2023年7月20日1,091 View

フレブルが虫を食べちゃった!どこまで大丈夫か知ってる?

子どもの頃、夏になると公園にセミ捕りに行っていた筆者。セミにカマキリ、トンボもワシっと素手で掴み、そういえばカブトムシも飼っていたなぁと思い出しますが、大人になった今、虫にはなるべく触れずに暮らしたいと願っています。しかしこの時期はそういうわけにもいきません。夏は虫が頻出するシーズンでもあるので遭遇率の高さはかなりのもの。しかも目の前ですばしこく動く虫って、フレブルにとっては好奇心をかき立てる存在だったりもするんですよね。はぁ。

食べても問題、ないのでしょうか?

フレンチブルドッグ,夏,虫

Lee waranyu/shutterstock

 

散歩中によく見かける路上で仰向けになっているセミ。

 

もう命を全うしたのかと思いきや、愛ブヒが近づいた瞬間にブブブブッと息を吹き返したかの如く暴れ回ること、ありますよね。

 

筆者はこれをセミ爆弾と呼んでいますが、多くの犬にとって音を出しながら小刻みに動くセミはまるでおもちゃのように見えるのか、ひときわ興味をひく存在。

 

前足でちょいちょいするくらいならいいのだけれど、中にはパクッとくわえてしまうフレブルも。

フレンチブルドッグ,夏,虫

Tienuskin/shutterstock

 

虫が苦手なオーナーさんがセミを取り出すのを躊躇している間に食べてしまうケースもあるようです。

 

確かに、もし虫嫌いだったら手で取り除くのを一瞬迷いますよね。

 

しかし基本的に犬たちは興味のあるものを口に入れる習性を持っているため、「なんだこれ、面白いおもちゃかしら」なんてパクッとしちゃうのは想定内。

 

本人ならぬ本犬は遊んでいるだけのつもりでも、なんとなく食べてみたらまぁまぁイケるなんて感じて繰り返し食べるようになるというケースもあるのです。

フレンチブルドッグ,夏,虫

Todorean-Gabriel/shutterstock

 

とはいえ仮に食べてしまっても、セミそのものに特に害はありません。

 

けれども普段食べないものなのでお腹を壊す原因となることもあるため、避けるのがベター。

 

ただセミの場合はサイズがそこそこ大きいので、散歩中に気付きやすく回避しやすいのが不幸中の幸いといったところでしょうか。

 

黒くてカサカサ動くアイツは…

フレンチブルドッグ,夏,虫

Kittibowornphatnon/shutterstock

 

セミやトンボ、バッタはまだいい。

 

きっと大多数の人が忌み嫌っているであろう、あの黒光するヤツの不快感はハンパありません。

 

そう、黒いアイツとは言わずと知れたゴキブリのこと。

 

うーん、なんだかこの字面を見るだけでも背中のあたりがゾワゾワしますが(そのため以下からGと表記しますね)、基本屋外で遭遇するセミなどとは違い、Gは自宅内での遭遇率が高い厄介な虫。

フレンチブルドッグ,夏,虫

Job Narinnate/shutterstock

 

愛ブヒとのくつろぎタイムにカサカサと登場するや否や、その場を一瞬で地獄に変えてしまうポテンシャルの持ち主です。

 

が、いきなり殺虫スプレーをふりかけるのも迷いますよね。

 

だってもし愛ブヒに悪影響があったらと考えてしまうから。

 

なおGの多くは下水や排水溝といった不衛生な場所に生息しているため寄生虫を持っているケースもあり、他にもサルモネラ菌やピロリ菌といった菌を保有している場合も。

フレンチブルドッグ,夏,虫

Tienuskin/shutterstock

 

ただ実際のところ、殺虫剤の大半は人間や動物には害のないプレスロイド・イミプロトリンという成分を用いているため、さほどブヒたちへの影響はないのだそう。

 

もちろんそれでもやっぱり気にはなるので、瞬間的に凍結して殺虫する殺虫剤が安心です。

 

また、ブヒがGを食べてしまってもGが持つ菌に感染することはほぼないそう。

 

ただし体調によってはお腹を壊すこともあるし、それ以上にやっぱり気持ち悪いですよね。

 

なので特にヤツらが増加する夏場はGよけ対策を怠ってはいけないのです。

 

ブヒにも安心な害虫対策って?

フレンチブルドッグ,夏,虫

 

愛ブヒがうっかりGを食べてもさほど問題はないけれど、駆除用の毒餌などを食べた場合は中毒症状を起こす危険が。

 

そのためフレブルはじめ動物と暮らす場合、彼らにとって安全な虫対策をする必要があります。

 

害虫(主にGだけど)対策の基本は、やはり寄せ付けない環境を保つこと。

 

Gは玉ねぎやビールの匂いを好むため玉ねぎは冷蔵庫など密閉できる場所で保存し、ビールの空き缶などは洗浄した上でビニール袋の口をしっかり縛っておく、Gの温床とも呼ばれる段ボールは放置せずすぐに片付けるのが鉄則です。

 

それらを徹底した上での虫除けですが、ナチュラル派さんに人気なのがアロマを使ったG対策。

フレンチブルドッグ,夏,虫

Natalie Shuttleworth/shutterstock

 

しかしGに効果的と言われるクローブは犬には刺激が強く、ハッカは猫もいるお宅にはNGなど、意外と禁忌が多いためにしっかり調べてからでないと取り入れるのが難しい一面も。

 

そうなると動物にも無害な殺虫スプレーが結局手軽で安心ということになりそうですが、その中でもダントツに安全なのは前述した凍結して駆除するスプレーでしょう。

 

他には一度掃除機などで捕獲してブヒのいない場所で殺虫剤をかけるといった荒技もあるけれど、これはこれでその後掃除機を掃除しなければならないダメージがありますよね。

 

おわりに

フレンチブルドッグ,夏,虫

ChocoPie/shutterstock

 

虫たちが悪いわけではないけれど、なるべく住み分けして視界に入ってこないでほしい。

 

そう願うのはわがままでしょうか。

 

少なくとも愛ブヒの口には入らないで欲しいけれど、これも夏の風物詩…なんて、思えねぇわ〜。

 

 

こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。

【2023年版】フレブルが夏を健康に過ごすための方法

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