もう迷わない!愛ブヒとのオウチルール作り
最近フレンチブルドッグを迎えた人の中には、自宅でのしつけに関するルールに悩んでいる人も多いのではないでしょうか?ブヒと一緒に寝てはいけないのか、お留守番をさせる時はケージに入れておくべきかなど、迷いに迷った末にその答えを探そうにも、世間には異なる情報が正解として書いてあるルールブックが星の数ほどありますよね。今は誰もがインターネットを通じて簡単に情報を手に入れられる世の中だけに、情報そのものが多すぎて一体どれを信じて実行すれば良いのか戸惑ってしまうことも。でも大丈夫。惑わされる必要はありません!フレンチブルドッグとオーナーさんの数だけルールは存在し、そのどれもがそれぞれのブヒにとっての正解だから。
今回は愛ブヒと心地よく暮らすためのルールづくりについてのアドバイスをお送りします。
10のお家、10のルール。
十人十色と言うけれど、フレブルだって10頭いればそれぞれ性格も個性も違うもの。おっとりさんやヤンチャ系、お姫様気質など、みんな違うからこそ「唯一の正解」なんてものは存在しないのです。
よく犬のしつけの本には同じベッドで寝ると飼い主との立場が逆転するので良くない、と書いてあったりもしますが、多くのブヒたちが大好きなオーナーさんとベッドをシェアして眠りについているのも事実。では、アナタの場合はどうでしょう。
もし愛犬と一緒に寝ることに対して嫌悪感がないのであれば、別に一緒に寝ちゃってもOK。結局のトコロ、あなたが愛ブヒとどのようなライフスタイルを過ごしたいかがオウチでのルールづくりの基本なのです。
愛ブヒにとってのアナタは何よりも大切で信頼できる存在だからこそ、アナタが決めたルールを頑張って守ろうとします。別に同じベッドを共有したからといって、普段からアナタ自身がしっかりとブヒをコントロールしてあげていれば簡単に立場が入れ替わってしまうことはないので安心して。
どうする?お留守番でのお約束
どのブヒも多かれ少なかれ必ず経験するであろうお留守番も、ブヒビギナーにとっては悩みのタネ。留守中の危険を回避するためにケージでお留守番をさせる派もいれば、ある程度フリーの状態にしているオウチもあります。
ただ、ケージに入れている場合はトイレとベッド、プラスおもちゃで遊べる程度のスペースが必要になり、フリーの場合はブヒが口に入れると危険なものを徹底して取り除いておくことが必須。
いずれにせよ私たちが留守にしている間、いかにブヒが快適に安心して過ごせるかを第一に考えるのがポイントです。ただ絶対にNGなのは、様々なしつけの情報にオーナーさん自身が惑わされてコロコロと方法を変えること。
昨日までは同じベッドで寝ていたのが今夜から急にダメになったり、自由にお留守番していたのが突然ケージに入れられたりというのは、ブヒが戸惑ってしまいます。私たちがブヒのために良かれと思って次々とルールを変えても、彼らにとっては突然の変化がストレスの一因になることも。
もちろん最初のうちは試行錯誤を繰り返すものだけれど、どんな情報よりもまずは「ブヒとどんな暮らしがしたいか」を考えることが大切です。
オウチルールとお外ルールの違い
オウチの中でブヒがどのように過ごすのかは家庭ごとに様々だけれど、気をつけたいのが外でのルール。こちらは各オーナーさんが決めるオウチルールとは異なり、歴然とした社会的なルールが存在します。
例えば基本中の基本だけれど、ドッグラン以外の場所で絶対にリードを外さないこと。ペットOKの施設などに一緒に出かける場合は念のためマナーベルトやオムツを着けること。他のワンコにマウンティングをさせないことなど、お外ルールとはズバリ一般的な「犬を飼うためのマナー」です。
つい最近のニュースで、韓国のアイドルが飼っているフレブルにマンションのエレべーター内で咬まれた女性が敗血症で亡くなってしまった悲しい事件がありましたが、これもリードをつけて共有スペースである空間では抱っこしていれば防げたはず。
自宅では可愛い我がコでも、一歩外に出ると強面のコも多いフレブルは「猛犬」のイメージを持たれることも少なくありません。だからこそオーナーさんがしっかりとルールを教えることで、誰からも愛されるワンコに育っていくのです。
おわりに
フレブルと暮らす人のライフスタイルは様々。オウチルールで迷った時にはインターネットやしつけ本をいったん閉じて、目の前の愛ブヒを見つめてみて。このコとどう過ごしたいのか、どんなことを覚えて欲しいのか。して欲しくないことや危険なことは何か。その答えを知るのはアナタだけ。だからこそオウチの数だけルールが存在するのです。犬にとって危険な食材を食べさせるといった確実にNGなことを除けば、ブヒとの暮らし方に関するルールはアナタ次第。だからどうか焦らず迷わず、アナタなりのルールブックを愛ブヒと一緒に作っていってくださいね。
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