シニア犬用フードの落とし穴「7、8歳になったからフードを切り替える」は安易!
今日は、ほとんど知られていない「シニア犬用のフード選びは極めて難しい」というお話しを。そして、フードの切り替えだけでは解決しない、大切なことをお伝えしようと思います。
これを知っているかどうかで、シニアライフが大きく変わります!
目次
「7、8歳になったからフードを切り替える」は安易かも
平均寿命が10歳前後といわれているフレンチブルドッグ。
「7、8歳になったらシニア犬用のフードに切り替えましょうね」なんて記事をよく見るし、言われたりもします。
ここで忘れてはならないのが、犬の個体差は思っている以上に大きいということ。
7歳でも成犬ばりに運動する子もいれば、8歳で寝たきりになる子もいます。
けれど15年近くフレンチブルドッグと向き合ってきて思うのが、大きな病気にならない限り、7歳や8歳ってけっこう元気。
5歳や6歳の頃と変わらず元気なのに、「◯歳になったから」という理由だけでフードを切り替えるのは安易かもしれません。
そもそも「シニア犬用」ってなにが違うの?
一般的にシニア犬用のフードは、脂質がひかえめなのが特徴。
シニア期にさしかかると、代謝機能や基礎代謝が衰えるので、太らないためにカロリーをおさえる必要があるからです。
だからといって、安易にシニア用に切り替えてしまうと、かえって良くない影響が出ることもあります。
シニア犬用フードの落とし穴。
その理由は、シニアになって体重が増える子もいれば、減る子もいるから。
フード会社によって「どっち用に作られているか」が異なるため、栄養素もカロリーもバラバラ。
愛ブヒの状態と「逆」を選んでしまったら大変なことになります。
「体重が減ったから同じブランドのシニア犬用にしよう」と切り替えたら、じつはカロリーもタンパク質も控えめだった。
そうなるとさらに体重は減り、筋力も低下。
逆もしかりで、太ってきたからシニア犬用に変えたのに、さらにぶくぶく…なんてことも。
編集部の愛ブヒ13歳は、いまだに成犬用フード!
我が家には13歳になるフレンチブルドッグがいるのですが、今も成犬用フードを与えています。
まだまだ知識が浅かった頃、7歳を期にシニア犬用フードに切り替えようと「フードのスペシャリスト」に相談したことが大きな理由です。
たくさん質問された中で最も印象に残っているのが、
「体重の増減はありますか?」
わたしの答えは、「いいえ」でした。
体重の変化もなく運動量も変わっていないなら「成犬用フードのままで大丈夫です」といわれたのです。
「たしかに…」とハッとさせられ、衝撃を受けた瞬間でした。
それと同時に「いかに年齢にとらわれていたか」を痛感し、愛ブヒと向き合っていなかったことを反省しました。
【重要】どんなシニアでも確実に衰えていく「非必須アミノ酸」の合成力
個体差はあれど、すべてのシニア犬に共通していることがあります。
それは、全身を作る上で欠かせない「非必須アミノ酸」の合成力が衰えること。
すると筋力が低下し、被毛のツヤが失われるなど、カラダのあちこちに影響が出てしまいます。
これを知っているかどうかで、シニアライフが大きく変わるといって過言ではありません。
(あまり知られていないのが悲しいけれど…)。
シニア犬のシグナルは、体重の増減よりももっと前に「小さな変化」として表れます。
しかもこれらは、フードをシニア用に切り替えたからといって解決するものではないのです。
一般的なフードは「非必須アミノ酸」が不足している
ちょっと怖い話になりますが、パピー用〜シニア犬用まで、一般的なドッグフードは「非必須アミノ酸」が不足しています。
市販されているドッグフードは「AAFCO(全米飼料検査官協会)」という国が定めた栄養素の基準を満たしているのですが、残念なことに非必須アミノ酸は特に基準などは設けられていません。
ときには「不要なアミノ酸」などと表現されてしまうことも。
ところが非必須アミノ酸も、犬にとってカラダを作るための大切な栄養素なのです。
ただでさえ足りていないのに、シニア犬になると合成力が衰え、負のスパイラルに…。
足腰が弱くなったり、被毛がパサついていたり…これらは「非必須アミノ酸が不足している」ことが原因とも考えられるのです。
愛ブヒが衰えてきた…フードを切り替える前に必要なこと
シニア犬用のフードに切り替えるよりも、もっと大切なこと。
それはとってもシンプルで、不足しがちな「非必須アミノ酸」を補ってあげればよいのです。
そこですべてのシニア犬にオススメしたいのが、コラーゲン。
コラーゲンは「非必須アミノ酸」の塊のようなもので、かなり効率よく摂取できます。
中でもコラーゲンサプリ「Ta-Ta(タータ)」は、純度100%で余分なものが一切含まれていません。
さらに低分子化されているので、しっかり腸まで届くのです。
一時はコラーゲン論争なんていわれ、意味がないという意見もたくさんありました。
ところが研究は進み、今では人間たちのあいだでも大注目を集めています。
だってコラーゲン(非必須アミノ酸)は、『筋肉、骨、内臓、皮膚、被毛、爪』など、全身の健康維持をサポートしてくれますからね。
「成犬用フード+Ta-Ta」で、絶賛順調な13歳の愛ブヒ
未だに成犬用フードを食べている13歳の愛ブヒですが、シニア期に入ったと同時に「Ta-Ta(タータ)」を与えはじめています。
不足しがちな上に、体内の合成力も衰えていた「非必須アミノ酸」をプラスすることで、ふんわり被毛を3年前から維持しています。
被毛は人間の髪の毛と同じで、栄養が隅々まで行き届いている証拠。
お散歩の時間が変わらないのも、筋力維持につながっているからかも! なんて思ったり。
ちなみに、今でも階段を片足でのぼっていきますよ(笑)。
もちろん耳が遠くなったり視力が落ちたり色々ありますが、よく食べよく寝てお散歩を楽しんでくれていればそれでいい!
だって犬にとっては、それが「生きる」ということですから。
\ 1食29円〜はじめる新習慣 /
「Ta-Ta(タータ)」をプラス。これこそシニアの常識
愛ブヒのことを誰よりも知るみなさんだからこそ、年齢にとらわれすぎないことをお伝えしたかったのです。
たしかに年齢に合わせてフードを切り替えるのも大事。
でも、それよりももっと大切なことがあります。
日本のドッグフード事情、シニア犬のカラダにほんとうに必要なもの。
日本で暮らすすべてのシニア犬にとって、「Ta-Ta(タータ)」が常識になる日がくることを願っています。
ありがとう【Ta-Ta】2 0 0 万 食
1日限定100名様の、特別キャンペーンを開催中です
\ 1食29円〜はじめる新習慣 /
おすすめ記事
-
【取材】ロッチ中岡〜そのフレブル愛、ガチ中のガチ。隠れブヒラバーが語る、細かすぎる魅力とは〜【前編】
みなさんが愛犬家ならぬ“愛ブヒ家”として思い浮かぶ芸能人といえば、草彅剛さん、レディー・ガガさんなど、フレブルを飼っている方が多いと思います。が、ロッチ中岡さんも、じつは大のフレブルラバーだというのをご存知ですか? フレブルを飼っていないのにもかかわらず、中岡さんのインスタグラムを覗くと、たくさんのフレブルアカウントがフォローされていて、わが『FRENCH BULLDOG LIFE』モデルのnicoやトーラスも、その中の一頭。
そんな中岡さんに、フレブルの魅力を語っていただきました。そのブヒ愛っぷりは、思ってた以上! ガチ中のガチでした!?
取材 -
【取材】9歳で脳腫瘍を発症し「4年7ヶ月間」生存。フレンチブルドッグ・桃太郎の奇跡と軌跡
愛犬が「脳腫瘍」と診断されたとき、言葉にできない絶望感を味わうことと思います。筆者も脳腫瘍で愛犬が旅立ったひとり。だからこそ、どれほど厄介で困難な病気かを理解をしているつもりです。「発症から1年生存すれば素晴らしい」とされるこの病気。
ところが、フレンチブルドッグの桃太郎は9歳で脳腫瘍を発症し、なんと4年7ヶ月間も生き抜いたのです。旅立ったときの年齢は13歳と11ヶ月、レジェンド級のレジェンドでした。さらには、治療後3年間は一度も発作が起きなかったといいます。
この事実はフレンチブルドッグだけでなく、脳腫瘍と闘う多くの犬たちに勇気と希望を与えるに違いありません。桃太郎のオーナーである佐藤さんご夫婦に、治療の選択やケアについて詳しくお話しをうかがいました。
取材 -
【取材】上沼恵美子さん「もう一回だけ抱きしめたい」愛犬ベベとの12年間
運命の子はぼくらのもとにやってきて、流れ星のように去ってしまった。
その悲しみを語ることはなかなかむずかしい。
けれども、ぼくらはそのことについて考えたいし、泣き出しそうな飼い主さんを目の前にして、ほんのすこしでも寄り添いたいと思う。
その悲しみをいますぐ解消することはできないが、話をきいて、泣いたり笑ったりするのもいいだろう。
こんな子だった、こんなにいい子だった、ほんとうに愛していたと。
ぼくらは上沼恵美子さんのご自宅へ伺って、お話をきこうと思った。
取材 -
【販売開始!】フレブルオーバーオール「UNIVERSAL OVERALL × W-OKI KENTA × フレブルライフ」
アパレルブランド「UNIVERSAL OVERALL(ユニバーサルオーバーオール)」と、沖縄在住のフレブルオーナーで人気タトゥーアーティスト「W-OKI TATTOOのKENTA」。そしてフレブルライフのトリプルコラボで完成した、フレブルオーバーオール。
ストア情報
フロントプリント、バックプリントの2展開で、それぞれフレンチブルドッグのイラストも違います!
イベント「フレブルLIVE」で先行販売しましたが、ついにフレブルライフストアで販売スタートです! -
【中川大志インタビュー】エマは犬ではなく、大切な娘です。国宝級イケメンが愛犬のフレンチブルドッグと一緒に登場
『FRENCH BULLDOG LIFE』に国宝級イケメン登場! 俳優の中川大志さんが、愛犬であるフレンチブルドッグのエマちゃん(2歳の女の子)にメロメロとの情報を聞きつけ、中川さんを直撃。そのフレブル愛をたっぷり語っていただきました。他のフレブルオーナーさん同様、濃すぎる親バカエピソードが次から次へと飛び出しました。
取材 -
【取材】脳腫瘍治療のスペシャリスト・長谷川大輔教授が進める脳腫瘍の最新治療とは
フレンチブルドッグは脳腫瘍になりやすい犬種だといわれています。事実として、てんかん発作の症状が出てMRI検査を受けたフレンチブルドッグのうち、「約70%が脳腫瘍」と診断されたというデータも。犬の脳腫瘍は残念ながらあまり良い予後は期待できず、根本的治療も身体に負担がかかることから、私たちオーナーは希望を失いがちになります。
そんな脳腫瘍治療に、新たな風が吹こうとしているのです! このプロジェクトの先陣を切る、日本獣医生命科学大学・長谷川大輔教授にお話しをうかがいました。
取材 -
【取材】川口春奈とアムのやさしい世界。ー大人気女優は生粋のフレブルラバー
いまをときめく人気女優が、フレンチブルドッグラバーであるという事実。
そうです、その人は川口春奈さん。
アムちゃんというパイドの女の子と暮らしています。
話を聞けば聞くほど、そして春奈さんとアムちゃんのやりとりを目の当たりにするほどに、そのフレンチブルドッグ愛がわたしたちのそれとまったく同じであることに、なんだかうれしくなってしまったのでした。
春奈さんとアムちゃんのすてきな暮らしを、BUHI編集長の小西がいつくしみながら、切り取らせていただきます。
-
【イベントレポ】のべ6,500人・4,500頭のフレンチブルドッグが集結!「フレブルLIVE2023」の全貌大公開!
第二回『French Bulldog LIVE 2023(フレブルLIVE)』が、無事閉幕しました!
今年は思い切っての2daysチャレンジ。当日までどうなるかドキドキでしたが…なんと、のべ「6,500人・4,500頭のフレンチブルドッグ」が集結。
開催地の山中湖はもちろんのこと、道中のサービスエリアもフレブルだらけで、他犬種のオーナーさんは「何があるんですか!?」と驚いていたとか(そりゃそうだ笑)。
さぁみなさん、いよいよ「フレブルLIVE 2023」のレポートをお届けです!
今年参加してくださった方も、来年こそと意気込んでくださっている方も、臨場感たっぷりのレポートをお楽しみください!
フレブルLIVE -
【愛ブヒのお肌に悩む方へ】THE fu-do(ザ・フード)を食べて「納得のいくお肌」になるまでの、3ステップとは!?
販売からわずか半年で20万食を突破し、満足度95%を超える「THE fu-do(ザ・フード)」。
フレンチブルドッグの中でも特にお肌に悩む子には、積極的にお召し上がりいただきたい!
そして、どうか焦らないでください。フレンチブルドッグの体質を踏まえると、納得のいくお肌になるためには、最低でも3ヶ月はかかります。
でも大丈夫。今回は、すこやかなお肌を目指すための「3ステップ」をお伝えします! 毎日のボディチェックが、ますます楽しくなりますよ。
ザ・フード -
【PUFFY出演決定!】フレブルLIVE 出演アーティスト発表【第一弾!】
今年の『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』は、11/9(土)-10(日)の2days!
「フレブルLIVE」の特徴は、二日間でコンテンツが異なること。
一日目は愛ブヒとオーナーさんが主役の参加型コンテンツ。そして二日目は、アーティストによる音楽フェスが中心です!
今回は、音楽フェス(二日目)の出演アーティスト発表第一弾!
なんと、オーナーにも「世代」が多いPUFFYの出演が決定しました!
フレブルLIVE -
【ロッチ出演決定!】フレブルLIVE「11/9(土)」の司会はフレブルラバーのロッチ!
『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』は、11/9(土)-10(日)の2days!
一日目は愛ブヒとファミリーが主役になる、参加型コンテンツ。
二日目はアーティストを呼んで、史上初の愛ブヒと楽しめる音楽フェスを開催。
2daysで大きく内容が異なるのも「フレブルLIVE」の魅力です。
そして…今年の司会は、待望の「ロッチ」が登場!
みなさん! ついにロッチのお二人が「フレブルLIVE」にやってきます!
フレブルLIVE -
【肉球の香りがするビール、誕生】イラストは千原ジュニアさん【フレブルLIVEで先行販売!】
『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』は、11/9(土)-10(日)の2days!
今年は例年以上に反響があり、二日間ともに駐車場付きチケットがSold outとなりました!
年々パワーアップしている「フレブルLIVE」ですが、今年はオリジナルのクラフトビールを制作。
世界初・肉球の香りがするビールで、その名も「Paw Pad Ale」。
パッケージのイラストは、なんと千原ジュニアさんが手がけてくださいました。
フレブルLIVEにて、先行販売いたします!
フレブルLIVE
特集
-
フレンチブルドッグの性格/基本情報
からだの特徴や性格、歴史など基本的なフレブル情報をご紹介!
-
子犬/はじめてのフレンチブルドッグ
フレブルビギナーの不安を解消!迎える前の心得、揃えておきたいアイテム、自宅環境、接し方などをご紹介
-
フレブル病気辞典
獣医師監修のFrenchBulldogLifeオリジナル病気辞典。愛ブヒを守るための情報満載
-
フレブルライフ ストア
本当にいいものだけを、厳選紹介。FBLの公式オンラインストアです
-
French Bulldog LIVE⚡️2024 (フレブルLIVE)
-
7周年特別企画「プロジェクト7」
-
【特集】レジェンドブヒの肖像ー10歳を超えて
10歳オーバーの元気なブヒを取材し、長寿の秘訣を探る。
-
【特集】5歳からのミドルシニアLIFE
ご長寿ブヒをめざすヒントがここに!
-
【特集】FBL編集部の「アバウトな幸福論」
-
【特集】編集部厳選!本当に使えるドッグギア
フレブルと暮らす編集部が、自信をもって紹介したいアイテムとは!?
-
【特集】もしものときの名医名鑑
ヘルニアやガンなど、その道の名医たちを独占取材!
-
【特集】わたしは、愛ブヒのリーダーになるのダ。
プロドッグトレーナーが、リーダーになるための秘訣を解説!
-
【特集】短命拒否権ーフレンチブルドッグは、もっと生きる
この特集は、『短命』のレッテルを返上するための、有益なフレブル生活記録簿です。
-
虹の橋
愛ブヒが虹の橋へ向かう準備をするための場所
-
フレブル里親/保護犬情報
French Bulldog Lifeでは、保護犬を一頭でも多く救うための活動支援をしています。