たまにはスマホを置いて、リアルなブヒと向き合おう。
「デジタル・デトックス」という言葉を聞いたことはありませんか?これは、スマホやPCといったデジタル機器を一定期間使わないことで、リアルな世界でのコミュニケーションを重視する方法。考えてみれば、私たちは電話やメールといった要件以外でも毎日スマホやPCを使い、時間があればつい無意識のうちに触れてSNSなどをチェックしていることも多いのではないでしょうか。大好きな愛ブヒと向き合う時も、なんとかブヒの良い表情をSNSにアップしようと片手にはスマホ、見つめるのは画面越し、なんてことも少なくはないはず。でも、これでは本当に「ブヒと触れ合っている」って言えるのかしら。そこで、時にはスマホを置いて、じっくりと目の前にいるブヒと向き合って一緒の時間を楽しんでみませんか?
心のシャッターをフル活用しよう
お散歩中やブヒと連れだって出かけた先で、相棒の面白いシーンや可愛い表情を残したい!と言う気持ちは痛いほど分かります。
でも、デジカメやスマホ片手だとついそのシャッターチャンスを逃さないことにばかり気を取られ、一緒に過ごす時間そのものを楽しむという“本来のお楽しみ”がなおざりになっているかも。
相棒の側からしても、一緒に駆け回ったり飛びついたりして遊びたいのに「止まって!こっち向いて!」ばかりじゃ少しうんざり…。
写真や映像を残すことは確かに素敵な思い出のひとつになるけれど、一緒に風を切って走ったその空気の温度や、愛ブヒに投げたボールの感触、その時に嗅いだ匂いなど、五感をフル活用して感じた体験は記憶に残るし、わざわざアルバムを引っぱり出さなくてもいつだって思い出せる最高の思い出。
だから、“今日は愛ブヒととことん遊ぶぞ”と決めた日は、スマホやカメラのシャッターではなく、心のシャッターを使ってみて。
そうすればクルクル変わる彼らの表情を見逃すこともないし、自分に集中してくれているという嬉しさから、フレブルの表情だってもっと豊かになるはず。
このさいスマホやカメラはバッグにしまっておいて、目の前ではしゃぐ相棒にしっかりとフォーカスしてみてくださいね。
1日の終わりに、語り合う時間を作る。
朝は慌ただしく仕事へ行き、帰宅後も家事やら用事といったアレコレが満載。
それらをようやく終え、さあ、これから寝るまでの時間がフレブルとゆっくり過ごせる貴重なひと時。というオーナーさんも多いことでしょう。
ソファーで一緒に並んで過ごすその時間、もしかしてスマホを見たりしてはいませんか?もちろんそれがダメなわけではありません。
スマホでゲームをしたりSNSを見るのだって、私たちにとっては立派なリラックス術だし楽しみのひとつ。
でも、1日の終盤に、必ず愛ブヒとしっかり向き合う時間を作って欲しいなと思うのです。
今日の出来事を話してもいいし、時には愚痴を聞いてもらうなんてのも悪くない。
もちろんフレブルは「へえ、そうなんだ!それは大変だったね」と言葉での相槌をうってはくれないけれど、大きな耳をアナタに傾けて、大好きなオーナーさんが自分に向けて語る言葉をひとつ残らず聞き漏らすまいと、しっかり聞いてくれるはず。
むしろ、自分にちゃんと話しかけてくれるんだという安心感と、一見私たちからの一方的なものに思えるけれど、その実、互いにコミュニケーションが取れているんです。
基本的にフレンチブルドッグは甘えたで、もっと自分に注目してほしい、構ってほしいという欲求が強め。
だからこそ、ちゃんと向き合って語り合う時間を作ることで、ブヒの満足度も安心感もアップするし、互いの絆も強くなることでしょう。
現実的なデジタル・デトックスのやり方って?
例えば、アメリカなどで行われている本格的なデジタル・デトックスは一定期間スマホなどのデバイスを持たず自然の中で過ごしたりするのだけれど、流石にこれは気軽に挑戦するにはハードルが高め。
また、お出かけやお散歩時などは特に何が起きるかわからないから、通信手段であるスマホを家に置いておく、というのもやっぱり不安ですよね。
そこで現実的な案として、今から何時まではデジタルデバイスを触らない、と自分で不使用時間を設定する方法。
これはブヒとのおしゃべりタイムの1時間だけでもいいし、半日でも丸1日でも大丈夫。
あくまでも「愛ブヒとしっかりコミュニケーションを取るため」に行うものだから、ライフスタイルに無理が出ない程度に行うのがポイントです。
つまり、アナタとフレブルの間にデジタル機器を介さず、触れ合ったり遊んだり、話しかける時間を作ることが目的なので、ストイックになり過ぎず続けられる範囲で挑戦するのが成功の秘訣。
でも、実はこれ、意外と難しいんです!気づけばTVを観ながらや、中には食事中でさえスマホを手放せない人は少なくなく、いざスマホを触らないと意識した時に、日頃いかに無意識のうちに頻繁にスマホに触れているかを実感して愕然とすることも。
そのため、使わないと決めた時間はスマホを目の届かない場所に置き、目の前の相棒にとことん集中してあげてくださいね。
おわりに
時々、カフェなんかでもカップルや友人同士で来ているのに互いが手元のスマホに夢中、なんて光景を見かけますよね。当人同士はそれが普通なのかもしれないけれど、もし、どちらか一方が「せっかく一緒にいるんだからちゃんと会話しようよ」と思っていた場合、それはとっても悲しい光景。もしかしたらアナタのフレブルは、アナタに対してそういう風に思っているかもしれません。「その光る小さな画面じゃなくて、目の前のボクやワタシをちゃんと見てよう」と。
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