フレブルの「興奮」をしずめるトレーニングとは
フレンチブルドッグは興奮しやすい犬種と言われています。何かに夢中になったときなど、我を忘れて興奮して、暴走することも少なくありません。多頭飼いをしている方、ドッグランで不安になっている方も多いようです。
今回はフレブルの興奮をしずめられるように日頃からできることや、興奮してしまったときの対処法をプロドッグトレーナーがご紹介します。
(執筆:大久保羽純)
フレブルたちに興奮しすぎないように日頃からしてあげられること
興奮している様子は可愛くも見えますが、過度の興奮はストレス状態と近いものがあり、健康に良いとは言えません。興奮しすぎた状態は、ただでさえ呼吸に負担のかかりやすいフレブルには害です。
興奮して飛び跳ねすぎたことによって体を痛めたり、近くにある物を噛んでしまうなど、愛ブヒにとって良くない状況を作ってしまいます。
興奮しすぎたときは、オーナーさんが愛ブヒをしずめてあげられるように、日頃から関係を作っていきましょう。そのために出来ることを紹介していきます。
1.体のどこでも触れる&愛ブヒが落ち着ける触り方をマスターする
日頃から人に触られることが苦手だと、興奮をしずめようとなでてあげても逆効果になります。さらに、触られること自体に慣れていないと、なでられる事自体が興奮のスイッチになってしまう子もいます。
獣医さんに診察してもらうときに興奮して体を触れないのも困りますし、他の人になでられたときに興奮しすぎてしまって噛んでしまっても(甘噛みだとしても)大変です。
さらに、犬同士のケンカのときには、とっさに首根っこや首輪をつかんでケンカから引き剥がす可能性もあります。
興奮する前でも、興奮したあとでも、愛ブヒを触れるからこそ出来ることがたくさんあります。日頃から触って興奮させるばかりでなく、触ったらフニャフニャにとろけるような、落ち着かせるゆったりした触り方をマスターしましょう。
2.興奮スイッチが入る直前を見極める
興奮してからどうにかしようと思っても、”熱しやすいがそんなに冷めやすくもないフレブル“を落ち着けるのはなかなか大変。出来れば興奮しそうだなあという様子(一点を見つめて息づかいが荒くなる、目つきがギラッとしたものに変わってくる、上半身や体全身に力が入り始める…など)が見られれば、興奮のスイットがONになる前に、回避することがベストです。
通りすがりの犬を見て興奮しそうだと感じれば、その犬から距離をとったり道を変えるのもいいでしょう。同居犬と遊ぶ中で段々ヒートアップしてきたら、遊びに介入して一旦遊びをやめさせて落ち着いてから遊びを再開させるのもGoodです。犬自身に興奮をコントロールさせるのではなく、オーナーさんが落ち着ける状況を作り出してあげることが大切です。
3.日常のストレスの発散
雨などでイマイチな散歩が続いたり、留守番が長くなってしまったときなど、イライラした愛ブヒが、家の物を破壊したり、甘噛みが強くなったり、吠えが増加したりすることはありませんか?生活でのストレスがアップすると、興奮のスイッチが入りやすくなってしまいます。日頃のストレス管理が、興奮のコントロールにもつながります。
4.日頃の脳トレ
基礎的なトレーニングなどを通して、考える頭を作っておけば、ふと興奮しそうなときにも落ち着かせることが出来ます。すぐにキレる子ではなく、考えられる子に育ててあげましょう。
何をするかというと、例えば、ご飯を入れて遊びながら取り出して食べる知育トイなどで、脳トレを通して忍耐力をつけることが出来ます。また、オーナーさんとトリック(芸)や基礎的な動き(オスワリ、フセ、マテなど)の練習を通して、セルフコントロールを学ばせていく事ができます。頭を使う時間を作ることが大切です。
5.引っ張りっ子遊びが出来るようにしておく
日頃から引っ張りっ子遊びが出来ることで、興奮した時の「追いかけたい」「噛みたい」という気持ちをおもちゃに向けさせることが出来ます。引っ張りっ子が出来る子の場合、興奮しそうなときに、興奮の手前で引っ張りっ子おもちゃで遊んであげることで、おもちゃでストレス発散をすることが出来ます。
ポイントは、日頃から小さなボールなどだけでなく、長めのひも系のおもちゃ(引っ張りっ子用のロープなど)でも遊んでおくことがオススメです。ボールのように手から離れてしまうものだと、興奮したフレブルが咥えて逃げてしまった時、返してもらうことが難しいからです。壊して、飲み込んでしまうと危険です。オーナーの手に持ったままで一緒に遊べるような長いロープ系のおもちゃ(少なくとも50cm以上の長さ)が望ましいです。
もし引っ張りっ子遊びで、異常に興奮して殺気立ってしまう場合は、引っ張りっ子遊びをするオーナーさんの動きが激しすぎて興奮させすぎてしまっている可能性があります。興奮の発散の対象として引っ張りっ子をしたいのに、引っ張りっ子で興奮させすぎてしまってはいけませんから、興奮しすぎた場合は一旦遊びを中断して、落ち着いてから再開しましょう。
もし興奮してしまったら…
・興奮の対象となる物や犬や人があれば、その対象から距離をおくようにしましょう。例えば通りすがりの男性に興奮しているならば、道を変えるか離れればいいだけです。その場で犬に「静かに!」「落ち着いて!」と声をかけて説得している人がいますが、それよりも前にまずは対象から距離を取るほうが安全かつ有効です。
・なぜ興奮しているかわからない場合、とりあえず飼い主さんが落ち着きましょう。その上で周辺の安全を確保するため、周りの人や犬から、愛ブヒと一緒に離れましょう。興奮がおさまるまで、ゆっくり時間をとって待ってあげましょう。
ドッグランでの興奮対策
ドッグランやドッグイベントなどで、ほかの犬とケンカになることが怖い、止め方がわからないという方も多いのではないでしょうか。そういったときの興奮への対処をお話します。
・興奮スイッチをONにしないよう予防
ドッグランなどで段々と興奮してきたようなら、一度ドッグランを出て落ち着かせて、再度入場するなどで興奮をコントロールしましょう。
犬同士の遊びがヒートアップしてきたら、興奮スイッチがONになる前に、オーナーさんたちが犬の間に介入して遊びを中断させ、落ち着いたら再開させましょう。
・犬同士のケンカ対策
ケンカが起きてしまったら、水をかけようが大声を出そうが、ヒートアップした彼らには届きません。基本的には、ケンカにならないように目を離さないのが大前提!!スマホなんていじってよそ見をしていてはいけません。
もしケンカになってしまったときのことを考えて、手で掴む部分がないと犬を押さえることは出来ません。首輪やハーネスは体につけたままにしておきましょう。
・ケンカになってしまったら
犬同士のケンカの間に手をいれると噛まれて大怪我をすることもあります。手ではなく、足や何か棒などで犬同士を散らせるほうがベターです。
また、相手の犬を噛んでいる状態で無理やり引き離そうとすると、傷が裂けて広がる場合があります。口を開かせて相手の犬から引き離したいところですが、フレブルの顎の強さを考えると至難の業。一旦ケンカが起きてしまったら、誰かしらが怪我をする可能性が高いです。
特にフレブルは他の犬種よりも顎の力が強いです。もし骨の細いトイプードルと小競り合いになって、たまたま歯が当たってしまったら…簡単に砕けてしまいます。
少し怖いお話が続いてしまいましたが、可愛いフレブルと楽しく暮らすためには、彼らのことをキチンと知った上で、守ってあげる必要があります。もし他の犬のことがあまり好きでなかったり、ケンカをしそうなのであれば、無理してドッグランに行ったり、挨拶をさせる必要はありません。
世界でまず誰よりも飼い主さんが最良の友であれば、愛ブヒはそれだけで幸せです。
おわりに
いかがだったでしょうか?フレブルと楽しく暮らすため、興奮のコントロールは必要不可欠です。日常的に過度に興奮が高まってしまったら、その都度落ち着かせてあげること。そして、それ以上興奮させないようにすることを徹底しましょう。
愛ブヒの健康にも大切なことですから、オーナーさんたち頑張りましょう!
大久保羽純
PERRO株式会社 代表取締役
米国CCPDT認定CPDT-KAライセンス所持プロドッグトレーナー
日本とニュージーランドでトレーニングを学び、現在は東京で「Happy Dog Training for LOVE & PEACE」をモットーに、犬と人の心をつなぐレッスンを広めている。しつけ方教室を始め、イベント開催、企業のコンサルティング、行政からの講演依頼、保護活動への協力、東京都動物愛護推進員など、日々犬と人の生活を楽しいものにする活動を行っている。
おすすめ記事
-
【取材】ロッチ中岡〜そのフレブル愛、ガチ中のガチ。隠れブヒラバーが語る、細かすぎる魅力とは〜【前編】
みなさんが愛犬家ならぬ“愛ブヒ家”として思い浮かぶ芸能人といえば、草彅剛さん、レディー・ガガさんなど、フレブルを飼っている方が多いと思います。が、ロッチ中岡さんも、じつは大のフレブルラバーだというのをご存知ですか? フレブルを飼っていないのにもかかわらず、中岡さんのインスタグラムを覗くと、たくさんのフレブルアカウントがフォローされていて、わが『FRENCH BULLDOG LIFE』モデルのnicoやトーラスも、その中の一頭。
そんな中岡さんに、フレブルの魅力を語っていただきました。そのブヒ愛っぷりは、思ってた以上! ガチ中のガチでした!?
取材 -
【取材】9歳で脳腫瘍を発症し「4年7ヶ月間」生存。フレンチブルドッグ・桃太郎の奇跡と軌跡
愛犬が「脳腫瘍」と診断されたとき、言葉にできない絶望感を味わうことと思います。筆者も脳腫瘍で愛犬が旅立ったひとり。だからこそ、どれほど厄介で困難な病気かを理解をしているつもりです。「発症から1年生存すれば素晴らしい」とされるこの病気。
ところが、フレンチブルドッグの桃太郎は9歳で脳腫瘍を発症し、なんと4年7ヶ月間も生き抜いたのです。旅立ったときの年齢は13歳と11ヶ月、レジェンド級のレジェンドでした。さらには、治療後3年間は一度も発作が起きなかったといいます。
この事実はフレンチブルドッグだけでなく、脳腫瘍と闘う多くの犬たちに勇気と希望を与えるに違いありません。桃太郎のオーナーである佐藤さんご夫婦に、治療の選択やケアについて詳しくお話しをうかがいました。
取材 -
【取材】上沼恵美子さん「もう一回だけ抱きしめたい」愛犬ベベとの12年間
運命の子はぼくらのもとにやってきて、流れ星のように去ってしまった。
その悲しみを語ることはなかなかむずかしい。
けれども、ぼくらはそのことについて考えたいし、泣き出しそうな飼い主さんを目の前にして、ほんのすこしでも寄り添いたいと思う。
その悲しみをいますぐ解消することはできないが、話をきいて、泣いたり笑ったりするのもいいだろう。
こんな子だった、こんなにいい子だった、ほんとうに愛していたと。
ぼくらは上沼恵美子さんのご自宅へ伺って、お話をきこうと思った。
取材 -
【販売開始!】フレブルオーバーオール「UNIVERSAL OVERALL × W-OKI KENTA × フレブルライフ」
アパレルブランド「UNIVERSAL OVERALL(ユニバーサルオーバーオール)」と、沖縄在住のフレブルオーナーで人気タトゥーアーティスト「W-OKI TATTOOのKENTA」。そしてフレブルライフのトリプルコラボで完成した、フレブルオーバーオール。
ストア情報
フロントプリント、バックプリントの2展開で、それぞれフレンチブルドッグのイラストも違います!
イベント「フレブルLIVE」で先行販売しましたが、ついにフレブルライフストアで販売スタートです! -
【中川大志インタビュー】エマは犬ではなく、大切な娘です。国宝級イケメンが愛犬のフレンチブルドッグと一緒に登場
『FRENCH BULLDOG LIFE』に国宝級イケメン登場! 俳優の中川大志さんが、愛犬であるフレンチブルドッグのエマちゃん(2歳の女の子)にメロメロとの情報を聞きつけ、中川さんを直撃。そのフレブル愛をたっぷり語っていただきました。他のフレブルオーナーさん同様、濃すぎる親バカエピソードが次から次へと飛び出しました。
取材 -
【取材】脳腫瘍治療のスペシャリスト・長谷川大輔教授が進める脳腫瘍の最新治療とは
フレンチブルドッグは脳腫瘍になりやすい犬種だといわれています。事実として、てんかん発作の症状が出てMRI検査を受けたフレンチブルドッグのうち、「約70%が脳腫瘍」と診断されたというデータも。犬の脳腫瘍は残念ながらあまり良い予後は期待できず、根本的治療も身体に負担がかかることから、私たちオーナーは希望を失いがちになります。
そんな脳腫瘍治療に、新たな風が吹こうとしているのです! このプロジェクトの先陣を切る、日本獣医生命科学大学・長谷川大輔教授にお話しをうかがいました。
取材 -
【取材】川口春奈とアムのやさしい世界。ー大人気女優は生粋のフレブルラバー
いまをときめく人気女優が、フレンチブルドッグラバーであるという事実。
そうです、その人は川口春奈さん。
アムちゃんというパイドの女の子と暮らしています。
話を聞けば聞くほど、そして春奈さんとアムちゃんのやりとりを目の当たりにするほどに、そのフレンチブルドッグ愛がわたしたちのそれとまったく同じであることに、なんだかうれしくなってしまったのでした。
春奈さんとアムちゃんのすてきな暮らしを、BUHI編集長の小西がいつくしみながら、切り取らせていただきます。
-
【イベントレポ】のべ6,500人・4,500頭のフレンチブルドッグが集結!「フレブルLIVE2023」の全貌大公開!
第二回『French Bulldog LIVE 2023(フレブルLIVE)』が、無事閉幕しました!
今年は思い切っての2daysチャレンジ。当日までどうなるかドキドキでしたが…なんと、のべ「6,500人・4,500頭のフレンチブルドッグ」が集結。
開催地の山中湖はもちろんのこと、道中のサービスエリアもフレブルだらけで、他犬種のオーナーさんは「何があるんですか!?」と驚いていたとか(そりゃそうだ笑)。
さぁみなさん、いよいよ「フレブルLIVE 2023」のレポートをお届けです!
今年参加してくださった方も、来年こそと意気込んでくださっている方も、臨場感たっぷりのレポートをお楽しみください!
フレブルLIVE -
【愛ブヒのお肌に悩む方へ】THE fu-do(ザ・フード)を食べて「納得のいくお肌」になるまでの、3ステップとは!?
販売からわずか半年で20万食を突破し、満足度95%を超える「THE fu-do(ザ・フード)」。
フレンチブルドッグの中でも特にお肌に悩む子には、積極的にお召し上がりいただきたい!
そして、どうか焦らないでください。フレンチブルドッグの体質を踏まえると、納得のいくお肌になるためには、最低でも3ヶ月はかかります。
でも大丈夫。今回は、すこやかなお肌を目指すための「3ステップ」をお伝えします! 毎日のボディチェックが、ますます楽しくなりますよ。
ザ・フード -
【PUFFY出演決定!】フレブルLIVE 出演アーティスト発表【第一弾!】
今年の『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』は、11/9(土)-10(日)の2days!
「フレブルLIVE」の特徴は、二日間でコンテンツが異なること。
一日目は愛ブヒとオーナーさんが主役の参加型コンテンツ。そして二日目は、アーティストによる音楽フェスが中心です!
今回は、音楽フェス(二日目)の出演アーティスト発表第一弾!
なんと、オーナーにも「世代」が多いPUFFYの出演が決定しました!
フレブルLIVE -
【ロッチ出演決定!】フレブルLIVE「11/9(土)」の司会はフレブルラバーのロッチ!
『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』は、11/9(土)-10(日)の2days!
一日目は愛ブヒとファミリーが主役になる、参加型コンテンツ。
二日目はアーティストを呼んで、史上初の愛ブヒと楽しめる音楽フェスを開催。
2daysで大きく内容が異なるのも「フレブルLIVE」の魅力です。
そして…今年の司会は、待望の「ロッチ」が登場!
みなさん! ついにロッチのお二人が「フレブルLIVE」にやってきます!
フレブルLIVE -
【肉球の香りがするビール、誕生】イラストは千原ジュニアさん【フレブルLIVEで先行販売!】
『French Bulldog LIVE 2024(フレブルLIVE)』は、11/9(土)-10(日)の2days!
今年は例年以上に反響があり、二日間ともに駐車場付きチケットがSold outとなりました!
年々パワーアップしている「フレブルLIVE」ですが、今年はオリジナルのクラフトビールを制作。
世界初・肉球の香りがするビールで、その名も「Paw Pad Ale」。
パッケージのイラストは、なんと千原ジュニアさんが手がけてくださいました。
フレブルLIVEにて、先行販売いたします!
フレブルLIVE
特集
-
フレンチブルドッグの性格/基本情報
からだの特徴や性格、歴史など基本的なフレブル情報をご紹介!
-
子犬/はじめてのフレンチブルドッグ
フレブルビギナーの不安を解消!迎える前の心得、揃えておきたいアイテム、自宅環境、接し方などをご紹介
-
フレブル病気辞典
獣医師監修のFrenchBulldogLifeオリジナル病気辞典。愛ブヒを守るための情報満載
-
フレブルライフ ストア
本当にいいものだけを、厳選紹介。FBLの公式オンラインストアです
-
French Bulldog LIVE⚡️2024 (フレブルLIVE)
-
7周年特別企画「プロジェクト7」
-
【特集】レジェンドブヒの肖像ー10歳を超えて
10歳オーバーの元気なブヒを取材し、長寿の秘訣を探る。
-
【特集】5歳からのミドルシニアLIFE
ご長寿ブヒをめざすヒントがここに!
-
【特集】FBL編集部の「アバウトな幸福論」
-
【特集】編集部厳選!本当に使えるドッグギア
フレブルと暮らす編集部が、自信をもって紹介したいアイテムとは!?
-
【特集】もしものときの名医名鑑
ヘルニアやガンなど、その道の名医たちを独占取材!
-
【特集】わたしは、愛ブヒのリーダーになるのダ。
プロドッグトレーナーが、リーダーになるための秘訣を解説!
-
【特集】短命拒否権ーフレンチブルドッグは、もっと生きる
この特集は、『短命』のレッテルを返上するための、有益なフレブル生活記録簿です。
-
虹の橋
愛ブヒが虹の橋へ向かう準備をするための場所
-
フレブル里親/保護犬情報
French Bulldog Lifeでは、保護犬を一頭でも多く救うための活動支援をしています。