命の危険も…春の散歩は犬を狙う『アイツ』に要注意!
ポカポカ陽気の春の日は、愛ブヒとのお散歩も心なしか足取りが軽くなりますよね。ふと足元を見てみれば、まあるいお尻をソワソワと揺らしながらフレブルたちも春のお散歩を楽しんでいる様子。これからの時期は愛ブヒとお花見に繰り出したりピクニックに出かける人も増えるけれど、春の陽気に誘われて危険な生物たちも活動をし始めるのです。動くものや見慣れないものを見るとつい手や口が出ちゃう好奇心旺盛なフレブルたちが怪我をしないよう、春の虫や生き物には要注意なんですよ。
都市部でも遭遇する危険な虫たち

yhelfman/shutterstock
お散歩中に、いやむしろ生活していくうえでなるべく虫とは遭遇したくないと思う人が大半かと思いますが、残念なことに春先の散歩で虫と出会わない方が稀。
公園などの木々がある場所以外、例えば都市部の街路樹なんかにも危険な虫たちは生息しているのです。
危険な虫の代表格はスズメバチですが、春は女王蜂が巣作りを行う時期なので蜂との遭遇率がぐんとアップ。
スズメバチにも種類があるけれど、都市部や市街地に多数生息し、実際に刺される被害が最も多いのがキイロスズメバチです。
キイロスズメバチの攻撃性は高く、民家の屋根裏や軒先に巣作りすることも。
目の前を飛んでいる蜂にフレブルが興味を示して追いかけようとすれば、蜂を刺激してしまい刺さることもあるのでご用心を。

YuryKara/shutterstock
そしてもう一種類、危険なのがチャドクガという蛾の仲間。
5月と6月、8月から9月の年に2回発生する虫ですが、何が怖いかというと表面を覆っている毛そのものに毒があること。
この毛に触れるとかぶれや痒みを引き起こし、風で飛来した毛に触れても痒みが出るため、チャドクガがいない場所でも被害に遭います。
チャドクガの幼虫の毛虫はツバキ科の植物が大好物なので、春先から夏にかけてはツバキ科の植物にはあまり近寄らせないように。
街路樹や公園にはツバキ科の植物が植えられていることが多いので注意が必要です。
海辺で遭遇する危険な生き物

Ogovorka/shutterstock
海沿いの砂浜をのんびり愛ブヒと歩くなんてとても絵になる光景ですが、春先の海岸には超絶危険なヤツが現れます。
その名は「カツオノエボシ」。
日本では本州の太平洋湾岸でよく見られるクラゲで、別名は電気クラゲ。
約10cmほどの大きさの透き通ったブルーの浮き袋を持つのが特徴で、砂浜に打ち上げられていることが多いです。

Postmodern Studio/shutterstock
10cmほどのサイズでブヨブヨとした不思議な形状で転がっているので、フレブルにとってはおもちゃのように見えるかもしれません。
が、長いものでは30cmにもなるその触手には強力な毒があり、電気クラゲと呼ばれるだけに刺されると電気ショックを受けたかのような激しい痛みを感じます。
激痛は長く続き、刺された箇所は炎症を起こしてひどく腫れ上がるのも特徴。
もしカツオノエボシに刺されたらすぐに医療機関を受診する必要があります。
さらに、カツオノエボシは死んでからも毒は消えません。
触れることで毒を発する仕組みになっているので、砂浜に転がっていても絶対にフレブルが近づかないようにご注意を。

Cream French Bulldog standing on the wet sand shore
また、日本の沿岸域に広く生息しているアカエイというエイも尻尾に強力な毒を持っており、砂地に潜っているためうっかり踏んづけて刺される事故が後を絶ちません。
そのため砂浜を散歩する際は、水際の砂地などはなるべく避けた方が無難ですよ。
山で遭遇する危険な生き物

Kittibowornphatnon/shutterstock
フレブルと一緒に本格的な登山をするという人はあまりいないかもしれないけれど、ハイキング感覚で近くの山だったり低い山に遊びに行くことは結構あるかと思います。
山で遭遇する危険な生き物の代表格は、やっぱり熊や猪。
最近は市街地でも出没することが増えていますが、愛ブヒが本能的に飼い主を守ろうと飛びかかったりするのを想像しただけでも肝が冷えますよね。
熊の被害を避けるには、何よりも遭遇しないこと。
例えば山道で熊の足跡や糞、子熊を見かけたらすぐに退散し、熊の活動時間帯である朝と夕方の入山は避けること。
猪の場合は逃げると追ってくる性質があるので、ブヒを抱えて背中を見せずに目を合わせたままゆっくりと後退しながら退却してください。

Kittibowornphatnon/shutterstock
もちろん、熊や猪はどこでも遭遇する生き物ではないけれど、一方で日本中に生息するヤバい生き物がヘビ。
北海道や一部の離島を除く全国に生息するヤマカガシ、そして沖縄を除く全土に分布しているマムシが毒ヘビの2トップです。
いずれも水辺を好むため川や湧き水のある場所、田んぼの近くなどにいて、噛まれるとかなり危険。
ヤマカガシはトラ柄のような黒と赤の市松模様、マムシは黒い線の上に縦長の目と三角形の頭を持つのが特徴です。

Zanna Pesnina/shutterstock
ヘビの被害を避けるには登山道以外の藪の中や草むらに踏み込まないこと。
ヘビの方から襲いかかってくることはありませんが、手を出すと噛まれる恐れが十分にあります。
もし遭遇した場合は近づかずに2mほど距離をとってその場から去るようにしてくださいね。
おわりに

NOVGORODEC/shutterstock
散歩時やお出かけ先で危険な生き物に遭遇した場合、すぐに正しい方法でその場を立ち去るのが一番の防御策。
フレブルにとってはどの虫や生き物が危ないかがわからないため、普段行かない場所に愛ブヒとお出かけする際には、その場所にどんな生き物がいるのかを事前に調べておくのがおすすめです。
こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
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