フレブルライフ、リターンズ! 2代目を迎えた今の気持ち
私事になり恐縮ですが、この度2代目となるフレブル、楽太郎が我が家にやってきました。先代の愛ブヒ、大福を虹の橋へと送ってから約10ヶ月の間、家の中はなんだか静かでいつもより時間を持て余す日々。そんな時に大福の血縁の子が生まれたと5月に連絡が入ったのです。すぐに見学に行き迎えることを決め、そこから涼しくなるまでの期間はブリーダーさんの元で親兄弟とたくさん遊んで過ごさせてもらっていました。そしてついにお迎えの日。緊張する私たち夫婦と、きっと私たち以上に緊張しているであろう小さな楽太郎。このまあるい温もりを再び抱きしめた時、やっぱり人生にはフレブルが必要だと、強く確信したのです。
とーちゃんの功績
我が家の住まいは大阪。
先代ブヒからお世話になっているブリーダーさんは高知県。
その距離車で飛ばして約5時間と、決して近くはありません。
だからお迎えを決めて以降も頻繁に会いに行けるわけではありませんでした。
が、それを覆した男がいたのです。
それは筆者の夫で、四国への出張にかこつけてはかなり頻繁に楽太郎に会いに行っていました。
また今週も行っているのか…。
仕事の都合もありなかなか会いに行けない筆者は少し呆れつつそう思っていたのですが、いざお迎えの日が来ると夫の頻繁な通い愛がめちゃくちゃ功を奏したのです。
なぜなら、楽太郎にとってとーちゃんとなるおじさんは、もう知らない人ではなくなっていたから。
通常、ブリーダーさんやペットショップからブヒを迎える場合、多くの人はほぼ初めましての状態で自宅へ連れ帰ると思います。
けれどフレブルの立場になってみれば、見ず知らずの人にいきなり攫われるようなもの。
なので不安が大きく、なかなか落ち着かず夜泣きをしたりすることも多いでしょう。
先代ブヒを迎えたときはそんな状態だったので、連れ帰り我が家に慣れるまで、という以前に、私たち初見の人間に慣れるまで相当に戸惑っていたのだろうと今はわかります。
けれど今回は夫が足繁く通っていたおかげですんなり抱っこされ、車内で大いびきをかますほどの心許しっぷりでした。
何度も通うのはなかなか難しいかもしれませんが、筆者宅のように迎えることを決めてから実際に迎えるまでに日数が空く場合、その間にも顔を出し、ブヒに自分を覚えてもらうことはとても大事だと痛感した次第です。
いろんな面でゆとりが生まれる
10年前に初めてフレブルを迎えた時、筆者は軽く育犬ノイローゼに陥りかけました。
子供の頃から何頭もの犬たちと暮らしてきたにも関わらず、です。
それには以前の愛犬を見送って初めてフレブルを迎えるまでに長年のブランクがあり、その間に犬との暮らし方が大きく変化したことも一因。
完全室内飼いでずっと一緒に過ごすのが当たり前で向き合う時間が長く、デリケートな犬種だからと必要以上に神経質になっていました。
あちこちにされるオシッコに辟易し、日に何度も洗濯していたのも疲れ果てた一因でしょう。
けれど今回、そんなことはもう経験済み。
トイレトレーニングが終わるまでの粗相も想定内なので、ラグは量販店の安価ですぐに洗えるものに敷き替え済み。
人間も2人目以降は長子より子育てが雑になると聞きますが、こちらも慣れもあって神経も太く逞しくなっておりました。
何より、しつけやお世話に手がかかるパピー期は決して長くはないことを知っています。
こうした精神的なゆとりはもちろんですが、すでに自宅が犬と暮らす仕様になっていることや、先生をよく知っている動物病院があること、ペット保険の知識があったり、気をつけるべきポイントをわかっているのも大きいです。
命を迎えるという責任の重さは同じですが、2頭目ってこんなに肩の力を抜いて自然体でお迎えできるんだ。そう感じたことが今回の大きな発見でした。
2代目ブヒをお迎えするかどうか迷っている方。
その迷う理由がパピー期のお世話の大変さなら、意外とすんなりクリアできるかもしれませんよ。
心強いブヒ友がいてくれる
先代ブヒを迎えたての頃は、今ほどフレブルを愛犬に選ぶ人は多くありませんでした。
お散歩でよそのブヒに会うことも珍しく、フレブルオーナーだからこそ知り得る情報を求めてあちこちのイベントに参加したことを覚えています。
イベントやSNSを通じて知り合い、先代ブヒが繋いでくれた絆は今も健在。
そしてご近所にも、先代時代から仲良くしているワンコオーナーがたくさんいます。
2代目はそれらの人間関係を丸ごと引き継ぐので、お散歩デビューのその日から仲良く接してくれる人に囲まれるわけです。
こんなふうにブヒ友や犬友がすでにいることは大変心強く、情報交換や心配事を相談できるのはとてもありがたいですね。
初めてのフレブルは言うなれば何もかもゼロからのスタートですが、2頭目以降は先代からの縁や知識などを全て引き継げる。
それも「正直こんなに気楽だとは思っていなかった」と感じる所以なのでしょう。
それに、フレブルと暮らすことがどういうものかを自分たちが経験しているので、その楽しさや喜びを再び味わえることの方が、大変さよりもずっと大きい。
またあの賑やかな日々が始まるのだというワクワクは、どんな困難にも打ち勝つパワーがあるのです。
おわりに
そんなこんなで再び始まった筆者のフレンチブルドッグライフ。
早くも我が家で抜群の存在感を発揮している楽太郎とともに、わちゃわちゃとした日々が始まっています。
大福を見送った時、こんなに辛い思いをするならもう犬を迎えるのはよした方がいいのかもと考えたこともあったけれど、やっぱりフレブルのいる毎日は最高ですね。
人生でフレブルと出会えた強運の持ち主の一員として、これからもフレブルライフを満喫する所存です。
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