まさにきょうだい!犬と子どもの暮らしで大事なこと
お子さんと愛ブヒと一緒に暮らすフレブルオーナーさんは多いけれど、お子さんが小学生くらいになると自分でもフレブルのお世話をやりたがることがあると思います。子どもにとっては兄弟や姉妹のような存在かもしれないフレブル。それにパパやママがお世話をしているのを見ていると、自分でもやってみたくなるのかもしれませんね。けれど、どこまで子どもに任せても大丈夫なのでしょうか。
お散歩は必ず大人と一緒に

フレブルはじめ、犬たちのお世話で欠かせないのがお散歩です。
子どもにとっては「お世話=散歩」だと思っている可能性も多々ありますが、中学生くらいの体力や力があればともかく、小学生のうちは子どもだけでの散歩はNG。
引っ張られた勢いで思わずリードを手から離してしまうこともあれば、愛ブヒに注意を向けることで他への意識が散漫になり、交通事故などに遭う危険性も高め。
子どもとフレブルだけでの散歩は両者にとってリスクがいっぱいなので、お散歩は必ず保護者や大人が同伴しましょう。

Banana Images/Shutterstock
なお、一緒に散歩している時に「リードを持ちたい!」とせがむ子どももいるはず。
しかし、大人がついていても、リードが離れた瞬間に愛ブヒが走り出すと確保するのはなかなか大変です。
フレブルはああ見えてとても足が速くてすばしっこいですからね。
なので、リードはもう少し大きくなってから。
「今は散歩の練習をしよう」と伝えて、お散歩中のマナーや気をつけるべきポイントなどを一緒に歩きながら教えてあげると良いと思います。

Anna Ipatjeva/Shutterstock
ときどき小型犬をひとりで散歩させている小学生くらいの子を見かけますが、犬は制御できていてもうんちを拾わなかったり、マナー袋そのものを忘れて散歩していたりするのをわりと目にします。
お散歩で大事なのは安全がもちろん一番だけれど、マナーも同じくらい大切。
その辺りのことまでできる年齢になるまでは、お散歩を子どもたちだけに任せるのはNGですよ。
見ている場所でならOKなお世話

Tienuskin/Shutterstock
子どもとひと口に言っても年齢の幅が広いけれど、ここではまだ小さい子どもにもできるお世話を考えてみたいと思います。
まず、おやつをあげること。
保護者が愛ブヒにあげて良い量のおやつを渡し、ブヒの歯が指に当たらないように「手の平におやつを乗せて差し出す」という、正しいあげ方を教えてあげれば大丈夫。
ほかには、スキンシップも大切なお世話のひとつ。
優しく毛並みに沿うように撫でる方法や、最初はブヒの顔の上からではなく顔の下から手を差し出すことも含めて、実演しながら撫で方をレクチャーしましょう。

DoublePHOTO studio/Shutterstock
触れあう姿はとても微笑ましいですが、多くの犬にとって、実は子どもは苦手な存在です。
なぜなら、予測不能の動きをしたり高く大きな声を出すことが多いから。
また、後から子どもが生まれた場合、その子はブヒにとってはライバルのようなもの。
子どもは力加減などもわからないため、場合によってはフレブルが痛い思いをすることもあるでしょう。
なので、お世話やスキンシップは正しい方法を教えながら、かつ大人の目の届く場所で行うことが、どちらも怪我をしないためのポイントです。
そこそこ成長した子どもでも夏は注意を

Olga Kri/Shutterstock
小学校高学年くらいの子どもであれば、できるお世話の範囲もかなり広がると思います。
中学生にもなれば、きっとお散歩だって大丈夫。
ただ、これからの季節に気をつけてほしいのが気温。
もうすでに夏日が続出している地域もあるけれど、子どもは大人ほど愛ブヒの温度管理に敏感ではないことが多いです。
多少暑くても元気に外に駆け出す子どもたちにとって「どのくらいの暑さ」がフレブルにとっては命取りになるかを把握していない場合も。

Banana Images/Shutterstock
お散歩中に公園で友達に会って少し話すつもりが長くなり、気づけばすっかり気温が上がってブヒはヘトヘトなんてこともありえる話。
「自分が大丈夫だからフレブルも大丈夫だろう」と過信しがちなのも、子どもにとってのあるあるでしょう。
これから暑くなる季節に向けて、フレブルにとって「暑さがどのくらい危険なことなのか」を徹底して教えてくださいね。

TonieDesign/Shutterstock
あと、自分が食べているお菓子をついあげてしまう子も中にはいますが、人間のお菓子にはチョコレートが使われているものが結構あります。
小学校低学年くらいだとチョコレートはダメだと知ってはいても、スナック菓子にチョコが少しついているくらいなら意識せずあげることも。
人間用のお菓子はブヒにあげないように言い聞かせることも大事です。
おわりに

Tienuskin/shutterstock
お世話をしたがる子どもを見ると微笑ましい気持ちになるけれど、場合によっては悲しい事故が起きてしまわないとも限りません。
お互いが良い関係でいられるように、まずは一緒に愛ブヒのお世話をしながら、正しい接し方やケアの仕方などを覚えてもらいましょう。
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