【犬との2拠点生活はステキがいっぱい】デュアルライフを実現させるためには!?
2020年の年明けから新型コロナウイルスが流行し始め早2年。思えば様々なことがこのウイルスによって変化しましたが、中でも一番変化が大きかったのは「働き方」というオーナーさんも多いでしょう。それまでは当然のように出社していたのがリモートワークになり、企業によってはリモートワークが定着して今後の出社スタイルそのものを見直すケースも。そこで筆者の周囲でも増えているのが『デュアルライフ』と呼ばれる“2拠点生活”です。特に都市部で暮らしている人にとって、自然豊かな場所での犬との暮らしは憧れのひとつ。2拠点生活と聞くとあらゆる面で負担が大きいと思いがちですが、実は意外とハードルは低いのです。
週末を自然の中で過ごす『デュアルライフ』

icebergpicture/shutterstock
サーフィンや山登りなど、アウトドア好きな方の中には、週末ごとに海や山へ出向くライフスタイルが定着していたりしますよね。
平日は都心で働き週末は郊外へというパターン、これは一番手軽に取り入れられるデュアルライフです。
しかし、自宅のある都市部とは別にもうひとつ拠点を作ると聞くと「家を2軒も所有するなんて無理」と思いがちですが、地方には売り手や借り手のいない空き家が数多く存在するのが現状です。

Loida Sanchez Real/shutterstock
こういった不動産を活用しようというのが、国土交通省が立ち上げた『空き家バンク』制度で、空き家物件情報を地方自治体のHP上などで提供する仕組みです。
地域や物件によっては月1万円代から借りられる家もあり、これなら無理をせずとも少しの節約で実現可能。
無理なく車で行き来できる範囲に別荘のような空間を持てば、愛ブヒも週末ごとに自然いっぱいの中でリフレッシュできるでしょう。

Shawn Mrzena/shutterstock
自然の中で伸び伸び過ごすことは、街中以上に彼らの好奇心や持ち前の本能を刺激するし、視覚や嗅覚、触覚を使うことも、彼らにとっては大きな喜び。
人間もリフレッシュは大切だけれど、それは犬たちも同じでしょう。
「週末だけならわざわざ家を借りなくても…」と思うかもしれませんが、犬連れで遠慮なく過ごせる空間って意外と少ないもの。

Kamil Zajaczkowski/shutterstock
宿泊施設だと制約や他の利用者への気兼ねもあるけれど、我が家ならそんな心配をせずに過ごせるのです。
キャンピングカーと自宅という2拠点もアリ

Kanyshev Andrey/shutterstock
中でも、フレブルオーナーは「旅にも必ず愛犬を連れて行く派」が多数。
けれど、どこにでもペット同伴可のホテルがあるわけではないので、より身軽に旅を楽しむために、愛車にはキャンピングカーを選ぶ人が増えています。
昨今のアウトドアブームの影響もあり、今どきのキャンピングカーは驚くほどバリエーション豊か。

Lee waranyu/shutterstock
中には「走る別荘かいっ」と突っ込みたくなるようならラグジュアリー仕様の車もあれば、街乗りでも違和感なしのSUV&ミニバンタイプ、手軽さが魅力の軽自動車をベースにしたキャンピングカーまでがラインナップ。
家族単位が自分と愛犬だけだったり、パートナーと愛犬という少人数構成の場合ならふたつ目の拠点はキャンピングカーにするという選択もアリでしょう。
キャンピングカーの最大の魅力はズバリ好きな場所が自宅になること。

ELENA PETRUNEVA/shutterstock
今日は海辺で、明日は森の中で暮らすなんてこともでき、仮に災害が起きたら避難場所になるのも大きなメリットです。
気軽かつ身軽に移動しながら暮らせる車は、旅とデュアルライフの両方を楽しみたい人にはぴったりかも。
もちろん職種にもよるけれど、ネット環境さえあればどこでも仕事が可能だという職種の人にとっては移動可能な書斎にだってなるんですよ。
“本気移住”で好きな街で暮らす

Tienuskin/shutterstock
筆者の友人の中にはデュアルライフから始まり、本格的に移住した強者もいます。
その友人の本拠地は東京だったのですが、数年前に家族みんなで屋久島へとお引っ越し。
以来、仕事上必要な時にのみ東京へ足を運び、それ以外は島ライフを目一杯満喫しているのです。

OlgaOvcharenko/shutterstock
そんな友人の元には、コロナが流行して以降、知人たちからの移住相談が多数あるらしく、コロナ禍でのリモートワークをきっかけに地方への移住を決めた人もかなりいるそう。
確かに、場所によるとはいえ地方から都市部への交通手段も整っているし、東京や大阪といった都市間を結ぶ飛行機の便数も結構あるもの。
友人は移住によって子どもやペットを伸びやかな環境で育てることができ、とても満たされているとのことでした。

Firn/shutterstock
確かに都市は消費をメインにした楽しみは多いのだけれど、犬が走り回れる広い庭や多頭飼いに適したゆとりある空間を求めると莫大なバジェットがかかりがち。
またコロナ以降は自分の好きなリゾート地や観光地での『ワーケーション』も人気で、そういった移住プランも多いから、完全移住とまではいかなくとも「犬と一緒に一度は住んでみたかった街」へ体験移住するのも良いかもしれませんね。

Mikey Colon/shutterstock
中には「ボクはシティ派」なんて犬もいるだろうけれど、彼らと自分たちのクオリティ オブ ライフ向上のために、暮らしそのものをアップデートするのもウィズコロナ時代ならではのアイデアなのかなと思います。
おわりに

NOVGORODEC/shutterstock
コロナ以前は意識することが少なかったデュアルライフ。2拠点=避暑地の別荘など、どこか富裕層のお楽しみ的なイメージがありました。
しかし実際にリモートワークが可能になった今、愛犬との暮らしそのものをもっと自由に楽しめるのかもしれませんね。
こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
おすすめ記事
-
「停電=命のリスク」から愛ブヒを守る。猛暑時代に「Jackery ポータブル電源 2000 New」が欠かせない理由とは?
もしも、真夏に停電が起きてエアコンが止まったら…。
フレンチブルドッグと暮らす私たちにとって、それは「ただの不便」では済まされません。
暑さに弱く熱中症のリスクが高いフレンチブルドッグにとって、空調が途絶えることは命に関わる問題。
そんな“いざ”に備えておきたいのが、「Jackery ポータブル電源 2000 New」。
これはフレブルと暮らすご家族にとって、欠かせないアイテムです。
実際に導入したフレブルオーナーのリアルな声や、キャンプなどでの活用事例とともに、愛ブヒの命を守るための「本当に必要な備え」をご紹介します。
(PR 株式会社Jackery Japan)
PR -
【愛犬とのキャンプに】行って実感!「ELL’S PARK 長瀞」が犬オーナーに“選ばれる理由”とは〜フレブルJACK〜
2024年11月にオープンしたばかりのアウトドア複合施設「ELL’S PARK 長瀞(エルズパークながとろ)」。
ここは日本では珍しい「犬連れ専用アウトドア施設」で、すべてのエリアがドッグフレンドリー!
そんな「ELL’S PARK 長瀞」さんから、「フレンチブルドッグで全施設をジャックしませんか!?」という素敵なご依頼をいただき、
フレブルだらけのキャンプイベント——その名も「フレブルJACK」が開催されました!
当日は晴天に恵まれ、全国から約45組のフレブルファミリーが大集結。
この記事では、イベント当日の様子をレポートしながら、参加したフレブルファミリーたちが実感した「ELL’S PARK 長瀞」の魅力をたっぷりとご紹介していきます!
(PR リバストン工業株式会社)
-
【取材】ロッチ中岡〜そのフレブル愛、ガチ中のガチ。隠れブヒラバーが語る、細かすぎる魅力とは〜【前編】
みなさんが愛犬家ならぬ“愛ブヒ家”として思い浮かぶ芸能人といえば、草彅剛さん、レディー・ガガさんなど、フレブルを飼っている方が多いと思います。が、ロッチ中岡さんも、じつは大のフレブルラバーだというのをご存知ですか? フレブルを飼っていないのにもかかわらず、中岡さんのインスタグラムを覗くと、たくさんのフレブルアカウントがフォローされていて、わが『FRENCH BULLDOG LIFE』モデルのnicoやトーラスも、その中の一頭。
そんな中岡さんに、フレブルの魅力を語っていただきました。そのブヒ愛っぷりは、思ってた以上! ガチ中のガチでした!?
取材 -
【取材】9歳で脳腫瘍を発症し「4年7ヶ月間」生存。フレンチブルドッグ・桃太郎の奇跡と軌跡
愛犬が「脳腫瘍」と診断されたとき、言葉にできない絶望感を味わうことと思います。筆者も脳腫瘍で愛犬が旅立ったひとり。だからこそ、どれほど厄介で困難な病気かを理解をしているつもりです。「発症から1年生存すれば素晴らしい」とされるこの病気。
ところが、フレンチブルドッグの桃太郎は9歳で脳腫瘍を発症し、なんと4年7ヶ月間も生き抜いたのです。旅立ったときの年齢は13歳と11ヶ月、レジェンド級のレジェンドでした。さらには、治療後3年間は一度も発作が起きなかったといいます。
この事実はフレンチブルドッグだけでなく、脳腫瘍と闘う多くの犬たちに勇気と希望を与えるに違いありません。桃太郎のオーナーである佐藤さんご夫婦に、治療の選択やケアについて詳しくお話しをうかがいました。
取材 -
【取材】上沼恵美子さん「もう一回だけ抱きしめたい」愛犬ベベとの12年間
運命の子はぼくらのもとにやってきて、流れ星のように去ってしまった。
その悲しみを語ることはなかなかむずかしい。
けれども、ぼくらはそのことについて考えたいし、泣き出しそうな飼い主さんを目の前にして、ほんのすこしでも寄り添いたいと思う。
その悲しみをいますぐ解消することはできないが、話をきいて、泣いたり笑ったりするのもいいだろう。
こんな子だった、こんなにいい子だった、ほんとうに愛していたと。
ぼくらは上沼恵美子さんのご自宅へ伺って、お話をきこうと思った。
取材 -
【中川大志インタビュー】エマは犬ではなく、大切な娘です。国宝級イケメンが愛犬のフレンチブルドッグと一緒に登場
『FRENCH BULLDOG LIFE』に国宝級イケメン登場! 俳優の中川大志さんが、愛犬であるフレンチブルドッグのエマちゃん(2歳の女の子)にメロメロとの情報を聞きつけ、中川さんを直撃。そのフレブル愛をたっぷり語っていただきました。他のフレブルオーナーさん同様、濃すぎる親バカエピソードが次から次へと飛び出しました。
取材 -
【ドッグフードの闇を暴く】フレンチブルドッグに最適なドッグフード選びガイド【2025年最新版】
みなさんは、日本におけるドッグフード業界の実態をご存知でしょうか。
日本では「ドッグフード=雑貨」の扱いで、ゆえに規制もゆるゆる。
良いと思い込んで与えつづけているフードの未来は、果たして明るいのでしょうか…。
今回は、原材料の見極め方からフレンチブルドッグ専用フード「THE fu‑do(ザ・フード)」まで。約20年間フレブルと向き合いつづけてきた私たちが、専門知識で結論を出します。
-
【取材】川口春奈と愛犬アムのやさしい世界。ー大人気女優は生粋のフレブルラバー
いまをときめく人気女優が、フレンチブルドッグラバーであるという事実。
そうです、その人は川口春奈さん。
アムちゃんというパイドの女の子と暮らしています。
話を聞けば聞くほど、そして春奈さんとアムちゃんのやりとりを目の当たりにするほどに、そのフレンチブルドッグ愛がわたしたちのそれとまったく同じであることに、なんだかうれしくなってしまったのでした。
春奈さんとアムちゃんのすてきな暮らしを、BUHI編集長の小西がいつくしみながら、切り取らせていただきます。
-
【スペシャル対談】愛犬の旅立ちと供養。霊感がない人も「愛犬の成仏」を知る方法!?【シークエンスはやとも×PELI】
愛犬の旅立ちは、誰もが目を背けたくなるもの。けれど事前に知っておくこと、考えておくことで、救われることがたくさんあります。
今回は、お盆スペシャル企画。世間が認めるほどの霊視能力をもつお笑い芸人「シークエンスはやとも」さんに、愛犬の旅立ちや供養についてインタビュー。
インタビュアー兼対談相手は、大の犬好きで心霊分野の知識にも長けているPELIさん。
「愛犬が旅立ったあと、ベッドやおもちゃはどうすればいい?」「お骨はどうするべき?」「お花やお線香は喜んでくれる?」
さらには、霊感がない人でも愛犬が成仏したことを知る方法まで。
お笑い芸人だからこそ暗くなりすぎない、むしろ心がスッと軽くなる。
永久保存版のスペシャル対談です!
対談 -
諦めかけた命。あれから2年、フードを変えたら15歳の今もお散歩大好きなフレンチブルドッグに!
今日は15歳の愛ブヒと暮らす、編集メンバーの実体験。
愛ブヒは二年前からすべてのフードが合わなくなり体重が激減。検査をしても異常はなく「年齢のせいですね…」と言われてしまいました。
もう諦めるしかないのかな…そんなとき、我が家に届いたのが「THE fu-do(ザ・フード)」の試食品でした。
そして「THE fu-do(ザ・フード)」を食べつづけて二年、愛ブヒは15歳になり、今も元気にお散歩をしています。
今回は、二年前の絶望から今までを包み隠さず、時系列でお話しさせていただきます。
-
【イベントレポ】5,000頭のフレンチブルドッグと7,000人が集まった「フレブルLIVE2024」の全貌!
11/9(土)-10(日)の二日間にわたって開催された『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』。
今年はのべ5,000頭のフレンチブルドッグと7,000人のフレブルオーナーが集まりました!
day1の司会はフレブルラバーのロッチさん。day2の音楽フェスには世代ど真ん中のPUFFYが出演するなど、例年以上に豪華なラインナップ。
北は北海道、南は鹿児島県から。全国のフレンチブルドッグが一堂に会した「フレブルLIVE2024」の模様を、詳しくお届けです!
最後には2025年の情報もありますので、要チェックでございます!
フレブルLIVE -
【前売りチケット販売開始!】フレブルLIVE 2025は、11/8(土)9(日)開催!スチャダラパーによるテーマソング制作も決定
『French Bulldog LIVE 2025(フレブルLIVE)』の開催は、11/8(土)-9(日)の2days!
お得な前売りチケット、いよいよ販売スタートです!
さらに今年はビッグニュースが。
なんと、ヒップホップグループ「スチャダラパー」がフレブルLIVEのテーマソングを制作してくれることになりました!
テーマソングの情報やお得な前売りチケットの販売情報など、内容盛りだくさんでお送りしていますので、最後までお見逃しなく!
フレブルLIVE
特集
-
フレンチブルドッグの性格/基本情報
からだの特徴や性格、歴史など基本的なフレブル情報をご紹介!
-
子犬/はじめてのフレンチブルドッグ
フレブルビギナーの不安を解消!迎える前の心得、揃えておきたいアイテム、自宅環境、接し方などをご紹介
-
フレブル病気辞典
獣医師監修のFrenchBulldogLifeオリジナル病気辞典。愛ブヒを守るための情報満載
-
フレブルライフ ストア
本当にいいものだけを、厳選紹介。FBLの公式オンラインストアです
-
French Bulldog LIVE⚡️2025 (フレブルLIVE)
-
【特集】シン・スキンケア
-
【特集】レジェンドブヒの肖像ー10歳を超えて
10歳オーバーの元気なブヒを取材し、長寿の秘訣を探る。
-
【特集】5歳からのミドルシニアLIFE
ご長寿ブヒをめざすヒントがここに!
-
【特集】編集部厳選!本当に使えるドッグギア
フレブルと暮らす編集部が、自信をもって紹介したいアイテムとは!?
-
【特集】もしものときの名医名鑑
ヘルニアやガンなど、その道の名医たちを独占取材!
-
【特集】永遠の選択。フレンチブルドッグ専用「THE fu-do(ザ・フード)」
-
【特集】わたしは、愛ブヒのリーダーになるのダ。
プロドッグトレーナーが、リーダーになるための秘訣を解説!
-
虹の橋
愛ブヒが虹の橋へ向かう準備をするための場所
-
フレブル里親/保護犬情報
French Bulldog Lifeでは、保護犬を一頭でも多く救うための活動支援をしています。