2021年9月9日1,466 View

愛しのフレブルに手をかければかけるほど愛は増し慈しむ…我々はマニアックな犬好き『ブヒマニア』。

ふぅ、手がかかるヤツめ。そう呟きながらブラッシングを終えた私の足元には、もう1頭小さめのフレブルが作れるんじゃないかしらと思うほどの抜け毛。手帳を開けばそこには愛ブヒの日々の体調のメモや各種予防薬の投薬日を示すシールが満載で、ご飯を少し残すようなことがあれば即病院へ駆け込む。うんうん、キミたちフレンチブルドッグはズバリ「手がかかる犬」。けれどね、だからこそこんなにも愛おしい。

ペット? いいえ、家族なんです。

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Tienuskin/shutterstock

 

筆者がフレンチブルドッグを迎えたのは約7年前のこと。それまでも幼い頃からずっと犬や猫と暮らしていたので、犬と暮らすということそのものには慣れているつもりでした。

 

ただし、完全に室内で暮らす犬はフレブルが初めて。

 

それまでは猟犬や大型犬と暮らしていたから、夜は室内でも昼間は庭やガレージなどに置かれた犬小屋が相棒たちのスペース。

 

思えばここ10数年の間で犬の飼育方法は大きく変化し、今では大型犬だろうが室内で一緒に、というのがスタンダードになっています。

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Pasatorn1989/shutterstock

 

これは犬にとっても良いことで、夏の暑さや冬の寒さから身を守れると同時に、番犬というよりはパートナーに。

 

そして何より『家族の一員』としておうちに迎え入れられる子が増えたということでもあるように思います。

 

実際家にいる時は24時間いつも一緒の愛ブヒを見るにつけ、単純にずっと生活を共にしていると「愛情というのはどこまでも増すのだな…」としみじみと感じる次第。

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Thaisucculents/shutterstock

 

もちろん過去の相棒たちもとても大切で愛していたけれど、一緒に過ごす時間や手をかける時間の長さは完全室内犬とは比較にならず、ちょっぴり歴代の相棒たちに申し訳なく思うことも。

 

今は大半の犬がこうして室内で家族の一員になっているけれど、それゆえつい小さなことすら見逃せず心配性になりがち。

 

でもこれっていけないことなのでしょうか?

 

心配性をプラスにとらえる。

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lubov62/shutterstock

 

犬種を問わず、レジェンド年齢で元気で過ごす子たちのオーナーさんに話を聞くと、みんな一様に「私、心配性なんです」と仰います。

 

だからこそ些細な傷や小さなできものを見逃さず、少しでも普段と様子が違うと感じればその違和感の正体を突き止めるべく獣医さんの元へ。

 

こうして病気が進行する前に早期発見・治療ができたことが彼らの長寿につながっているのは間違いなく、心配症って愛ブヒに対して発揮するのであれば決して悪いことではないんですよね。

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Job Narinnate/shutterstock

 

むしろオーナーさんが心配性ゆえに何度も命拾いをした、なんてケースも多々あります。

 

一般的に「心配性」という言葉は少しネガティブな印象を与えるけれど、その実、心配性とは「これから起きるかもしれない未来のことに対し先回りして備えられる能力」なのかも。

 

これは病気だけでなく、例えば散歩中の怪我や事故、災害時のペットのための備えなど、あらゆるシーンで発揮される素敵なスキル。

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Amornpant Kookaki/shutterstock

 

ご存知の通りフレブルは猪突猛進な部分が多々ある犬種。

 

散歩中に気になる何かを見つけた瞬間に勢い良く走り出すなんてことは日常茶飯事だから、愛ブヒと暮らすうえで先回りして備えるってことは本当に大切なんです。

 

リードをしっかり握りしめていないと何が起きるかわからない、これくらいの気持ちでいることが愛ブヒを怪我や事故から守る秘訣なのかも。

 

手をかけることはつまり、一緒の時間を過ごすこと。

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Kittibowornphatnon/shutterstock

 

長年連れ添った夫婦や昔からの友人同士だと、言葉にしなくてもそぶりや表情でなんとなく相手の考えていることや気持ちが分かりますよね。これは相手がフレブルでも同じです。

 

実は先日筆者の愛ブヒがお腹を壊していた時があり、ピーピーのウンチが2日ほど続いたことがありました。

 

普段は自宅でトイレをするのが当たり前な相棒ですが、なぜかウンチはパピー期から7歳になった今でもトイレシーツからきっちり30cmズレた床の上にするのが定番(なんでやねん)。

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Kittibowornphatnon/shutterstock

 

基本は催したら外でも家でも気兼ねなく放出するくせに、その時は私とトイレを交互に見て何かを訴えかけていました。

 

これはもしやウンチかと思って「そこでしていいよ」と声を掛けたものの、「いやいやいや、今日はちょっとアカンのですわ」みたいな妙な表情をしてソワソワ。

 

そこで慌ててトイレシーツを小脇に挟み外に連れ出すと見事にゆるゆるのブツが出て、もしかしたら汚しちゃいけないと思って気をつかったのかも、と。

 

いえ、親バカなのは分かっていますとも。

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MR.SOMKIAT BOONSING/shutterstock

 

でもゆるウンチを放った相棒は満足げにこちらを見て、「な、床にこれはヤバかったやろ」的ドヤ顔。

 

手がかかるから必然的に一緒に過ごす時間が増え、心配になるからいつも様子を確認して共生すること7年。

 

なんか、言葉がなくても分かり合える関係になったんだなと改めて感じました。「手をかけるほどに分かり合える」と、そんな気がしたのです。

 

ブヒマニアって…最高でしょ?

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Gryllus M/shutterstock

 

世の中にはあえて手がかかるクラシックカーやレトロカメラを好むマニアと呼ばれる人がいますよね。

 

きっと手をかけるほどに愛着が増し、手をかけて慈しむことで本来の機能やそれ以上の魅力を放つのがこれらの持ち味なんだと思うのです。

 

私たちブヒオーナーはいわばマニアックな犬好きなのかもしれません。

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Gryllus M/shutterstock

 

ブヒマニア、いいじゃないですか。

 

マニアが増えればきっと、それだけ幸せなブヒが増えるのかもしれませんね。

 

 

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