2024年2月22日1,179 View

最近の犬界事情。犬と人間のふたり暮らしが増加中!

ソロ活やおひとり様が当たり前になってきた今、統計局の調査によれば日本の単独世帯は29.5%に上るそう。この割合は今後さらに上昇する予測らしく、確かに筆者の周囲にも愛ブヒとのふたり暮らしを楽しむ友人が多数いて、みんな思い思いのフレブルライフを過ごしています。ブヒとのふたり暮らしの利点は、何より身軽だし、お互いに支え合いながらふたりのペースで暮らしていけること。ただ、もしオーナーさんの身に何かあれば、たちまち窮地に陥る可能性もある。ひとりと一頭で暮らすおうちが少なくないからこそ、改めてふたり暮らしのセーフティーネットを考えておく必要があると思うのです。

信頼できる場所とプロを見つけておく

フレンチブルドッグ,2人暮らし

namaki/Shutterstock

 

人生って何が起きるかわからない。

 

今日は元気に過ごせても、もしかしたら明日風邪を引いて寝込むかもしれないし、入院したり数日間動けなくなる可能性はゼロじゃない。

 

それに様々な事情や用事で数日間家を空けることもあるでしょう。

 

そんな時、一緒に暮らす人がいれば愛ブヒのお世話を安心して任せられるけれど、そうじゃなければ一体どうすれば良いのか。

 

これはペットとふたり暮らしをする人がぶち当たる大きな壁です。

フレンチブルドッグ,2人暮らし

ELENA-PETRUNEVA/shutterstock

 

この壁を乗り越えるには、信頼できる動物病院やペットホテル、ペットシッターさんを探しておく必要があるでしょう。

 

もちろん近くに住む友人に頼むのもひとつの案だけど、2、3日ならともかく、日数が長くなると相手の仕事や生活を考えれば頼みにくいなと感じるのが正直なところではないでしょうか。

 

その点ペットホテルを併設している病院やペットシッターさんなら、それが仕事なので気を遣うことなくお願いできるし、動物のプロなので安心感もありますよね。

フレンチブルドッグ,2人暮らし

Olga Aniven/Shutterstock

 

筆者の友人は愛犬とふたり暮らしですが、パピーの頃からペットトレーナーさんに慣れさせ、仕事で数日間留守をする際はトレーナーさんの家で預かってもらっています。

 

友人の愛犬は慣れ親しんだ場所だからまるで親戚の家のようにくつろいで過ごしているそうで、友人が入院する必要があった際、「預かりに慣れさせておいてよかった」と心底思ったそう。

 

確かに、どこかへ預けられることやオーナーさん以外に慣れさせておかないと、いきなり預けられたら大きなストレスになるはず。

 

そのために大切なのは日頃の練習なんですよね。

 

練習させることは必要経費

フレンチブルドッグ,2人暮らし

Oyls/Shutterstock

 

例えば在宅ワーカーさんや出張がない仕事をしていると、特に家を空ける予定はないのに、練習のためだけにペットシッターさんやペットホテルを利用するのはかわいそうだし無駄に感じるかもしれません。

 

預けるにもそれなりに費用がかかるので、それって勿体なくない? なんて思うのは当たり前。

フレンチブルドッグ,2人暮らし

Gryllus-M/shutterstock

 

ただ、仕事で留守にすることがなくても、それこそ入院したり、離れて暮らす家族に何かがあって駆けつけないといけないなど、愛ブヒを同伴できない状態で数日間離れ離れになってしまう可能性は大いにあるのです。

 

それにこれだけ災害が多い日本では、被災してペットを一時他所に預け、自らの生活の再建を図ることが必要になることだって起こるかもしれない。

 

もちろんこれらは起きないに越したことはないけれど、そういう「もしも」に備えておくのはとても大事。

 

それが単独世帯ならなおさらです。

フレンチブルドッグ,2人暮らし

Olga Kri/Shutterstock

 

昨今はフレブルはじめペットを迎えたらペットの健康保険に加入するのが一般的だけど、「もしも」に備えるという意味では「預かり練習」も同じ。

 

何かの時に備えるための必要経費と考えて、普段からペットシッターさんやホテルに預ける訓練をしておきましょう。

 

また、特にペットシッターさんなどは日頃から利用していないと愛ブヒとの相性もわからないもの。

 

シッターさんに頼む場合は、愛ブヒとの相性が良いシッターさんを探しておく必要があるのです。

 

もちろん、近所の友人も大事

フレンチブルドッグ,2人暮らし

Lapina/Shutterstock

 

ペットシッターさんやホテルに預けるほどではないけれど、帰宅が遅くなるからお散歩やご飯をお願いしたい、ちょっと様子を見に行ってほしいなんてことは割とありますよね。

 

予想外に仕事で帰宅が遅くなったり、出先で地震があって留守番中のペットの様子が気になったりするのは日常によくあること。

 

そんな時に頼りになるのは、やっぱり近所に住む友達。

フレンチブルドッグ,2人暮らし

Job Narinnate/Shutterstock

 

筆者も犬を通じて仲良くなったご近所の友人とは、何かあれば様子を見に行く約束を交わし、友人の体調が悪い時は散歩を申し出たりスープを玄関先に届けることもあります。

 

逆に、筆者がひとりの時に愛ブヒの体調が悪くなり病院へ駆け込む必要があったときは、慌てている状態だと運転は危ないからと車で送ってもらった経験も。

 

持ちつ持たれつではないけれど、お互いにいざという時に頼れる存在が近くにいるのは本当にありがたいこと。

フレンチブルドッグ,2人暮らし

Robyn-May/Shutterstock

 

なかにはご近所との関わりを面倒に感じる人もいるかもしれないけれど、犬を通して仲良くなり、親友になることだってあるのです。

 

遠くの家族より近くの他人、という言葉があるけれど、愛犬に何かあればすぐに駆けつけてくれる友人は、愛犬と暮らすうえで欠かせない存在なんですよ。

 

おわりに

フレンチブルドッグ,2人暮らし

 

人間ってひとりで生きているようで周囲に助けられていることがたくさんあるし、愛ブヒという守るべき存在がいる場合、それはなおのことです。

 

どのペットオーナーさんでもそうだけれど、ひとりと一頭暮らしの場合、もし自分の身に何かが起きればすぐに助けが必要になります。

 

だからこそ、日頃からの備えや人間関係を大切にしてくださいね。

 

 

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