フレブルもデトックスする時代!?ペットのホリスティックケア
寒い冬場はついついお家に引きこもってゴロゴロ。“食っちゃ寝生活”を満喫しているうちになんだか体調が優れない…なんて事ありませんか?例えばお正月明けに「七草粥」の日があるように、ご馳走の食べ過ぎなどで疲れた胃を休ませる習慣が日本には根付いていますよね。特に女性の間では美肌やダイエット、新陳代謝アップのためにデトックスをする人が増えていますが、実は最近ペット界でもデトックスやホリスティックケアなどが注目されているのです。なんだか人間顔負けだけれど、相棒が健康で健やかな心身をキープしていて欲しいというのはすべてのペットオーナーの願い。とりわけアレルギーや皮膚疾患が多いフレンチブルドッグにとって、そういった症状の改善に役立つとされているデトックスは気になるトピックスかもしれません。そこでペットの健康にまつわるサブジェクトを紹介していきたいと思います。
そもそもデトックスって何よ〜?

Vantage_DS/shutterstock
デトックスって確かに最近よく耳にするけど、実は意味がよく分からなかったりしませんか?
デトックスは日本語で言うところの「解毒」であり、体内に蓄積した毒素を排出すること。
この毒素とは、「老廃物」「日々食べる食物から摂る有害ミネラル」「環境ホルモンや大気汚染による有害化学物質」に分けられ、デトックスを行うことで知らず知らずのうちに体内に溜まっていった悪いものを排泄などによって体外へ出すことを指します。
そもそも生き物の体というのは、人間であれフレブルをはじめとするワンコ(ニャンコも)であれ、体に溜まった毒素を自然に排出する機能を持ってるもの。
その役割を担っているのが肝臓や腎臓であり、健康な状態であればこれらの臓器の活躍によって毒素は尿などになって体外へ出される仕組み。
ただ、肝臓や腎臓に過度な負担が掛かると毒素を外に出せなくなり、体調不良や皮膚のトラブルとなってしまうのです。
例えば尿の匂いや体臭が強い、湿疹が出る、涙焼けが酷いといった症状が頻繁に見られるなら、デトックスが必要だというサインかも。
アレルギーもそうですが、実はこれらの症状は日々のフードを改善することで劇的に良くなる場合が多く、その方法のひとつとして「ペットのデトックス」が注目されているのです。
デトックスってどうやってするの?

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私たちオーナーが手軽にできるブヒのためのデトックス方法ですが、まず基本的なこととして食事を見直すこと。
添加物の多いドライフードをやめ、肉や魚、野菜など酵素をたっぷり含んだ食材を中心にして。
次に、しっかりと水分を与え、腸内環境を整える食物繊維を意識して食べさせること。
最後に、適度に運動をさせてストレスを軽減させるのも大切です。
とはいえ、多忙なオーナーさんの中には手作り食はハードルが高いという人も多く、そんな場合は割高にはなるけれど市販のフードでも無添加無着色のものを選んだり、肝臓の働きをサポートする成分を多く含むブロッコリーや大根を茹でたものをトッピングするのがオススメ。
また、オメガ3系脂肪酸が多く含まれており、アレルギーの緩和や免疫力向上に効果があるアマニ油やエゴマ油をフードにひとさじ足すのも手軽で効果的です。
なお、人間の場合はプチ断食などとも呼ばれる「食べない日」を作るのもデトックスの方法としてメジャーだけど、もしペットにプチ断食をさせる場合は完全に食事を抜くのではなく、1食分を肉の茹で汁などに置き換える程度にすること。
食事を抜くと消化器官を休ませることができるものの、人間のように数日抜くのではなく、1食か2食までに抑えて。
その際はしっかり水分を摂らせ、元気な時を選んで行うことを忘れないでね。
ペットのホリスティックケアって何?

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ホリスティックケアとは、身体だけでなく心まで、つまり“全体”を総合的に見てケアし健康的な状態に導くこと。
例を挙げるなら、もし愛ブヒが足を怪我した場合、医学的な治療に加えてマッサージによる血流促進や傷の回復を早める食事、足を使わずにできる遊びでのストレス解消など、単に「医学的な傷の治療」にとどまらず、より広い視点で全体的なケアをする方法。
実はこのホリスティックケア、ペットのクオリティオブライフ向上に役立つと俄然注目を集めているのです。
最近はペットオーナーが学べるホリスティックケア講座なども増えていますが、ホリスティックケアには家庭でできることも多数あり、その代表格が食事とマッサージ。
ホリスティックにおける食事というのは、単に上質な素材のフードという意味ではなく、愛ブヒの年齢や食の好みに合わせ、栄養だけでなく気持ちの満足度も高い食事のこと。
寒い時期ならフードを火傷しない程度に温めるなど、ほんのちょっとした事でも相棒の満足度は上がるのです。
一方のマッサージは、愛ブヒの体を労わるだけでなく重要なスキンシップの手段にもなり、くまなく体に触れる事で腫れやできもの、触ると痛がる箇所といった病気や怪我の早期発見に繋がるケースも多数。
ワンコのマッサージ方法はインターネットで検索すればたくさん出てくるので、できそうなものからチャレンジしてみて。
おわりに

Vantage_DS/shutterstock
デトックスにホリスティックケアと、ペットのライフスタイルはもはや人間顔負けのヘルシーなものになりつつあります。この背景にはペットの高齢化があり、人間同様、ペットにも心身ともに満たされた状態でより良い生活を送らせたいという思いがあるからでしょう。短命とされていたフレンチブルドッグもオーナーが正しい飼い方を学ぶ事で平均寿命は着実に延びていますが、平均寿命が長くなった今こそ、人間で言うところの「健康寿命(自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる期間)」を延ばす時。そのためにはまず、私たちオーナーがペットの健康について知る必要があるのかもしれませんね。
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今回はフレブルライフ読者の皆さまだけに、ドッグフードの闇や矛盾を伝えさせてください。
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