブヒを、憧れと敬意を込めて“レジェンドブヒ”と呼んでいるFrench Bulldog life。その元気の秘訣をオーナーさんに伺うのが、特集『レジェンドブヒの肖像』です。今回お話を伺ったのは、東日本大震災やたくさんの病気を乗り越えてきた14歳のクーネルちゃん。ママさんが「昔より今のほうがずっと元気」と語るほど、イキイキと暮らすその健康の秘訣とは。

クーネルちゃんプロフィール

フレンチブルドッグ

年齢&性別

14歳の女の子(2007年5月12日生まれ)

体重

9.4kg(若い頃は8kg)

大好きなこと

食べること、寝ること、お散歩

既往歴

・3歳の時に東日本大震災にあい、数日間自家用車内での生活を余儀なくされたことによるストレスからか、後ろ脚が立たなくなる。

・8歳で蛋白漏出性腸症を発症。

・10歳を超えたあたりで先天的な背骨の変形、最近になってヘルニアが見つかる。

・昨年末(13歳)から咳をするようになり、それがきっかけでてんかん発作も併発。検査により肺に影が見つかる。

 

名前の由来は“くう、ねる、あそぶ”

フレンチブルドッグ

楽天ゴールデンイーグルスの本拠地でもある杜の都・仙台に、とびっきりかわいいレジェンドブヒが住んでいます。名前はクーネルちゃん。

 

昔からフレブルやブルドッグが好きだったママさんと生後2か月の時にペットショップで運命の出会いを果たし、その後1か月間はトイレトレーニングなどを積みながら親元で成長。

 

それからパパさん&ママさんの元へやってきました。

フレンチブルドッグとそのオーナー

 

“クーネル”という名前の由来には、1980年代に自家用車のCMに登場して一世風靡した、あの名キャッチコピーが関係してるんだとか。

 

クーネルちゃんママ曰く、「当時“くう・ねる・あそぶ”っていうキャッチコピーがありましたよね。じつは、そこから取った感じで。

 

あとは、食べることと寝ることが大好きなので。フランス語っぽいと思われたりするんですけど“食べて寝るからクーネルなんだよ”っていうと、みんなに笑われます(笑)」。

フレンチブルドッグ

 

今でもお散歩をしていると1日に3人くらいから「かわいいですね」と声をかけられるクーネルちゃん。

 

このベビーフェイスからは想像できませんが、性格はドライで、気が強いんだそう。

 

「私が出かけようとすると1回は嫌がる素振りはするんですけど、おやつをあげてもう1回見ると、もう自分のベッドで寝てたりするんですよ。追いかけてこない(笑)。

 

主人と長期でどこかへ行く時は私の実家に預けるんですが、1週間ぶりに会えてもそんなに喜びもしないというか…ただニオイを嗅ぎにくるだけなんですよね。

 

“普通は飛び跳ねて喜ぶんじゃないの!?”と思っちゃいます(笑)。

 

でも、家には帰りたいみたいで、すぐにケージには入りますね」(クーネルちゃんママ=以下「」内同)。

フレンチブルドッグ

 

3歳で東日本大震災に…

フレンチブルドッグとそのオーナー

お散歩仲間のおうちにお泊まり経験もあって、順応性が高いクーネルちゃんですが、3歳の時には大変な経験をしました。東日本大震災です。

 

仙台市内もライフラインが止まり、クーネルちゃん一家も一時、自家用車内での生活を余儀なくされました。

 

「それでもうちのほうは復旧が早くて、車での生活は3〜5日で済んだんです。

 

でもそのストレスなのか、自宅に戻ってからもクーちゃんがケージから全然出てこなくて。

 

“あれ?”と思ったら、立てない、歩けない、という状態になっちゃっていたんです」。

 

その日のうちに獣医さんに往診に来てもらい、後ろ脚が麻痺していることが判明。注射を受けましたが、すぐに回復、とはいかなかったそう。

 

「しばらくは抱っこしてお散歩に連れて行ったりしていました。そうしているうちにだんだん立てるようになってきて…。

 

血気盛んな時期だったおかげで、お友達と遊べるようになってからはみるみるうちに回復しました」

フレンチブルドッグとそのオーナー

 

10歳過ぎてから、フレブル特有の先天性の背骨の異常、それと最近になってヘルニアも見つかりましたが、当時の麻痺については避難生活によるストレスによるものが大きいと考えているそう。

 

このお話をうかがって震災で大変な思いをしたのは人間だけじゃないんだと、改めて感じました。

 

次々に襲う病。ママさんの試行錯誤が続く… 

フレンチブルドッグとそのオーナー

8歳で、難病である蛋白漏出性腸症を発症。

 

何日も下痢が続いたため、病院で処方された免疫抑制剤とステロイド薬を5日に1回飲む生活に(※現在は3日に1回。免疫抑制剤は休薬)。

 

「パピー期はそれこそ、そこらへんで買った普通のドッグフードを食べていて、この病気になるちょっと前にグレインフリーのナチュラルフードに切り替えていたんです。

 

しかしこの病気を機に獣医さんの勧めで療養食であるロイヤルカナンの『アミノペプチドフォーミュラ』をあげるようにしました。それで下痢は止まったんです」

フレンチブルドッグ

 

蛋白漏出性腸症の症状はよくなったものの、1年前(13歳ごろ)から、今度は起き上がった時に出る咳が気になるように。

 

3か月ほどは様子を見ていたそうですが、症状が治まらないため検査を受けたところ、肺に影が見つかりました。

 

「獣医さんには“悪性腫瘍じゃないか”と言われたんですが、確定診断のためには全身麻酔でMRIなどの検査をおこなわなければいけなくて。

 

歳も歳なので、とりあえず様子を見ることに」

 

病院でも取り扱いがある、腫瘍にいいというサプリメントを1日に2錠飲み続けているおかげか、今のところ目に見えての悪化はないそう。

フレンチブルドッグ

 

ですが、咳がきっかけで引き起こされたと思われる、こんなことも。

 

「昨年の12月、朝起きて咳き込んだあと急に倒れておしっこを漏らしてしまったんです。

 

30秒くらい意識もなくなってしまって、今思えばあれが初めてのてんかん発作だったんだろうな、と。

 

その後、またそうならないか心配してたんですが、ある日、外出から帰ってきたら、クーちゃんがウンチまみれになっていて。

 

下痢なんてしてなかったし、今までお漏らしをするようなことなんてなかったので、私がいないあいだにまたてんかん発作を起こしてしまったのかな…と思いました。

 

それからも2〜3回、夜寝ている時にお漏らしをしてしまうことがあって。

 

獣医さんに相談したら、“月に2回発作を起こすようだったら、抗てんかん薬を飲まないといけない”と言われました。

 

しかし薬が合わなかったみたいで、フラフラして立てなかったり、目が虚ろでぼーっとしていたり、食欲がなくなったりしてしまったんです」

 

その後別の薬に変えてもらったものの、さらに強い副作用が出てしまったため、抗てんかん薬は休薬。

 

ひどい発作が出てしまった時に鼻に噴霧するタイプの薬で対処することになりました。

 

それと同時に取り入れたのが、こちらのカンニマルオイル。

フレンチブルドッグ,レジェンド

 

中鎖脂肪酸や麻茎由来カンナビノイド、パッションフラワー、ひまわりレシチンが原料で、免疫調整やストレスリリーフ、難治性のてんかんにも有効と言われる、今大注目のペット用サプリメントです。

 

「獣医さんに相談したら“そういうのもいいと思いますよ”と言っていただけたので、食前にこのオイルを数滴舐めさせています。

 

それが効いているのか定かではないんですが、てんかん発作は今年の3月を最後に起きていません」。

 

症状に合わせて処方された投薬周期が異なる複数の薬やサプリメントの管理は簡単なことではありません。

 

それを当たり前のようにやれるのは、クーネルちゃんへの愛あってこそ、なのです。

 

レジェンドはお散歩が大好き

フレンチブルドッグ

 

病気と闘いながら、レジェンドと呼ばれる年齢になったクーネルちゃん。もともと大好きなお散歩は、今でも日課です。

 

「震災の後、免震構造のマンションに引っ越したんですが、もともと住んでいたマンションの目の前にクーちゃんが大好きな大きな公園があって。今もそこへ散歩に行っています。

 

クーちゃん自身、環境が変わるのがあまり好きじゃないっぽいので、引っ越す時もこの公園の近くがいいな、と思って物件を探したんです。

 

今は徒歩15分くらいの距離のところに住んでいますが、運動にもなってちょうどいい感じです(笑)」。

フレンチブルドッグ

 

春は桜が咲き、冬は雪が積もる中でのお散歩。

 

四季折々、思い出の写真がたくさんあります。

フレンチブルドッグ

 

そして、クーネルちゃんママが“長寿の秘訣”として「続けていてよかった」と話す毎日のお散歩ですが、クーネルちゃんにはちょっとした下心も…。

 

「歳をとって昔みたいにお友達とはしゃいで遊ぶことはなくなりました。それでもクーちゃんがお散歩に行きたがるのは、“おやつを食べたいから”っていうのもあるんです。

 

お友達のオーナーさんたちがみんなお散歩におやつを持って来ていて、それをくれるのがわかってるから、昼の3時くらいになるとお散歩を催促してくる。

 

公園では、オーナーさんのところを一人一人回ってワンワンとおやつの要求吠えをするので、ちょっと恥ずかしいです(苦笑)」。

フレンチブルドッグとパグ

 

食いしん坊な一面がバレてしまいましたが(笑)、決まった時間にお散歩を催促するのは体内時計が狂っていない証拠。

 

食欲が衰えていないのもとてもいいことです。

 

昔より今の方がずっと元気。それがありがたい

フレンチブルドッグ

愛犬が14歳にもなると介護生活に入っているオーナーさんも少なくはないはずですが、クーネルちゃんは介護とは無縁。これまでどおりの生活を続けています。

 

「白内障もありますが、感覚をつかんでいるようで、家の中で物にぶつかったりすることはありません。

 

ちっちゃいころは皮膚に湿疹ができたりしてたんですけど、8歳の頃からアレルギー対策もできるドッグフードを食べていてステロイドも飲んでいるおかげか、今は皮膚もキレイなんですよね。

 

これまでにいろいろ病気はしましたが、その時よりも今のほうがずっと元気だったりするので、すごくありがたいな、と思っています」

 

ひとつ「やっておけばよかったな…」と思うことを聞くと、「旅行ですかね」という答えが返ってきました。

フレンチブルドッグ

 

「あまり環境が変わるのが好きじゃないみたいなので、“ストレスになるかな”と思って、遠出はほとんどしたことがないんです。一度、車で福島に行ったことがあるくらい。

 

でも、環境が変わるのが好きじゃないのは、ちっちゃい頃から連れて行かなかったからかな…とも思ったり。

 

もっといろんなところへ連れて行ってたら、思い出もさらにたくさんできたんじゃないかと思います」

フレンチブルドッグとオーナー

 

じつはこの取材の後、クーネルちゃんは体調を崩してしまい、5年間食べ続けていた療法食を食べず、足の調子も悪くなってしまいました。

 

そんなピンチを救ったのも、またママさんでした。

 

酸素カプセルやカイロプラクテックに連れて行くのと同時に、いろんなドッグフードのサンプルを取り寄せては試し、おからやササミ、ブロッコリー、砂肝などをトッピングすることで、クーネルちゃんの足と食欲は回復! 今はまた元気に過ごしています。 

 

愛犬と行く旅行もきっと楽しいに違いありません。だけど、クーネルちゃんは通い慣れた公園へのお散歩、みんなからもらうおやつ、そして何よりパパさん&ママさんがどんな時でも守ってくれる毎日に幸せを感じているはずです。

 

これからもその幸せがずっとずっと続きますように!

 

取材・文/永野ゆかり

 

 

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