2023年11月22日1,476 View

フレブルが元気に長生きするために必要なこと

フレンチブルドッグの一生はどこか春夏秋冬に似ている。よちよちのパピー期が何もかも真っさらな春だとすれば、太陽が燦々と輝く活動的な夏は青年期。穏やかで落ち着いた景色が広がる秋に似たミドルシニア期を経て、暖かい場所でゆっくりと1日を過ごすシニア期の冬がやってくる。春・夏・秋・冬それぞれをブヒのライフステージに例えてみると、各ステージごとにあったライフスタイルが見えてくる。そしてそれこそが長寿時代を生きる一歩となるのではないかと思うのです。

春と夏。

フレンチブルドッグ,長寿,ライフステージ

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目に入るもの全てが「初めて」のパピー期を経て、日常の様々なことやものにも慣れて体もすくすくと成長し、活動的で好奇心いっぱいの青年期。

 

春と夏に例えたこの世代のフレブルは、とても活発でやんちゃだったりします。

 

この時期の暮らしの中で特に意識したいのが、家庭犬としてのルールを学び社交性を高めること。

 

毎日の散歩でしっかりと歩いて将来へ向けての筋肉貯金をしておき、たくさん走って遊び、他の犬や他者ともコミュニケーションが取れるように慣らしておく。

 

ドッグランなどで犬同士で遊ばせ、遊びの加減を学ぶのも大切なことです。

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Kittibowornphatnon/shutterstock

 

そして食事は、まだ成長期の体をしっかりとサポートできるよう、消化性の高いタンパク質が不可欠。

 

この時期はしっかりと食べしっかりと運動することが健康的な体づくりに不可欠なうえ、運動不足だとストレスから破壊行動などに走るケースも。

 

寝ている時間が長いパピー期を過ぎると、フレブル自らも家族の生活リズムを覚えてそれに合わせるようになるので、毎日のローテーション作りを意識して毎日を過ごしましょう。

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Babeshkin/shutterstock

 

フレブルたち犬は基本的にルーティーンを好む生き物。しかしオーナーさんの生活スタイルに合わせざるを得ない部分が多々あるので、フレブルを迎えたのなら私たちもある程度規則正しい生活を送るようにする。

 

こうして日常にルーティーンを作ることも、愛ブのヒ心身の健康をキープするポイントのひとつでもあるのです。

 

秋と冬。

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落ち着きが出てきてオーナーさんとの意思疎通もスムーズ。

 

体力も気力も充実しているけれど、少し毛に白いものが増え始めるミドルシニア期。

 

そして少しずつ動きがゆっくりになり、目が見えにくくなったり耳が遠くなるなど、老化によって身体機能の衰えが見え始めるシニア期。

 

これら中年以降世代は季節に例えるなら秋と冬ですが、この時期のポイントは病気予防。

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年齢とともに病気のリスクが高まる時期でもあるため、健康診断の回数を年に1度から2度に増やすなどして病気の早期発見に努めるべき。

 

体も代謝が落ちてくるので、低カロリーで高タンパクなものを中心にし、シニアになればフードをふやかすなど、消化のしやすさも重視してください。

 

運動はもちろん引き続き必要だけど、シニアになったらその日の体調を見つつ、あまり歩きたくなさそうであれば散歩時間や距離を短くすることも必要です。

フレンチブルドッグ,長寿,ライフステージ

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秋にあたるミドルシニア期のフレブルはまだまだ若々しく元気ですが、少しずつ加齢による変化が始まる頃。

 

好みもはっきりと出てくるので、ミドルシニアくらいからドッグランに興味をなくす子も多々います。

 

そんな時は無理強いせずに、彼らのペースで楽しめるアクティビティを取り入れるなど、無理せず楽しめる場所を探すのもオーナーさんの役目でしょう。

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ミドルシニア&シニア期のライフスタイルは、すでにルーティーンとなった運動などは継続しつつも、無理をさせないこと。

 

好き・嫌いが顕著に出てくるため、それが本当に必要なことでなければ嫌がることを頑張らせないのもストレス緩和のコツになります。

 

また、日々の体調をしっかりと観察し、何よりいち早く異変に気付ける目を私たちオーナーも養う時期だといえるでしょう。

 

自然のリズムを大切に。

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Gryllus M/shutterstock

 

春は新しいことに胸躍らせ、夏は活発になり、秋は穏やかに過ごし、冬は次の春に備えるべくゆっくりする。

 

こうした季節に応じた暮らし方は、私たち人間を含む動物の本能に刻まれているように思います。

 

現代は異常気象などで少し季節感が狂ってきているけれど、昔からそれぞれの季節に適した過ごし方というのがあり、それで体調を整えてきた側面もあるのではないでしょうか。

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Tienuskin/shutterstock

 

四季を一生に当てはめれば、幼少期は好奇心のままに学び体験する時期、青年期はあらゆる経験をし社会のルールを体感する時期、ミドルシニア期は自らの役割をこなしながら心穏やかに過ごす時期、シニア期は暖かな場所で体力を温存し、日々のあれこれに幸せを感じる時期。

 

と、こう考えてみれば、ライフスタイルもこれに合わせるのが自然なように思いませんか?

 

フレブルごとに個体差はあるものの、彼らの一生のステージを年代で区切り、それぞれに合わせたライフスタイルを送らせること。

 

これって意外と健康長寿に必要な鍵となるのではないかと思います。

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bozsja/shutterstock

 

若い頃はオールで遊んで平気だったのが40歳を過ぎると夜はしっかり寝ていたいと思うようになるように、年代に合うライフスタイルってやっぱりあるんですよね。

 

けれどフレブルの場合、どんなライフスタイルを送るかはオーナーさん次第。

 

だからこそ、私たちが彼らの毎日をしっかりとサポートしていくことが大事なのではないでしょうか。

 

おわりに

フレンチブルドッグ,長寿,ライフステージ

Tienuskin/shutterstock

 

シニア期を冬に例えるなんてなんだか寂しい、と感じた方もいるかもしれません。

 

けれど冬の次には必ずまた春が来ます。

 

冬にじっくりと休養して英気を養うことで、またその次の春を元気に迎えることができる。

 

このサイクルが繰り返し続くことこそ、レジェンドブヒへの一歩なのだと思う次第なのです。

 

 

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【共感しかない!】フレブルライフあるある6つ

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