2025年2月23日2,829 View

今年もやってきた!フレブルのための花粉対策

昨今の天気予報を見て震えています。え、何に震えているかって? それはズバリ、今年の花粉予報にですよ。なんでも今年は1月の気温が高かったこともあり、すでに花粉が飛び始めているそうで、しかもその量たるや昨年よりもかなり多いとの予測がされているのです。通りで筆者の鼻も常にズルズルなわけですわ…。さてさて、以前から犬にも花粉症があるとお伝えしていますが、フレブルたち犬も人間同様にある日突然花粉症を発症することがわかっています。つまり、去年までは大丈夫だったからと油断は禁物なんですよ!

犬の花粉症とはどんなものなのか

フレンチブルドッグ,花粉

Patryk Kosmider/shutterstock

 

私たち人間にとっての花粉症といえば、代表的な症状がくしゃみや鼻水、目の痒みなど。

 

フレブルも花粉症に罹ると同じような感じかしらと思いがちですが、犬の場合はくしゃみや鼻水という症状はもちろんゼロではないものの、より顕著に現れるのがアレルギー性皮膚炎なんです。

 

耳や皮膚が赤くなったり発疹ができたりと、くしゃみなどがなければそれが花粉によるものか、それともフレブルに多いとされている皮膚トラブルなのかの見極めが難しいところ。

 

花粉症かどうかを見極めるポイントとしては、耳、目や口、鼻の周辺、指先や指の間など、主に体の先端部分に赤みや発疹があるかどうか。

 

それに季節的なもの(花粉が飛来する時期から急に症状が出た)ものかどうか、目ヤニや鼻水が普段より多いかどうか、しきりに顔や体を痒そうに掻きむしるかどうか、など。

 

くしゃみを繰り返すようなら分かりやすいですが、今の季節から上記のような仕草や症状が出始めたらまずは花粉症を疑うべし。

フレンチブルドッグ,花粉

Tienuskin/shutterstock

 

今から5月頃まではスギやヒノキの花粉が飛散する時期で、夏になるとイネ科の植物の花粉が飛散はじめます。

 

イネ科の植物の花粉は重くて飛びにくいという特徴があるものの、実は散歩コースなどによく生えているので、普段のお散歩で接しやすい植物なんですね。

 

また、フレブルは花粉症になりやすい犬種に挙げられているため、現在症状が出ていなくても注意は必要。

 

オーナーさんが花粉症でなければあまり花粉情報は気にしないかもしれませんが、フレブルオーナーであれば自分が花粉症でなくとも愛ブヒのために毎日の花粉情報は把握しておくに越したことがないですよ。

 

愛ブヒの花粉対策って?

フレンチブルドッグ,花粉

Tienuskin/shutterstock

 

花粉ってなかなか目に見えづらいけれど、世の中に相当数の花粉症の人がいるためか、これからの時期の天気予報ではかなりの確率で花粉情報が発信されています。

 

どのくらい飛散量が多いのか、どの種類の花粉などかを詳細に報じているニュースもあるので、まずは自分の暮らすエリアの花粉情報のチェックを日課に。

 

気象条件によって花粉の飛散量が多い時間帯は異なるものの、一般的には昼前後や夕方の18時前後に多く飛散すると言われています。

 

気温の高い日や湿度が低い日、風の強い日、それに、雨降りの翌日の晴天の日も花粉は多く飛散します。

 

もし愛ブヒに花粉症の症状らしきものがある場合、こんな気象条件の日はお散歩を控えるのも愛ブヒを守ためには必要な判断です。

フレンチブルドッグ,花粉

Maximillian cabinet/shutterstock

 

また、普段裸で過ごしているフレブルも、皮膚に直接花粉が付着しないよう散歩時には1枚お洋服を着せるのもおすすめ。

 

その際は帰宅したら家の中に入る前に洋服を脱がせ、自宅内に花粉を持ち込まないようにお気をつけくださいね。

 

散歩後は濡れタオルなどで愛ブヒの顔や体、指先までをしっかり拭いて花粉を落とすこともお忘れなく。

 

ちなみに愛ブヒの散歩後のケアがいくら万全でも私たちオーナー自身にも花粉は付着しているので、自宅に入る前に服や髪についた花粉を払い落とすのもマストなんです。

 

ちなみに、筆者の愛ブヒは草むらが大好きなのですが、公園や川の土手などには花粉症の原因となるイネ科やキク科の植物がたくさん自生しています。

 

そのため花粉の時期は草むらを避けて歩くことも大切です。

 

あると便利! 花粉対策グッズ

フレンチブルドッグ,花粉

VDB Photos/shutterstock

 

正直、花粉の時期は長いです。

 

それに、これから春先にかけては愛ブヒとお出かけするのにももってこいの気候。

 

それなのにその期間ずっと花粉を避けるため家に篭りっぱなしなんてつまらないですよね。

 

そんな時に役立つのが、愛ブヒを花粉から守る様々なグッズたち。

 

例えば花粉がつきにくいツルッとした素材のウエアや、外遊びの帰りにさっと顔や体についた花粉を拭えるウエットティッシュやブラシなどです。

 

ペット用ウエットティッシュの中にはシャンプー代わりになるウエットシートも多く、外でもさっと使えるミトン方など使い勝手の良い商品が多数発売されています。

 

また、散歩前にグルーミングスプレーをボディに噴射しブラッシングしておけば、静電気を抑えられるので花粉を付着させにくくすることも。

 

すでに花粉症らしき症状が出ているブヒの場合は目を保護するゴーグルなどの投入もおすすめ。

 

ペットウエアにも花粉対策と銘打っている素材のものがあるので、こういった対策グッズを上手に取り入れ、せっかくの季節も外遊びを楽しめるといいですよね。

 

 

こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。

「誰!?」散歩してくれてる人が飼い主じゃないことに気がつき、二度見するフレブル【動画】

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