2017年12月29日3,963 View

フレブルに告ぐ!年末年始のしおり

も〜い〜くつ寝ると〜♩そう、お正月がやってきます!クリスマスにお正月と華やかなイベント満載の年末年始は、大人になってもなんだか心が踊りますよね。そんな飼い主の気持ちを感じるのか、心なしかフレブルたちもペチャなお鼻をスンスンさせて浮かれているように見えちゃう気が…(いつもかしら?)。とはいえ、人間でもついタガが外れがちなこの時期は、我々飼い主のライフスタイルを見て育つフレンチブルドッグにとっても危険なシーズン。だって飼い主さんもやってるよ?とばかりに夜更かししたり食べ過ぎたりと、意外に落とし穴が多いのがクリスマスからお正月にかけてなのです。

その暴飲暴食、マネしちゃうかも!

フレンチブルドッグ里帰り

Odor Zsolt/shutterstock

チキンやおせちに色とりどりのご馳走と、年末年始の食卓は普段よりもちょっぴり豪華。ついつい愛ブヒにもスペシャルディナーのおすそ分けをしたくなるけれど、もちろん食べさせすぎはNGです。

 

もともと食欲旺盛なフレンチブルドッグは食べることが大好き!それゆえに肥満になりがちなコが多く、肥満になると腰や足に負担がかかって結局はブヒ自身が苦しい思いをすることに。

 

我々人間にはお正月太りなんて言葉があるように、オーナーと同じようにご馳走ばかりを食べていたらフレブルたちもしっかりお正月太りしちゃいますよ。

 

とはいえ、愛しのフレンチブルドッグだって大切な家族の一員。少しはお正月気分を味わわせてあげたい!そこで、茹でたササミや赤身の牛肉を塩胡椒せずに焼いたステーキなど、脂肪が少ない食材を選んで普段のフードにトッピングするなどを試してみては?

 

また、気をつけたいのが私たちが食べているご馳走をひと口だけ…とおすそ分けすること。

 

人間用の食事は塩分が多いためワンコには不向きなうえ、一度こうして人間の食事をもらうことを覚えると食事のたびにおねだりするようになってしまう癖がつくことも。

 

最近では愛犬用のおせちなども販売されているので、お正月にご馳走を食べさせたいならそういったフードを利用するのも良いのではないでしょうか。

 

ああ、もうお昼だワン

フレンチブルドッグ里帰り

Ezzolo/shutterstock

普段はある程度お散歩の時間や食事の時間が決まっていても、お正月休みの期間中は昼夜が逆転したり、夜中までワイワイ盛り上がってしまい起きたらもうお昼?!なんてことになりがち。

 

これは人間だけの場合は問題ないけれど、ワンコは自分の体内時計である程度の時間感覚を覚えているもの。例えばいつもお散歩に行く時間になるとソワソワする、食事の時間になるとフードボウルの前に移動する、などの行動がこれにあてはまりますが、このリズムを乱さないよう、出来るだけいつも通りの生活を飼い主側が送ることが大切です。

 

ワンコにとってはリズムが狂うことで休むべき時間にゆっくり休めなかったり、空腹やトイレを我慢することになったりとデメリットばかり。人間でも一度狂った生活リズムを本来のものに戻すのはひと苦労ですが、自分で食事の用意ができないワンコにとっては大幅に食事の時間が変わることもストレス要因となりえます。

 

フードは自動給餌器を活用すれば決まった時間にあげられますが、お散歩はそうはいかなので、可能な限りは普段通りの時間に行くようにしてあげてくださいね。

 

帰省中はここに注意!

フレンチブルドッグ里帰り

PeterVandenbelt/shutterstock

フレブルオーナーの中には愛ブヒを連れて実家に帰省するご家族も多いでしょう。すでに何度も帰省を経験して帰省先のお家を「第二の我が家」とばかりにすっかり慣れているブヒもいれば、このお正月が生まれて初めての帰省になるコもいるのでは?

 

ブヒにとっては初めての場所は緊張するもの。いつも過ごしているお家とは違う匂いや音がする環境は、自分のテリトリーに敏感な犬にとって予想以上にストレスフル。

 

そんな不安を和らげるために、帰省や旅行の際には愛ブヒが普段使っているブランケットなど、自分や家族の匂いがついた“安心できるもの“を必ず荷物に追加して。

 

また、いつも食べているフードやおやつも持参し、出来るだけ普段に近い状態をキープすることもストレスを軽減させるコツです。

 

なお、帰省先で気をつけたいのが絶対に迷子にさせないこと。犬にとって土地勘のない場所で飼い主とはぐれてしまうことはとてつもない恐怖なうえ、飼い主側もどこを探せば良いのかわからず途方に暮れてしまいます。

 

帰省や旅行に行く際は必ず迷子札を装着し、リードを離さないようにいつもより念入りに注意してくださいね。最近は高速道路のサービスエリアにドッグランが併設されていることもありますが、そういった場所で遊ばせる際にもブヒから目を離さないようにしましょう。

 

おわりに

愛すべきフレンチブルドッグと一緒に楽しい年末年始を過ごすには、オーナーである私たちにもちょっとした注意が必要。ともあれ、大好きな家族とべったり一緒に居られるのはブヒにとってこのうえない喜びです。毎年ブヒと年越ししている人も、初めてブヒと新年を迎える人も、どうぞハッピーなホリデーシーズンをお過ごしくださいね!

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