2018年3月14日13,935 View

ユナイテッド航空の事故〜飛行機のロッカーに閉じ込められて亡くなったフレンチブルドッグ〜

日本ではあまり見ることがありませんが、海外ではペットを連れて飛行機に乗る家族をよく見ます。SNSなどでも「愛犬と飛行機で旅行中」という投稿を見ることは珍しくありません。今回は、ユナイテッド航空の機内で起こってしまった悲しいニュースをお伝えします。

 

この記事のタイトルとURLをコピー

参考記事:Puppy dies after United flight attendant forces it to ride in overhead bin

まだ10ヶ月だったフレンチブルドッグ、避けられた悲しい死

フレンチブルドッグ飛行機事故

BEELDPHOTO/shutterstock

アメリカ時間、3月12日の夜。フレンチブルドッグオーナーのJune LaraさんによるひとつのFacebook投稿が、たくさんの愛犬家によってシェアされました。その内容は、あまりに悲しいものでした。

 

***

— 今日、わたしは人生で初めてユナイテッド航空の飛行機に乗りました。

途中、わたしたちのフレンチブルドッグ「Winston」にとてもよく似たフレブルを見かけました。彼は、母親と幼い女の子、それに赤ちゃんと一緒にいました。これからたくさんの犬やきょうだいたちと遊び、一緒に学び、ほかの多くの犬と同じように、この家族にたっぷりの幸せをもたらすはずのフレブルでした。

 

私たちは、そのフレブルを連れた家族の後ろに座りました。私は、子犬のすぐそばに座れるなんて、なんてラッキーなんだろうと思いました。しかし、私たちの乗っていたユナイテッド航空の便UA1284のキャビンアテンダントは、その無垢な子犬を、空気も水もない頭上のロッカーに入れるよう指示したのです。彼らはその子犬を、3時間もの間、なんの空気も入らないロッカーに閉じ込めておくよう命令したのです。彼らは、ペットの安全を保障すると言いました。ですから母親は、フレブルの入ったバッグを頭上のロッカーに入れました。

 

目的地に飛行機が到着したとき、キャリーバッグからは何の音もしませんでした。家族が名前を呼んでも、その10ヶ月のフレブルは動きませんでした。母親が蘇生を試みていたとき、私は赤ちゃんを抱いていました。その3分後、泣き出してしまった母親を見て、私も泣きました。もう、その可愛そうなフレンチブルドッグは亡くなってしまっていたのです。胸が張り裂けそうな思いでした。(中略)

 

その小さな子犬は、自らの命のために戦いました。飛行機が飛んでいる間、空気が尽きるまで鳴き続けました。家族は、125ドルを払って自分たちの大事なペットを目の前で殺されたのです。

今日、わたしは人生で最後にユナイテッド航空の飛行機に乗りました。

***

 

June さんの投稿はこちらです。

※リンク先には亡くなったフレンチブルドッグの画像があります

 

シェアされる記事と、キャビンアテンダントに対する嘆願書

フレンチブルドッグ飛行機事故

BEELDPHOTO/shutterstock

投稿の中にある「125ドルを払って」というのは、フレンチブルドッグの家族が正式な手続きをして愛犬を飛行機に持ち込んだということを意味します。また、実際のフライト時間は4時間を超えるものであったそうです。

 

Juneさんの投稿は、2日も経たないうちにおよそ15万の人たちにシェアされ、たくさんの愛犬家からのコメントがつきました。中には、今予約している複数のユナイテッド航空のフライトをすべてキャンセルしたという人も。

 

そして、乗客の愛犬が入っていることを知りながら、バッグをロッカーへ入れるよう指示したユナイテッド航空のキャビンアテンダントに対しては、解雇するべきだという嘆願書が作られました。(United Airlines fires Frenchie killer flight attendant

 

“Because this puppy was part of someone's FAMILY. He died needlessly, in a horrific and brutal way...all thanks to United's flight attendant being ignorant and negligent.”

 

この子犬は、誰かの家族だったんです。死ぬ必要なんてなかった彼は、恐ろしく残酷な方法で死んでしまった…。すべてはユナイテッド航空のキャビンアテンダントが無知で怠慢であったがために。

   —  Mary-Kathryn Tantum

 

“I WILL NOT EVER BOOK WITH THEM EVER AGAIN”

 

今後、何があっても絶対に[ユナイテッド航空の]飛行機を予約することはない。

   —  Jennifer Bussiere-Hanna

 

ユナイテッド航空はその後「ペットはいかなる場合も頭上のロッカーに入れられるべきではない。今回の事故について、家族へは心からお悔やみを申し上げます。これから、家族をサポートしていきたい」というコメントを出しています。

 

 

1頭のフレンチブルドッグが終えたあまりにも短い命。あまりにも単純なミスで起こってしまった事故。家族は「大事な犬が入っているんです」と最後までバッグをロッカーに入れることを拒んでいたそうです。今回のような悲しい事故がもう二度と起こらないよう、祈るばかりです。

 

こちらの記事も合わせてご覧になってみてください。

大型ハリケーンからペット・動物たちを救う【デルタ航空・ブロワード郡動物愛護協会】

いいなと思ったらシェア

この記事のタイトルとURLをコピー

おすすめ記事