2018年2月13日14,865 View

寒波到来!フレブルの防寒対策を考えよう

4年ぶりに東京で雪が積もったり北陸の大雪で交通が麻痺したりと、何かと寒さと豪雪の話題が多いこの2月。ニュースでは連日「最強寒波」のワードが多発しているけれど、いったい何度“最強”がやってくるの〜!?

とはいえ、寒さに負けていられないのがフレンチブルドッグオーナーの私たち。遊びが大好きな彼らは寒かろうが冷たい風が吹きつけようが、早く早く!とばかりにお散歩をおねだりします。中には「あ〜、今日は散歩いいっす…」みたいな顔で外に出たがらないコもいるようですが、大半のフレブルはアクティブ派なのではないでしょうか。

ただ、フレンチブルドッグは寒さに強い犬種ではないため、この寒波を乗り切るには工夫が必要。そこで今回はフレンチブルドッグに必要な防寒対策を中心にお届けします。

ブヒは喜び庭駆けまわ…らない…

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童謡に登場するワンコは雪が降ると喜んで庭を駆け回るようですが、実際はコタツ大好き♡ストーブの前を死守!というフレンチブルドッグの多いこと。

 

そもそもフレンチブルドッグは東京と同程度の気温だとされるフランス原産の犬なうえ、ダブルコートの被毛を持つ犬種です。そのため冬の寒さにはそこそこ強いような気もしますが、短毛種であるフレブルはズバリ寒さには強くありません。

 

同じく短毛種に分類される柴犬と比較すると分かりやすいですが、ひと口に短毛といっても、柴犬のみっしりと体を覆うモフモフの毛と比べてみると、毛の長さや密度には圧倒的な差があります。そのため、ブヒが自前の毛皮だけで寒い冬を乗り切るのは厳しいかも。

 

もちろん暖かな室内では問題ないものの、外遊びの際の防寒対策は必須!フレンチブルドッグは普段からお洋服を着ているコも多いですが、寒い季節はアウターを重ねたりフリースなどの暖かな素材を選ぶのも大切。

 

とはいえ、フレブルの中にはお洋服が苦手で服を着せると歩かない、なんてコもいますよね。そんな時は首を通る太い血管を温めるスヌードやマフラーがオススメです。

 

スヌードはワンコ専用のものも売られていますが、首が太いフレブルには人間用サイズでもフィットするので、チェックしてみるのもおすすめです。

 

こちらの記事も参考にしてみてください。

>>【500円以下】人間用のスヌードがフレブルにぴったり!

 

ボクらだって足元から冷えるんだぞ

https://www.instagram.com/p/Be9b05jBsJb/?taken-by=yanagi_nico

人間は体の末端から冷えてきますが、これはワンコも同じ。実は犬にも冷え性ってあるのです。冷え性は末端部分に血液が不足することで起こるもので、筋肉量が少なかったり活動量が少ないワンコは特に注意が必要です。

 

それでなくとも、常に裸足でいることが多いワンコの足先は冷えやすく、散歩では冷えたアスファルトや冷たい雪の上をそのまま歩いていますよね。

 

最近ではケガや暑さ・寒さから肉球を守るために犬用の靴を履かせているオーナーも増えつつありますが、靴を愛用するワンコはまだまだ少数派。世間的にも「犬に靴?」と考える人はいまだに多いものの、デリケートな肉球を守るために靴は絶大な効果を発揮してくれます。

 

特に滑りやすい雪道を歩く機会が多いエリアで暮らすブヒや、ガラスの破片などが落ちていることの多い都心部で暮らすブヒにとって、靴は足を守るために積極的に取り入れたいアイテム。

 

おすすめは獣医師が監修して作った靴と靴下専門店「docdog(ドックドッグ)」から発売されている通年用の「マッドモンスターズ」や積雪時にぴったりな「スノーマッシャーズ」ですが、靴に慣れるまでは靴下などを使い、足に何か履いた状態で歩く練習をしておくとブヒが靴に慣れやすくなります。

 

こちらの記事もチェックしてみてくださいね。

>>雪が降る地域で「犬の靴」が必要なワケ〜塩カルは肉球の炎症を引き起こす〜

 

寒さのサインと冬の肉球ケア

フレンチブルドッグ寒さ

Model:@yanagi_nico(Instagram)

外出時の防寒対策に加え、もうひとつ気になるのが自宅内での寒さ対策。オーナーとブヒが一緒にいる時間はこまめに温度調節ができますが、留守番させる時間帯の暖房に困っている人もいるのではないでしょうか?

 

フレブルのお留守番時、火気を伴う暖房器具は当然NGとして、エアコンも乾燥するし電気カーペットなどはコードをかじって感電したらどうしよう…と心配は尽きないもの。

 

ただ、最近は電気を使わなくてもワンコの体温で暖かさが持続するマットなどが市販されているのでこういった便利グッズを活用したり、ケージ自体に毛布をかけて熱を逃がしにくくする、ケージの下に断熱材を敷いて床からの冷気をシャットアウトする、といったアイデアもあります。

 

なお、体が震えていたり普段より動かない、水を飲む量が減る、丸くなって寝る、などがブヒが寒がっているサイン。こういう様子を見せたときは部屋の温度を上げたり洋服を着せるなどして、部屋の中であっても寒さ対策を行いましょう。

 

また、冬の寒さで乾燥しがちな肉球は毎日のケアが肝心!肉球用クリームもたくさん発売されていますが、スーパーで手に入る「えごまオイル」がおすすめです。えごまはシソ科の植物で、血流改善やアレルギー対策にも効果があると言われているもの。

 

これなら舐めても安全なうえ、お鼻のカサカサにだって使えます。ヒトの体にももちろん良いので、普段の料理用にもぜひ取り入れてみて。

 

おわりに

2月は1年の中でも特に冷え込むシーズン。今年は次々と寒波がやってくることもあり、一旦寒さが緩んだからといって油断はできません。言葉をしゃべれないフレブルたちは寒くても我慢するしかないので、オーナーである私たちがしっかりブヒの寒さ対策を行って、厳しい寒さを元気に乗り切りましょう!

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