愛しのフレブルと「相棒」になれる、その日まで。
楽しい時は一緒に笑って、悲しい時は慰めあって、何かあったらお互いを守ろうとする。これって理想のパートナーのひとつのカタチですよね。こんな関係を「相棒」という言葉で表現するけれど、フレンチブルドッグとヒトだって、立派に「相棒」関係を結ぶことができるのです。というか、きっと多くの人はそういう関係を理想像として思い描き、フレブルを家族に迎えたのではないでしょうか。ただ、家族に迎えたその日から、いきなり相棒になれるわけではありません。だって、相棒になるってことは、そこに信頼関係が絶対不可欠なのだから。
最初から期待し過ぎないこと!

dasjimen/shutterstock
フレンチブルドッグは人間が大好きなコが多く、飼い主さんと一緒に行動することに大きな喜びを感じる犬種。
また、オーナー側もその気持ちに応えるように、ブヒも一緒に楽しめる場所や遊びを積極的に選んでいるように思います。
例えばキャンプや浜辺でのBBQに川遊び、ピクニックなど、ブヒも楽しめる場所で一緒に過ごすことも多く、こういった“まさに楽しみを分かち合う相棒的関係”を目にし、「うちもこうなりたい」と思う人も多いでしょう。
ただし、こういった関係は一朝一夕では作れないもの。まだパピーのフレブルを迎えたその日から色々とブヒに期待を寄せる人もいて、中には相棒どころか全然言うことを聞いてくれないの!とため息をつく人もいるけれど、ちょっと想像してみて。
生まれてまだ2ヶ月くらいで母や兄弟と離され、全く知らない場所に来て知らない人に「今日から家族よ」と言われることを。ね、怖いでしょ。そして、多分たまらなく不安。
そんな状況から少しずつ、時には笑い、怒り、泣いたりしながら、ゆっくりと時間をかけて家族になり、そこからさらに、色んな経験を一緒にすることで、やっと相棒へとなれるのです。だから、相棒への道のりは簡単じゃない。
経験と体験がボクらの距離を近づける。

Lined Photography/shutterstock
フレブルと暮らし始めたら初めての〇〇がたくさん待っています。
中には初めての留守番とか、初めての散歩とか、もっと細かく言えば初めての段差(笑)とかまで、こちらが心配したり緊張したりする「初めて」が目白押し。
そんな経験や体験に挑戦し、一緒に乗り越えることで絆が深まり、ブヒとの間に信頼関係ができていくのです。
要は、一緒に経験したアレコレが多くなるほどに絆は深まり、信頼関係ができていくということ。
よく、シニアのブヒとそのオーナーさんが同じような穏やかな空気感を漂わせていることがあるけれど、ああいう雰囲気は長年一緒に過ごしたからこそ醸し出せるもので、そこに言葉はなくても、きっと心が通じ合っているんだなあと思わせる説得力がありますよね。
それが「相棒関係」の理想像だけれど、最初から慌てる必要なんてどこにもないのです。アナタが家族にしたい!と願ったブヒがやってきたその日をゼロと数えるなら、そこから数字をひとつひとつ積み重ねていくごとに、確実にブヒとの絆は強くなるし、同じ体験を共有することで、ゆっくりと、しかし確かに相棒になれる日が近づいてくる。
その数字が大きくなればなるほど、相棒と呼ぶのにふさわしい関係性が作られるのです。
自分達だけの最高の関係を探そう。

Syda Productions /shutterstock
「相棒」を辞書で引くと、「仲間。共に事をする者」と出てきます。
元々は江戸時代に駕籠(かご)などを一緒に担ぐパートナーに由来し、2人が力を合わせてひとつの棒のそれぞれ両端を担ぐことから「相棒」と呼ばれるようになったんだとか。
確かに、どちらかが力を抜けば籠はかつげないし、息を合わせないと真っ直ぐ前にも進めませんよね。
これをフレンチブルドッグとオーナーの関係に重ねれば、「一緒に楽しみ、笑い、時には喧嘩もするけど、やっぱり一緒じゃないとね」といった感じかしら。
こういう関係になるのには、これが正解、なんてものはないのです。だって、どのブヒもどのオーナーさんも唯一無二の存在だから、こうしてああすれば相棒になれますよだなんて模範解答は、きっと誰も持っていない。
だからこそ、いつか相棒となれる存在を家族に迎えたら、そこから一緒に色々な経験と体験を共有して、人生をともに過ごせる幸せを満喫して欲しいのです。
そうしているうちに、自ら意識をしなくても、側から見ればしっかりと「相棒」になっているんだから。
まあ、好奇心旺盛なフレブルのことなので、相棒となっても一緒に担いでいる「ブヒのいる暮らし」という名の駕籠はあまり真っ直ぐ進まず、寄り道しながら楽しいことのある方に私たちを導いてくれることでしょう。
おわりに

Model:@hiro0803yama(Instagram)
相棒以外にも、フレンチブルドッグに求める関係は人ぞれぞれ。親友、子ども、永遠の赤ちゃんなどなど、オーナーさんの数だけ、そしてフレンチブルドッグの数だけ素敵な関係があるのだと思います。ただ、どんな関係でも、まずは土台となる信頼を築くことが不可欠。共通の言葉を持たないからこそ、どれだけ一緒に時間を過ごしたか、どれだけ愛を注いだかが信頼づくりの鍵となるはず。今はまだ相棒とまでは言えない関係だとしても、大丈夫。ちゃんと、時間をともにし愛を注げば、間違いなく彼らは応えてくれるんです。
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